Goomer! - イベント用ツールを試行錯誤してる
相当先日になってしまいましたが、イベント内ツール、Goomer(http://g.cfe.jp/)を@kent013 @kkotaro1100 @tama_d と作りました。
と、書くと自分もがんばって作ったみたいな書き方ですけど、なんかもう言ったら出来ちゃったみたいな感じだったので、彼らはすごいですね本当に。
前書きとして、このサービス自体は現在実験的な物で、アクセスはできますけれど、公開サービスというステータスではありません。
色々動きますが(色々さわってみていただけますがが)、突然データが消えたりとかするとおもいますので、ご注意を。
後、このエントリの後半は @kent013 @kkotaro1100 @tama_d に向けて書いたものなので、そのほかの皆さんにはイミフかもしれませんがご容赦を。
Goomerとは
Goomerサイトのトップから引用。
goomerとは
Goomer(ぐーまー)は、イベント等でいいね!=goom!(ぐーむ!)を送りあうツールです!goom!は…
・数百でも数千でも好きなだけ連打して送れます!
・メッセージ付きも送れます!Twitter連携でログインすると
・Twitterアイコンが表示されます!
・相手がGoomerにログインしていなくても大丈夫!Twitter経由でMentionが送信されます!
YAPCにきた方で、LTソンをみていただいた人にしか通用しませんが、次期「拍手くん」です。
ついにPHPからPerlになりました!w
なんで?
・大人数イベントでは、端と端がコミュニケーション困難なのでツールがほしい
・会った人とSNS上でのつながりを作るのに、口頭でIDをおしえるのが大変なので一覧ほしい
・名言とびでたら、シェアしたい
とりあえずこういった理由で欲しいとおもいました。
私には壮大なる「ぼくのかんがえたさいきょうのいべんとツール」みたいなのがあり、それの一部分です。
ですが、最初で色々作り込むのは無理なので、とりあえず拍手君はLTソンで面白かったし、突っつきベースのツールを作ってみよう、という事でできたのがGoomerです。
ただ、イベント中にネットを大活用する人は、まだ世に大勢はいないだろうなという所が有り、
そうなると、あまり濃い事をやってもウケそうにないので、いいね!ベースのコミュニケーションツールにしよう、というのがベースになりました。
(ちなみに、いいね!ベースのコミュニケーションは、わりとこれ刺さる所が狭いな、という感想がすでにありますw)
すでにあるのでは?
Twitterとかのsnsや、Bumpとか、ATNDのユーザー一覧とか、あそこらへんがそうですね。
でも、現状はそれなりに不便です。
事前につながっていないと個別通信できない
一覧化して、つながっていなくても個別通信ができるようにしたいですね。
Mentionでいいじゃねーか!というのはあるんですけど、やっぱりこうIDをさがしたりするのだるい。
IDを口頭ベースで伝えるというのがいい加減だるい
同じテーブルにいる人とソーシャルグラフを確立するショートカットを提供したいですね、一覧になってればさがして指さすだけですし。
その場でなくとも、後で見れるのも重要です。
つーか、ATNDの一覧は本当につかいづらい(というかスマホ対応してないからな)
その場にいない人が、その場の情報を浴びてしまう
Hashtagは特にそうですが、すごい邪魔と言われてしまうかもしれないわけで、イベント毎に閉じたタイムラインを用意したい。
Twitterの実況は興味がないフォロワーにも送ってしまうので、皆さん無意識に量の調整をしているとおもいます。
ただ、それはキャップする行為に等しいので、そこの制限がなければかなりの量にも耐えられるとおもっており、クローズドならばもっと活発なコミュニケーションを行う事ができるようになるのではないか、と考えて居るわけです。
ただ、TLを用意するということは、データをストアしなきゃいけないという事になるので、どうしたもんか感もあります。現状データをため込みたいとは思わないのです。
現状Twitterにも積極的にリポストしているので(これ、もの凄い矛盾してますが)いいんですけど。
そもそもそんなツールが必要?
その場にいるのにネット上でやりとりする必要があるのか?という事については色々考え方があるとおもいますが、特にカンファレンス的な(少対多な)イベントならば意味があると思います。
前回の81忘年会の感触だと、現在のバージョンでは呑み会イベントだとそこのいる人の一覧としては便利だが、Goomを送ったりとかいう行動は割とマッチしねーなー、というのがありますね。まあ、そりゃそうだよね、楽しかったらスマホなんてさわらんよ。
なので、「ぼっちだよ!たすけて!」ボタンとか実装したらおもしろかったな!と思うんですけど、そこらへんはGoomerを会場の三割くらいの人につかってもらわないといけないかなと思って居て、別の方向で色々大変そうです。
でも、イベントのリアルのコミュニケーションと別のレイヤーの場があれば、色々面白いことができると思うんですよ。
まだ全部のイベントで効果のあるキラーな機能は沢山はおもいうかびませんけど。
Goom!コミュニケーションについて
とりあえず、シンプルにボタン押すだけでいい、という事をやりたかったので、現状兎に角いいね!ができるだけですね。コメント付きでおくれますけど、まあTwitterのMentionママですし。
いいね!によるコミュニケーションは拍手君でわりと面白いなっておもったので、いけそうかなと。
ただ、現状のGoomは「テキスト無しGoom」がうまく可視化されておらず*1。
Goomを連打出来ることが楽しいだろうという演出部分を優先した結果、「とりあえず空Goomをやっておいて、後でコミュニケーションを拾う」というメイン使われ方ができないという…見事に抜けました。*2
正直、一番想定していたユースケースが達成できてないのが非常に残念です(実際の所、データとしては保管されているので、画面をつくればとりだせるのですが)。
見た目と、「うごいている」という事を優先しすぎた感がありましたし、優先順位付けをメンバーに正しく伝えられなかった事が原因だと思います。まったく力不足でもうしわけない>各位
81忘年会での結果について一応
ざっくりいって、当日4〜50人くらいの人に「とりあえずは」アクセスしてもらえたと思います。
(iPhoneでのアクセスで、ある程度はその場にいない人だろう、という諸々を引き算したどんぶりですが)
トラフィックの多くはリファラ無しで、多分これはTwitterのアプリ内ブラウザ経由アクセスであったのだと思って居ます。
リピート数を見ると、3回以上の人が15〜18くらいいて、まあ、10人くらいはちょこちょことさわってもらえたのではないかな、という感じです。
イベントのツールとしては3割が目標という所があったので、私の宣伝不足(テーブルで口頭で、みせて、という感じの宣伝しかできなかったので)もあり、ものたりない結果になってしまったと思います。
すみません>各位
Goomボタン連打しても相手につたわらないのがやっぱりまずいですし、あとはテキストグームわかりづらすぎ!という意見多かったですね。改善したい。
Hachioji.pmでの結果について
拍手君みたいに、音がならないとダメだ。
あと、発表者が自動的に一番上にこないとダメだ。
とりあえずベストエルティニストをしらべられるような仕組みが必要。
今後
とりあえず、イベント用ツールなので、イベント駆動開発になりそうです(なんじゃそりゃ)
次のイベントどうしようかな…という所ですね…。考えないと…。
Hachioji.pmだけじゃねえ、なんかこうクラブイベントみたいな、パーティーイベントみたいなのでつかってみたい。
今後の機能
・空Goomの可視化
・Public TimeLineをもっと前面に?
・あまりにも同期なサービスなので、もう少し非同期でも、盛り上がりが可視化できるように、賑やかさがつたわるように
・「ぼっちSOSボタン」など、オモシロ機能の検討
・サウンドなど、Notification(まさかのネイティブアプリ?)
・Photo Goomできないかなー(まさかのネイティブアプリ?)
とかですかね。
本当の所は
ATNDとかあそこらへんのイベントツールがちゃんとそういうの整備してくれませんかね…っておもうんですけどねー。
イベントの前のツールは多いんですけど、中と後をサポートするツールほしいですね。
まあ、ボチボチ作っていきたいですね。