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4/1だし前職を突然退職させられたので株式会社はてなに入社しました

遅くなりましたが、昨年初めに「君の仕事なくなるんだよね」とチャットで伝えられ、「やめろってことですか?」「うん」という会話がなされて1年経ち、予定通り(?)5年以上10年弱はたらいた(検閲削除)を退職しましたことをご報告いたします。前職におきましては大変お世話になりました、ありがとうございました。

私は、前任の独りエンジニアが上層部とくっそ喧嘩した結果、「二度と連絡するな」で去っていくことになったので、炎上鎮火要員としてノー・ドキュメント、ノー・エスカレーションの地獄の現場に、フリーランスの中継ぎといわれて投入されたのですが、突然年末調整の紙がきて「えっ?バイトなのか俺は?」となりましたね。

その後有耶無耶にしながら生活していましたが、数年前に(結果として自分が参加した最後の会社懇親会で)「実際、俺の雇用はなんなんですか」と聞いて始めて無期雇用社員(≒正社員)だったことをしりました。世の中にはノーペーパーどころか、ノー口頭確認でも雇用はできる、勉強になりました。

で、そんな私が最初に書いた通り首になる(まあリストラ、ただし退職金などはないので実質追い出し)。ということは…退職エントリを書けるな?となった後、今までかいてませんでしたがコロナで暇な4/1の今書いています!

そういえば、正社員って正当な理由なく首切れないってきいたけど、配置転換とかそういうやり取りなしに初手で退職カードをだしてくる経営者はなかなか度胸で会社が長持ちしそうですね。

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閑話休題

業務内容としては、

  • 前任から渡されたド・レガシーコードの看取り
  • ActiveXという魔物が入ってる謎システム改修
  • 昭和のホテルばりにつぎはぎの10年物システム設計開発運用
  • 超有名(検閲削除)社のシステム改修
  • バグったコードをもらって、動くようにする、という業務
  • jQueryjQueryjQuery
  • VPS!レンサバ!FTP
  • 謎のソフトウェアが吐き出すコードをコンバートするツール
  • 某PF向けガラケーウェブアプリ開発保守運用
  • スマホアプリ向けバックエンドシステム開発保守運用(ただし、上のガラケー基盤からのコンバート…)
  • コード管理はビッバケ+hg、なぜなら金がないし、当時はgitとhgが争っていた(後にgitに半分くらいは移行)
  • 面倒なので自腹でツール契約

という世界でしたね。いままでの経験は存分に活かせましたが、この現場でのモダンな経験はほぼゼロです。ああ、(検閲削除)という某業界標準仕様(…のダメさ具合を)をまなぶために人生ではじめてセミナーにいかせてもらったな、合格証書どっかいったけど、知見は(反面教師として)活かせました。 しかしエンジニアは私だけで、あとはhtml編集に抵抗がない人が数名という感じなので、10、20年前のhtml+jQueryでかくのはもはや要件であったといえます。たとえば最後までcenterタグがありました。

まあ当然得たものはお金です、給料は記憶しているかぎり遅配なくもらえたのでえらいなとおもいました。(一度、ミスった源泉徴収用紙がきて、申告後、税務署に絞られたことはほほえましい思い出です)

そんな私が首になったら、はたして既存のシステムはどうなるのかなっておもったんですが、「新しいシステムを開発して乗り換える」と自信満々にいわれたので安心だなとおもいました。全部の負債はきえるんだ…よかった…。

エンジニアの首一つを切って新しいシステム開発のコストが捻出できるのかいまいちよくわかりませんが、多分レベニューシェアとかそういう話しでもしているんじゃないかと邪推しています。

(と、まあ、そんなふうに私はおもってたんですが、(検閲削除)の都合で、見知らぬ協力会社に引き継ぎらしいです、負債はきえないのか…。かなしい…。 「引き継ぎをしろ」しかいわれていないので、しっかりフランクなドキュメントかいておいたし、一度もお会いしませんでしたがテレカンを1回だけやったので十分でしょう。業界的には万全な引き継ぎですね。)

***

ああ…職場や同僚のことをおもいだします…いやおもいだせないな、会社には多分3回くらいしかいったことがない。

うーん、8年…くらい関わっていたのですが(書類が一切なく、入社のタイミングを誰もしらなくて社労士さんにしらべてもらった)、プロパーの人からみて(いや俺もプロパーなんだが)私はチャットワーク上にしか存在しない派遣か外注?という「概念」だったので、様付け、他人行儀でした、まあ寂しさがないのはメリットですね。(そもそも同僚の方がどんどん転職・入社されるのに挨拶できる場すらもらえないのが悪いが、あなたより社員番号若いんやで!)

それでもがんばって同僚との思い出を振り返りますと、チャットワークの画面だけがいきいきとおもいだせます。

強いていえば、4年か5年前にたまたま暇でレアなことにも会社の忘年会に参加した時、「都心でバリキャリの人は、初対面の人(ただし数年Chatworkでやり取りをしている)のTシャツについてケチつけ(て、他の人と話題にす)ることしか話術がないんだなあ」という感想です。お酒も好きだし、人と話すのも好きな自分ですが、人生の無駄と感じる飲み会をはじめて教えてもらえたので、やっと大人の階段をのぼれた気がします。

あ、あと、社長に一度ココイチのカレーをおごってもらえましたね、どんなトッピングもOKといわれた、太っ腹だ。

ああ、いまとなっておもえば、入社(当時は入社と思ってない)直後、去っていったエンジニアの言ってたことが分かるなあ、という晴れ晴れとした気分です。

とにかくお給料をいただけたので(お給料がいただけない会社も多い世の中なので!)すごい良い会社だったとおもいます。Chatworkの中でだけでやり取りしていて、月1で給与明細が届くという生活は本当によかった。完全リモートワークです、実際突然海外にいたりしてもIPリーチャブルなら安心して普通に仕事ができる。本当にやめたくなかった(まあ、いらないといわれてまでいるつもりはなかったですが…)。

欠点は「色々適当すぎるww」という所に集約されるのですが、まあ零細企業なんてそういうものなのです…。さすがに正社員だと飲み会でポロッとおしえてもらって判明したのには衝撃でしたが。

いずれにしてもまとめると、少々唐突な流れでショックではありましたが、長らくお世話になりました、大変ありがとうございます。御社のますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、なにかあればご連絡ください。

ということで、4/1なのですが、株式会社はてなに入社しましたことをご報告いたします。

株式会社はてなに入社しました - hitode909の日記


本日は4/1です。いいね?


ということで、(フリーランスの仕事はしてるんですが)半ば仕事は探してます。

書籍「みんなのPHP」を共著で執筆しました!!

どうも、uzullaです。

いまさら、という感じもありますが、12/7に「みんなのPHP 現場で役立つ最新ノウハウ!」という書籍が発売されました。私は実行環境の一部(ビルトインウェブサーバー、VPS、レンサバ)部分を担当しました。

まずはamazonリンクです、どうぞ。

さて、本書はどのように優れているか、みたいなのはどうやって紹介すべきなのかちょっとわかりません。最近の話題に広く触れられたムック本であり「この人が想定読者です!」というのがいいにくい書籍だと思います。

なにせ「おーい!磯野!野球やろうぜ!」という感じでみんながガッとあつまり、ワッと書いた、という感じなので、色々なトピックが所狭しと詰め込まれているのです。著者の多さたるや、こんなに多いの?雑誌なの?というレベルです。(なお、私はあいうえお順で先頭となってしまって恐縮です)

目次はgihyoのサイトにあります。

gihyo.jp

ただ、そここそが意味があるなと思うのは広く書いてあるという所ですね。PHPの本といえば初心者向けばかりなのです。実務者の視点がほしいなーという人におすすめいたします。

なお、私はもともとのページ数を大幅に超過したので色々あり、内容を半分くらいボツにしました、無念。実はそういった漏れたものはプリメントなGithubに書いてあります。

github.com

僕が大好きな、削られたへんてこなテク(ビルトインウェブサーバーでhttpsしたいときどうするの?みたいなの)はこちらにありますので、こちらもぜひどうぞ。(ページの都合上完全ボツになった、IaaS編、PaaS編もありますw)

こういうカンファレンストーク詰め合わせみたいな書籍がどう受け入れられるのかわかりませんが、次回があればぜひ皆さんも執筆者になっていただければと思います(???)

こちらからは以上です。

僕とレンサバとPHP

レンサバ大好きっ子のみなさんこんばんわ、uzullaです。

皆さんがレンタルサーバーが大好きかはわかりませんが、レンサバは今のウェブ文化を育てまた支えています。まあ、そんな懐古主義の話をしたいわけではないんですが。

たしかに大規模なECやSNSではもはやレンタルサーバーの出番はなくなってしまったと思います。しかし自由なウェブ、(規約の範囲で!)自分が好きにコントロールできるプラットフォームとしてレンサバはいまだもって重要なインフラといえます。(言い過ぎか?)

先日のロリポメイツでレンサバとGitHubを連携させて継続的デリバリーぽいことをやろうというトークをしました。

レンサバでねっとりとしたプアマンズ継続的デプロイ - Speaker Deck

レンサバといえばFTPなので、こういったgitでデプロイという使い方をしているのはごく少数だとは思います、これを推奨しようとかではありません(詳しい人には推奨しますけど)。というかこれはNetlifyなどのウェブ配信サービスのデッドコピーといえるでしょう。素直にそっちをつかえばよいのでは?まったくそうです。

かように多様なインフラが選択できる時代において、もっとモダンで(現場で)使いやすく、開発時に悩むところがないサービスを選択することは重要です、私もそういったサービスを普段から私事、仕事に活用しています。

さて、そんな中あらためてレンタルサーバーについて個人的な熱が盛り上がったために、PHPerKaigiにレンタルサーバーのトークを応募しました。これは今どき(今どきといっても、千差万別なので、私の事例が今どきというのは少々大風呂敷ですが)レンタルサーバー使いこなしについてお話する予定です。が、いまのところマジで反応がないので「やべー需要ないか?」となっています(聞きたい人はぜひブクマしてほしい)

fortee.jp

なぜいまレンタルサーバーなのか、それはPHPが多様なインフラで動き続けることを確認と応援していきたいからです。

PHPはウェブ黎明期から使われ、今も旺盛に使われているわりと希少な言語です。そしてインフラをみると加速度的に仮想化、集約化がすすみ、マネージドなオプションを提供するようになり、整備が進んだ結果、PHP(というかLAMP)のメリットは相対的に小さくなりました。というか今のウェブは迅速にスタートでき、開発者フレンドリーで大きくスケールができることが求められています。"レンサバ"はそれに対応ができません。まあそれは使い分けであって特に悲しむべきところではないんですが。

念の為に書いておくとそういった現場でPHPが採用できないかといえば、そうではないことは現実が立証済みです。「もっといいもの」という異論はありますよね、まあでも実際動いています。 (色々ツッコミはあるかとはおもいますが)大規模なSNSPHPをつかっていますし、大規模なチャットサービスは少なくない部分がPHPで書かれており、大規模な動画サービス(えーと、なんたらHubという某成人なサイトです)もPHPで動いているそうです。

つまりはインフラを適切に選べばPHP「でも」スケールはできる、LAMPにこだわらなければ。もちろん、メッセージングサーバーとかにPHP以外をつかうのは重要ですね。でも別に1言語に縛ってモノリシックな時代ではありませんからね。ここまでは皆さんそうだね、となるかと思います。ならない?まあなってください。

さて、そういった拡大成長路線ではいいとして、逆に縮退についてはどうでしょうか?拡大再生産を続けるサービスもあれば、どうしても止められずにそのまま使い続けるしかない、コストカットするサービスもあります。悲しいことですが、そういう場面もあります。

どこまで「楽に」縮められるか?PHPはそういった目的には結構強いと思います。(もちろん、そういうふうにできないPHPもかけますけど!)これを悲観的とみるか、柔軟性があるとみるかは色々あると思うんですが、私は後者だと思っています。

もちろん全部コンテナにぶちこんじゃえばいいんだよ!という発想もあるかもしれません(し、ただしいな!ともうっすら気づいていますが)、やはり月に5桁のお金が必要となる。(あ、一応いっておきますが、レガシーコードを延命という意味じゃないですからね、最新のPHPで動くコードの話です)

それならVPSでよいのでは?という話もありますがあらゆるものがマネージドになっていくのにアンマネージドなLinux boxをつくることは後退かなと思っています。

そのように私は思うんですけど、もはやいまどきの人はもうレンサバを触らないで成長してきたとおもっています。逆に参入障壁っぽいですね。数年前に「CGIの仕組みが理解できない」という話をきいて、なるほどとなったので、今はさらにそんな感じでしょう。

話かわるようですが、今度発売される「みんなのPHP」という本で様々な実行環境ついての書きました。ビルトインサーバー、レンサバ、VPS、(以降は私ではなくtaiko19xxさんですが)コンテナ、FaaS。 (なお、実はIaaSとPaaSもちゃんと書いたんですが紙面の都合ではいりきらず…、これはサンプルコードの方に原稿をおいときましたので、書籍の中にあるサンプルコードURLからたどって見てください、おまけということでw)

みんなのPHP 現場で役立つ最新ノウハウ!

みんなのPHP 現場で役立つ最新ノウハウ!

  • 作者: 石田絢一(uzulla),石山宏幸,遠藤太徳,大橋佑太,岡田正平,川原翔吾,木村俊彦,小山哲志,高橋邦彦,竹澤有貴,富所亮,長谷川智希,東口和暉,めもりー,山本ノリコ,吉田祐平,若葉章,渡辺一宏
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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gihyo.jp

まあー、こんなこといっても「またまたぁポジション〜」って思うかもしれませんねー。でも私は結構本気なんですよねー。レンサバはこのままいったらWordPressの次がでてこないですよ。今の"資産"をちゃんと活かすためにはWordPressだけ見てたらヤバいっすよ。もちろんレンサバでなく、PaaS的なものがくるだろうという読みをしている会社さんも多いと思います(少なくともいくつかの大手はそう踏んでいるんだと思っています)。しかしどうかな?

WordPressではない使い方をするレンサバは結構けもの道です、最近だれも通らなくなったから荒れ放題です。エラーログの確認一つとっても「マジでいってんの?」ってなります。ほんとに。しかしまあ、それは改善していけるんじゃないかなと。

ただ、それが続くと「これダメだな、つかわないでおこう」ってなれば、相手側も「ああつかわれないんだな、じゃあこれでいいや」となるのは商売上道理です。そこのところをどうにかできないかな?っておもっていますがみなさんはどうでしょうか?HerokuにのせればOK?でも(現実的に、実際問題として)Heroku一社しかないんですよね。一時期結構いたけど、みんな厳しそう。

まあ、とにかくあらゆるインフラにPHPを動かしていきましょうや!ということです、様々な現場に対応していくために。そんでもって最近無視されがちなレンサバをもうちょっと見てみませんか。

こちらからは以上です。