PerlでGifzo用サーバーをつくりました

正しくは、以前作成したGyazo用サーバー互換サーバー（ややこしい）のPyazo（https://github.com/uzulla/pyazo ）を拡張し、Gifzoにも対応させました。
今日のHachioji.pm(http://hachiojipm.org) #29のハッカソンでとりあえずつくったモノなので、普段使いにオススメしたいものではありません。
ちなみに作業時間の4割くらいはImageMagickやffmpegのDLやbuildに費やされたことをお伝えしておきます。

そもそも本家が素晴らしいサーバーを提供しているので、普段使いにはそちらをご利用ください。
理由があって自前で建てたいという奇特な人（俺だ）以外は別に用はありません。

むしろ、ないらしいから作ったのであって、もっと良い実装が他にあるのなら教えて頂きたいです！
（無い、とmoznion君にいわれましたが、もしあったら彼をシメる必要がある）

一応、Gifzoとはなにか。

http://gifzo.net/
こちらを御覧ください、とてもすばらしいものです。
手軽にGifを作れるのでマジ最高だと思います。

なぜ作ったのか

moznion「Gifzoいいですよね」
私「いいね、あれはクールだ、Yanchaにもつけたい（手軽にインライン表示させたい）」
moznion「でもあれはサーバーが公開されてないんすよね」
私「そもそもクライアントがバイナリじゃないか、Gyazoみたいにかきかえられないのでは」
moznion「OSSになりましたよ」
私「エッマジか、ホントだ。っていうかちょちょいと投稿先サーバー変えられるじゃん、これはいいね。じゃあ互換サーバつくるかー」
moznion「本当につくってくれたらLinux用のGifzoクライアントつくりますわー」
私「できた」
moznion「えっ」
私「じゃああと宜しく」
moznion「が、がんばります」

というと、なんかすごい感じだが

実際のところ名前の通りGifzoはGyazoと似た感じになっていて、違いといえば変数名が違う所と、サーバーには実はGifでなくMP4ファイルを送信しているので、サーバ側ではそれを受け取って変換しなきゃいけない、という位の話でした。とてもシンプルで良いと思います。

あと、返されるURLがGifzoではGif or MP4のDLページになってますが、別にMP4でDLさせることもないので、普通にgifのURLを返すようにしました*1。
もともとPyazoはYancha（ http://github.com/uzulla/yancha/ ）に画像を貼る為につくった簡単なGyazo互換なので、それで良いのです。

配布元

https://github.com/uzulla/pyazo/
こちらです。後日暇な時にコードを再整理します。
なにかご意見あればISSUEにでもかいておいてください、日本語でOKです。

でもまあ、そもそも他に使う人が出る気がしませんので、なおすかわかりません。

言い訳したいところは山ほどありますが、そもそも言い訳にしかならない感ありますので、特にしません。
テストがないとか小学生以下だな糞がとか、ログを雑に扱うと椅子投げるぞとか、シェル呼んでるところをImage::Magickにしないのかとか最たる所だとおもいます。

前2つは手抜きですが、最後のはPerlMagickのbuildがぱっとできませんでしたのであきらめました。ImageMagickやffmpegのbuildはロクな思い出がありません、手抜きよりちょっとマシな戦略的撤退です。

結局言い訳していますね、さいていだ！！！！

構築方法

1，gitでDLします
2，cpanm --installdeps . 的なことをしてCPANモジュールいれます
3，start.sh起動してみます。
（ここまでで、Gyazo互換サーバーとしては使えます）
4，ffmpegをいれます、MP4とPNG対応が必須です
5，ImageMagick、またはその互換であるYoyaMagickなどをいれます、PNGとアニメーションGIf対応が必須です。
6，start.shに直書きされているffmpegとImageMagickへのパスを適当に書き換えます
7，Gifzoクライアントの投稿先URLを変更します。
（Macだと defaults write net.gifzo.Gifzo url -string "http://hostname:5000/" などとコマンドラインで実行することで可能です。Winはしりません）