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Windowsのお手軽Perl環境DWIM Perl

先日のHachioji.pm #39でakira1908jpさんにおしえてもらったWindows向けPerl環境を試した

DWIM Perl

参考にしたのは以下のmyfinderさんの記事
http://qiita.com/myfinder/items/afee588f2af05a2ff252


http://dwimperl.com/

インストーラに何がはいっているかというと

  • Strawberry Perl 5.14.2
  • Padre (PerlIDE)
  • MinGWやdmake(コンパイラ環境一式)
  • libmysqlやlibgdなどといったバイナリライブラリ
  • cpanm

等がはいっており、色々揃えるのが面倒な人にうってつけ感ある。
環境変数をセットしたシェルを立ち上げてくれるcmdへのショートカット(Perl (command line))も入るので、大体なにも考えずにすむ

実際使い物になるのか

Padreが目立つけど、これは完全無視してかまわない。インストールすると入るPerlのShellが結構つかえる。

cpanmもはいっているし、MinGWも同梱されているので、XSなモジュールもそれっぽい感じで入る。


ただし、そもそもがWindowsなので、色々な所でモジュールのインストールのテストで失敗する、
そこは cpanm --notest とかforceでごり押ししていく必要があった(なので、全部が全部ちゃんとうごくかわからない)。

実際ちゃんと動くのか?

とりあえずDancerでつくった自分のPyazoはうごいた。
f:id:uzulla:20140216165817p:plain

https://github.com/uzulla/pyazo
からZipDLしてきて、適当な所(c:\pyazoなど)に解凍し、

cd c:\pyazo
cpanm --notest --installdeps . 
plackup app.pl

で起動できた。

Amon2

Amon2は依存ライブラリが沢山あるので色々大変だし(XSlateのtestでPerlが落ちた)、Starletがそもそもうごかないっぽいが、まあそこを避ければうごくっぽい。
f:id:uzulla:20140216165830p:plain

cpanm --notest Amon2

とかでいれられる(筈だが、ごちゃごちゃnotestだforceだとやったので一発かは、わからない)

本来Amon2のスキャッフォルディングは

amon2-setup.pl Hello

とかやるんだけどこれはうごかない。後で知ったのだが、amon2-setup.batがあるのでそっちをつかう。

で、batをしらなかったので、どこにあるのかなーってさがしたら

c:\Dwimperl\perl\site\bin

ここにあったので

perl c:\Dwimperl\perl\site\bin\amon2-setup.pl

でうごいた。
繰り返すけど、amon2-setup.batがあるので

amon2-setup.bat Hello

でもよい。

とりあえずできたらディレクトリの中にはいって、今のバージョンのAmon2はCartonをつかえといわれるけど、無視して

cpanm --notest --installdeps .

したほうが手間がない(testでコケまくる故)。


依存をいれたら、本来ならば

perl script/hello-server

で起動させるのだけど、StarletがWindowsダメっぽいので、

plackup script/hello-server

すると起動できた。

まとめ

とりあえず色々いれなくても一発で色々はいるので、開発や学習用のWindowsPerl環境一式という意味ではわるくなさげです。PerlのXAMPPっぽい(いや、XAMPPにはPerlはいってるから!)


Padreは勿論Perlに最適化されたエディタ(IDE)なので、エディタもおまけについてくる!という感じなのもよい。WindowsPerl開発環境構築とかさっぱりわからん、わかってるけど面倒、という人には良いのではないでしょうか。


ただ、sqlite3のシェルを同梱してくれたら自分的にはもっといいのになとはおもった。
(勿論、DBD::Sqliteのビルドはできるので(入っているので)、シェルがほしいだけなら別途自分でDLして入れれば良いだけではあるのだが)


こちらからは以上です。