Provisioning Frameworks Casual Talks vol.1 行ってきた
5/10に渋谷で開催された、Provisioning Frameworks Casual Talks vol.1にいってきました。
https://gist.github.com/studio3104/5417631
大盛況、ほぼ満席でしたよ!
なんの会?
国内でChef、Puppetでインフラを運用されているエッジな方々のトークでした。
具体的な所は半可通が嘘かいたらはずかしいので、アップされているであろうスライドや、他の人のレポートに譲ります。
参加された方のレポートリンクを集めてみましたので、これらをお読みいただければ十分です。
http://d.hatena.ne.jp/moznion/20130511/1368291455
http://d.hatena.ne.jp/inouetakuya/20130511/1368271417
http://blog.livedoor.jp/sonots/archives/26810152.html
http://d.hatena.ne.jp/toritori0318/20130510/1368212035
http://maoe.hatenadiary.jp/entry/2013/05/11/Chef%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%93%E3%82%8C_%23pfcasual
http://blog.kentarok.org/entry/2013/05/11/120202
http://smallpalace.hatenablog.com/entry/2013/05/11/060726
http://togetter.com/li/501076
※他にもあるかもですが、すみません。
自分的にはどうだったの
私は基本PHPerかつCGIおじさんですが、最新のオシャレを知るのがとても好きなのでまずおもしろかったです。
Chef、Puppet(的なもの)は今後まちがいなく重要になるのは間違いないといわれてますし、実際そう思います。
まあ、多分自分が仕事でつかうのは二周遅れですけどね!
突然ですが、chefとかPuppetとか関係無く感銘を受けました。
今回、jhotta さんのトークが結構おーっておもいましたね。基本的に海外の話を国内の我々に紹介してくれるトークで、そこからつながりつつ次のトークがNYのSeth Vargo ( @sethvargo )さんがリアルタイムに配信する形のトークで、ガチ海外、ガチ英語トークでした。
正直ウオッ!マジ英語!さっぱりわかんね!1~2割位わかったような…わからんような…という感じでしたが、単語をググったりメモったりしながら、国内ではあんまり聞かない*1話をいただいたわけです。
で、懇親会でjhottaさんが前にいらっしゃったのでお話したのですが、Chefだけでなく、海外で今流行っているLogstash*2 など、国内で知られていないプロダクトについて教えていただいたり*3、国内と国外で情報のギャップがあると教えていただきました。
「今後も本場の情報をもってきます」とおっしゃっていて、なるほどスゴイ。
世界に目を向ければ国内のエッジな人たちも知らない色々なモノがアッたりするわけですよね、そりゃそうだ。こりゃ国外のオシャレ情報がもっと知りたい!
もちろん国内にも海外の情報は沢山ながれてますし、私も海外のニュースみてますけど、どうしても読む*4のに労力がいるので、国内のニュースを主にまわってしまうのですよね…、和訳されている、というより、「この情報ソースが信頼できる!」という感じで。
多分、多くの人もそうだと思いますが(そうだとおもいたい!w)、安易にエッジな人や、有名な所をおいかけたくなるのは道理で、そうなるとどうしたって囲い込まれてグノ○ー的な問題がありますね…。
後、個人的には情報が「LL系」に偏りがちというか、ガチっと作られたものは知らないものがたくさんあるみたいですね。「ジャヴァ」って聞いた瞬間に逃げたりとか。これはまずい。「英語」もふくめて、もっと野生の情報もカジュアルに摂取していきたいと思った今日このごろです。
(今回ガシガシ行く質問がよかったですね、質問ガシガシ、すごく良い事だと思います)
さておき、話を戻して、自分のお持ち帰り情報
正直な話し、私は100台も200台もサーバーを回すことはまず無くて、多くても1システム全体で10台位なんですよね。
そこで同一構成はせいぜい10台。発表中で10台こえたらchef Serverみたいな事をnaoyaさんがおっしゃっていましたが、そこに掛かるのも大変な、まあペラいレベルですよ。
そうなるとまだChefとかバリバリ使う必要性が薄いやろ、という風に思ってるフシがありまして、(試しにVagrantのついでで数台にいれてみましたが)まだちゃんとつかってません。
… 一体、なんでそんな奴がpfcasualいったし??(前述の通り、面白いからですけど)
ただ、思想として、
「ブートストラップではなく、状態を固定するため」とか、
「ちょっとだけ構成変えたテストがやりやすい、つーかテストテスト」とか、
「仮にマイグレーションでぶっこわれても、レシピをロールバックして0からbuildすればすぐに戻せる(マイグレーションで戻さない)ので強い」とか、
なるほど概念としてオシャレだなーと思いました。
個人的には
・Tarballでbuildや!
・rpmでインスコや!
・up2dateで自動インストールや!
・apt-getでさくさくやで!
・yumに追加repoいれたれや!
・Gitとかで設定管理するんや!
・組んでからイメージパックすればええんや!
から続いて、
・時代はchefやで!
という感じになるんでしょうかね。(わかりづらくてすみません)
ま、昔から相変わらずですけど「もう次きたよ!!」という感じで、贅肉多めのCGIおじさんは、ふくらはぎパンパンです。でも頑張ります。
ところで、しょっぱい話で申し訳ないんですけど、最近なやんでるのは安VPSとか専用サーバーとかのバージョンアップ問題なんですよね。
あれってお客さんによっては年単位で動かし続けるんですけど、ミドルウェアはぼちぼちバージョンアップできても、なんだかんだでKernelがふるくなって、OSいれかえたいよ!ってなるんですよね。
でも、毎回nginxいれてー、Mysql設定してーとかやるのだるい(実際に工数かかるから、提案しづらい)、都合、まあ、今のままでもいいか…ってなりがちなんですよね。
そこでChef soloとかつかって、カジュアルにヤスイVPSをバージョンアップしやすくするってのがやりたいなーって思いました。多分出来るんじゃないかな…どうやろう。(でも、年単位経過したら、chef自体が時代おくれワロスwwwとかなりそうでもある)
ただ、Chefとかで最新版のPHPとかおっかけるのどうやってやんの感もあり、まだ手が出せる気がしません。
(自分でbuildするしかですが、rpm buildしてそれでやれって話になるのかな?正しい方法がまだよくわからない)
でもま、手間賃計算する仕事なら、そもそもPHP5.3か5.4とApacheやNginxがサクってはいれば十分だし、まあいいか。
さて、Studio3104さん++
すたじおなんとかさんが実に精力的だとおもいました。彼は本当にすごい、周りをよく見てるし。
彼の今後の活躍から目がはなせませんね!!!
今回は本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。
「MySQL Casual Talks vol.4の方式」について
今回、「事前登録なしの、定時もしくは定員になったら受付終了」方式で開催されましたが、これはドタキャンみたいなのに悩まなくていい(無駄が発生しづらい)と思いますので、これはこれでいいんじゃないかなと思います。
ただ、ギリギリに来た人向けに、もう閉めきったかどうか分かるAPIは必要じゃないかなと思いました(あのオフィスだから、というのもありますが)、
仮にですが、遠方からギリギリに来た人間がアワアワしてしまったらすごく惨めです!!
今回、運営的にどのメリットを目指して採用したのかはわかりませんが、ドタキャンによる余り問題なら、ATNDを当日に作るとかでもまあ良いんじゃないですかね。
基本ATNDが何週間も前にあるのがまずい(忘れる&予定が変わる&キャンセルしない)気がしてるので。
最後のまとめ
いやー本当にいってよかった!音声ファイルが後日~みたいな情報もあったけどガセだったみたいだし!いかなかったら聞けなかった!本当によかった!!
あと、あんちぽさんに過去カジュアル暴言を投げたことをおもいださせられましたので、来月のWeb/DB PressはPHPerとして(まあ毎月買ってるけど)買います。
余計な宣伝
Instagramを気軽にフォトブックにするカジュアルなサービスをつくったので、Instagramをやられている方は是非。
http://uzulla.hateblo.jp/entry/2013/05/08/124552