uzullaがブログ

uzullaがブログです。

フロントエンドのクラウドロガー・レコーダー、LogRocketの感想

先日「JSが『なんか』うまくうごかない」というクレームが来て調査しており、開発者ツールをみればわかることでも手元のPCで再現せず、その人のPCをみないとわからんな〜〜ということがありました。

こういうのむずかしいですよね、エラーがあらゆる所でランダムに発生する(と主張されている)場合には問題が発生しているユーザーにデベロッパーツールを開きっぱなしにしてもらうのか?という問題もあります。

…と言う気分でTwitterになにか無いかとボヤいたら、JSのプロのmizchiさんにレスをもらいました。

ということで速やかにLogRocket、使ってみました。結果としてはとても役立ちましたね。

logrocket.com

"Stop guessing why bugs happen"というワードが実に良い。

結論からいって、解決に役立ちました。十分な情報が得られます。だれが、どの画面で、いつ、どういうエラーがでていたのかが一目瞭然でした。そして、一部環境以外ではエラーがでていないことも確認できました。最高。

LogRocketとは

  • JSのエラーが発生していないか
  • あるユーザのブラウザにどのように表示されていたか(動画のように表示される)
  • 勿論エラー発生前後の画面の様子も見れる
  • どういったHTTPリクエストがあったのか(所謂Networkパネル、ヘッダーも見れる)
  • ユーザーはどういったブラウザ・OS環境なのか

さらっとかきましたが、これ本当にすごいです。最高では。

JSのエラー確認

まず、何が良いってエラーをまとめてもらえることです。すでにこのサービスのJSエラーはあらかた潰してあったので「エラーが多くてみつからない!」という事はなかったのですが、そういうこともあるでしょう。また、発生頻度が集計済みなのも便利です。

f:id:uzulla:20181205145417p:plain

さらに、このエラーはLogRocketの中で「チケット」的な扱いになっていて、解決!とすると、同じエラーをまとめて非表示に出来ます。対応してないエラーに集中できてよいですね。 (なお、放置すると設定期間で自動的に処分され、空気読んどるな?という感じはありますねw)

詳細を開くと具体的なエラーログなどが確認出来ます。開発者ツールのConsoleくらいの情報量はあるので十分です。

f:id:uzulla:20181205145452p:plain

f:id:uzulla:20181205145436p:plain

(一応、エラーの行情報からソースコードを表示してくれるのですが、無名関数だとおかしい場所が指し示されてしまうなどはあります。(こういうのが多いと、無駄でも無名関数はへらさんといかんなあという気分にもなる))

f:id:uzulla:20181205145724p:plain

やはりユーザーの画面で「どのような時に」エラーになったかを再生することができるのがよいですね。どこをクリックしたとか、どういう遷移できたとか、そういうのが相手の苦痛なくヒアリング無しでわかるので大変に!!助かります。公開できる情報じゃないんで皆さんにみせられないのが残念なんですが、本当にすごいので皆さんためしてみてほしい。

操作している画面がそのまま見れる

そんなことが実現可能なのかとおもっていましたけど、本当にできていましたね、どういう理屈なんだ。Videoみたいなもの以外はアニメーションもちゃんとレンダリングされているようです(Gifアニメ、JSによるフェードアウトなど)、スマホももちろん対応です。

まあ〜〜非常にわかりやすい…クレーム対応でなくてとも、何人もみていると「ああ、ここで迷うんだな」ということがよく分かる。ロードが遅くてマウスをくるくるまわすのもわかる。

(ただ、私の(ここでの)立場はあくまでも実装エンジニアで、仕様策定者に「こうなっているらしいですよ」「へー、きょうみないや」みたいな感じなので活用できていないのだが…)

f:id:uzulla:20181205151107p:plain

このレコード機能はどうやって実装してるんだ?思いましたが、録画とかではないです。プレイヤーのiframeの中に元のサイトが改変ミラーされていて…みたいな感じになっていて、なるほど…?となれます、すごい…。

Liveも見れる

なお、レコーダーの再生は「リアルタイム」にも対応しています。YoutubeのLive再生みたいな感じで録画再生が終わったらLiveに移行できます。

これもユーザーサポートでは非常に便利ですね。後述のユーザーIDとのひもづけをしておけば探すことも簡単ですし、相手に指示もだせるとおもいます(そこまでやったことはないので、実用的かは不明)

一覧で「現在LIVE中」かわかると助かるな(まあ、小さいサイトでしか実用的ではなかろうが)、1 min ago とかの表示でもいいんだけど。

セッションについて

記録の単位は「セッション」になります、ブラウザの一時 Cookieみたいな感じです。課金単位はこのセッション数です。

重要なのは、SPAでない普通のページ遷移を伴う場合も1セッションとして扱われることでしょうか。いわずもがなこれは非常に重要ですし、よくできてるな〜〜ポイントですよね。

なお、「便利だから!」てサイト全部に影響する所でトラックJSを埋め込むと、1セッションが長すぎて確認のための早送りが大変になります(まあ、サービスによるでしょうが)。なので、ある程度タグを埋め込む箇所は調整したほうが良いと私は思います。

セッション検索は結構豊富なメタデータで検索出来ます。

f:id:uzulla:20181205151224p:plain

これを組み込むことでクレームがくるか?

これ結構心配していましたが(なにかが破滅したり、やばいくらい遅くなるとか)今の所そういった問題はなさそうです(もちろん帯域は無駄に消費しちゃっているのでしょうが)。

まあ、今回はユーザー数が多くないBなサービスなので、サンプル数が足りないかもしれませんけど。

正直サービスが(検閲削除)向けなものなので、ロード速度の悪化具合とかまではちゃんとチェックはしていないです。

どれくらいインストールに手間か?

サインアップはすぐにできて、あとはタグをサイトに貼り付ければ記録出来ます。

さらに、タグにメタデータを追加できるので、UserIDを紐付けることでWeb UIから該当のユーザーを調べることが可能になります。エラーが発生しているユーザーアカウントをCS経由で問い合わせなくて良くなるので最高!!!

最終的には、タグは以下みたいな感じになりました。

<script src="https://cdn.logrocket.io/LogRocket.min.js" crossorigin="anonymous"></script>
<script>
if(window.LogRocket){
  window.LogRocket.init('********');
  if( USER_ID !== 0){
    LogRocket.identify(USER_ID);
  }
}
</script>

調べながらやったんですが、まあ30分〜1時間あれば使い始められますね。

プライバシー(?)等について

画面をログするので、プライバシーみたいなものが気になると思います。正直ここまでログできると、正当な業務であっても難色を示す人はいそうです。(「保存ボタンを押す前の下書き」まで見えるわけですからね)

一応、HTMLのクラスなどに特殊な指定をすることで、録画しないように出来ます。(つまり、かんがえられてはいるということです)

それ以前(?)に、一般向けへのサービスだとプライバシーポリシーやGDPR周りで苦労がありそうですが、まあ、このあたりは色々考えていくしかないかな〜という感じですね。

docs.logrocket.com やっていってはいるようだが、自分のところでユーザーにどうやるか、という話は別問題。

まあ便利なロガーはこのあたりの問題をどうやっても抱えるので、各自(法務と一緒に)なんとかしていきましょう。

まとめ

エラーが発生「した」ことがわかるツールは現状把握には重要だと思いますが、そのエラーを再現させるための情報収集で大量のprintデバッグが必要になりがち。

そのあたり、LogRocketだとどういう操作をしたか(XHRでどういうリクエストを飛ばそうとしたか含む)などがわかるので実に簡便。

LogRocket非常に良いですね。

追伸

アクセス数の多いサイトや、何でもかんでもログする!だとめちゃめちゃ高くなるかも。

https://logrocket.com/pricing/

※ プライス表は、ログインした後にもう少し細かいものがあります。

サーバー側で「このユーザーIDや、環境や、(サービスの保守)契約プランならJSを読み込ませる」とかしないと無理そう。(そうすれば、大抵1万セッションくらいには収まるのでは…?)

例えばですけど、「IEだけタグを出すようにする」と、もはやシェアが減りつつあるIEのJSの互換性チェックできますね…便利!!

ただ、エラーはすべてを確保しておくのが迅速な解決につながるし、状況に応じてかな〜。NewRelicみたいにオープン初期は金を積む!とかもよいかもしれないですね。

あるいは、JSエラーの検知だけは別の安価なツールで検知して、必要に応じてこいつを差し込めるように…、くらいがよいのかもわからん。(CDNはいってるとちょっと面倒かな…)

あ、セッション数が溢れた後の挙動はまだわかってないです、使い切っていない(後で追記するかも)

簡単でしたが、こちらからは以上です。

PDのためにUSB-Cに転向を試みたメモ

HDMIポートがついているMacbookProが最高と考えているuzullaです、こんにちは。

もちろんUSB Type-Cもドングルが必要なので嫌だったのですが、実際にはすでに私はMacbook12(Type-Cしかコネクタがないやつ)を持っており、そろそろType-Cに移行するのもよいのではないか?と思い、表題の通りですが転向を試みました。

目的

  • Macbookを中心として、遠出の際の荷物を軽くしたい。
  • iPhoneXの充電速度を上げたい
  • どうやら近いウチに不可避となるType-Cに慣れておきたい

iPhone Xの充電

充電速度については、純正Type-C<>Lightningケーブルを使うと高速に充電できるのがポイントですね。80%以下だと実際高速。

残量が80%以上ある状態だと、ワットチェッカーでチェックしても5V以上あがらなくて、最初不良品を疑いました。(が、仕様でした)

PD充電できるケーブルは現在純正しかないらしいので純正をつかっていますが(出来るような雰囲気を醸し出しているType-C<>Lightning社外ケーブルは結構あるが、すべてPD非対応っぽい)、正直長い。早く15cmくらいのケーブルが出てきてほしいですね。

PD対応モバイルバッテリー

個人的にはでかいバッテリーは使い切れないし、5000mAhで十分だと思っています。しかしPD対応の有名所のバッテリーは20000mAhとかばかりで良い選択肢がない。Amazonをさまよい、今回は以下を買ってみました。

ロゴはダサいですが質感は良い感じ。実際にちゃんと5Vを超える電圧出力がなされていることも確認しました。

この「10000mAh」が有名メーカー並か?という所については少々疑問はありますが、iPhone 1回はちゃんと充電できるかなーという感じですね。 PD対応なので、このバッテリーへの充電の速度も高速で気に入りました。

また、MacBookSurface Goにも充電することができました(起動しながらの充電だと少々ゆっくり(使いながらだと30分で〜10%くらい?サスペンドしていれば2〜3倍の速度、12Vの1.1Aで13Wくらい。もちろんフルチャージはできない(感覚的に30〜50%分くらいかな…)が)。

余談ですが、このバッテリーはポートがたくさんついてます。microUSBから充電したり、USB A出力の口が2コついてたりするのもポイント高い、何気にQCにも対応してますし、スペック厨にはうれしい。

欠点としては、Type Cのコネクタがちょっとゆるい気がします。外で気づかないウチにケーブルが抜けている事が何度もありました。まあ、しゃーないかなとおもいますが、これ以外はほとんど不満がないので残念です。(個体差かなー、もう一個買ってみるかなー)

小型ACアダプタ

こうなると、当然小さいPDのACアダプタが欲しくなります。Cheeroの18W1ポートにしようかと思ったのですが、出先だとUSB Aが一個あると非常に重宝しますよね(変換も持ち歩きたくないし!)、ということで以下のものを購入。

Type Cケーブルも付属しているし、Macbookにもちゃんと(18Wなりですが)充電できました。

欠点としては、USB Type Aを接続すると、Type-CのPD給電はできない事ですね(両方5Vに落ちる)。寝る前にiPhoneともう一個USB機器を充電する用途なら全然問題ないのですが、Macbookにつなぐなら他のUSB機器は繋げない(つないでも充電されない)のはちょっと残念。

今は軽さが重要なのでためす気にはなっていないのですが、Anker のやつとか、以下のやつがよさそう。(スペック上は、同時接続でもPDがおちないように見える)

Macbook

(今回の本筋とは関係ないんですが)MBPは昔より軽くなったとはいえ、Macbook12との重量差は400gはあります。さらにACアダプタも100gくらいはMacbookの方が軽かったりします。この間の旅行ではMBPをあきらめてmacbookだけで移動したんですけど、本当に軽くて最高です。

さて、しかしながらMacbookはType-Cのコネクタ一個しかついておらず、そこにACアダプタと(たとえば)SDカードリーダーが同時に繋げない。なので、充電しながら外部機器をつなぐのにドングルが必要ですね。

www.apple.com

で、このドングルはシンプルなものですが、もうちょっと多機能な奴があります。以下みたいなUSBの口が3つついてたり、SDカードリーダーがついてたりして便利です。

で、最初この社外ドングルと社外の18WのACアダプタとLightningケーブル(Type-A…Type−Cがささるドングルがない!なんでや!)を持って外で作業してたんですど、Macbookの電池が減るんですよ。

なんだなんだとワットチェッカーを差し込んでいろいろ見てみたら、こういったハブはあんまり電気が通らないんですね…。

※ 2018/12/22 Ravpower と Cheero のPD対応電源を買ったので、それも記載

ACアダプタ ドングル V A W
Omars 18W 直つなぎ 14.4 1.1 15.84
Omars 18W 社外ドングル 14.3 0.44 6.292
Omars 18W 純正ドングル 14.4 0.65 9.36
Cheero 18W 直つなぎ 11.7 1.37 16.03
Cheero 18W 純正ドングル 11.8 0.74 11.8
純正AC 直つなぎ 14.2 1.88 26.696
純正AC 社外ドングル 14.3 1.18 16.874
純正AC 純正ドングル 14.3 1.39 19.877
RavPower RP-PC104 45W 直つなぎ 19.1 1.37 26.167
RavPower RP-PC104 45W 純正ドングル 19.0 1.24 23.56

見ての通りなんですが、18W+直つなぎで(少々低いがw)15W流れるのに、社外ドングル通すと6Wしかながれないんですよ。Vがちゃんと14Vでているので、PD非対応ということもない。

で、純正ドングルだと「もうちょっと」流れる。まあこれも直つなぎよりだいぶ低いな〜って思いますが。

ただ、純正ACはやっぱり強いんですよね。ドングルつけても16W流れる。ふーむ。(逆にこれってどういう相性問題なの?という気もしますけど)

さらにいえば、純正ACを上回るのがRavPower RP-PC104 45Wで、こいつは直つなぎだと同等のワットだが、ドングルを指しても23WがMBにながれる、強い。やはり純正の30Wはもう一息ほしい感じだったのがよくわかります。

なので

  • ドングルを使うなら、この社外18W ACアダプタは微妙
  • 純正の30W ACアダプタはドングルをつなぐとドロップがある。高出力を検討しても良い
  • いずれにせよドングルは充電速度を押し下げる
  • 見てもさっぱりわからんので、ワットチェッカーは重要

という感じですね、

なお、この時純正AC+純正ドングル構成で、ドングルにiPhoneをぶら下げてみると、AC<>ドングル間が 14.3v * 1.7A = 24.8Wに増加してACアダプタの性能を使おうとします。

その時ドングル<>iPhone間は4.85V*0.9A= 4.3Wが計測され、Mac側へ回される電力は(計算上は)かわらず19Wで、1AくらいはiPhoneに流れます。これはまあぼちぼち悪くない気がします、充電もゆっくりですがなされます。

これが社外ドングルだと AC<>ドングル間が14.3v*1.36A = 19.448Wどまりで、 iPhoneには5v*0.47A=2.35W しかながれませんでした。 計算上Macには16Wくらいしか流れない感じです。iPhoneもこの電力だと充電できるか怪しいです。

(もちろんですが、これが社外+社外だと、合計でも10W以下しか流れないので、すごい勢いでMaciPhoneも電気がなくなります)

ということで、

  • 社外のドングルは微妙!(ちょっと古い製品なので、最近のは違うのかな〜?)

という感じですね。

私はできるだけUSBテザリングするので(モバイルホットスポットを避ける習性があるw)、最低でも純正のドングルを持ち運びたいと思います!

まとめ

USB Type-C、PDはちゃんとした組み合わせでないと性能が出ないですね、特にドングルやHUBみたいなものは脈絡なく半分くらいしか流れないとかあるようなので、電力を測ってみないと安心して使えそうにないです。難しい!

すでにType-Cの世界で長く生きていらっしゃる方々のほうが詳しいかなとおもうので、もし良い(軽くて、充電速度が早い)構成をご存知ならぜひ教えてください。

ACチャージャー側にドングルが内蔵されているみたいな製品でてこないかなー。こちらからは以上です。

非常に偏ったグアム旅行のメモ、携帯プリペイドSIMとタクシー(Stroll)について

この間様々な機会があり、初めてグアムに行ってきました。

その時に事前に知っておければよかったいくつかの情報のメモです。

通信について(いわゆるSIM)

前提として、グアムのインターネットは基本遅いです。大抵の場合、(かなり高級なホテルでも)ホテルのWifiも遅いです、本当に厳しい。

f:id:uzulla:20181121023435p:plain

本当に高速なインターネットがほしいなら、金の糸目をつけないで課金(SIMを買ったり、ホテルWifiのアップグレードしたり)しまくりましょう。所詮数千円の差です、我々には微々たる誤差です。

SIM

グアムには4キャリアがあります、どれをつかうべきか悩むと思います。

キャリア名 速度 価格 備考
IT&E LTEだが600kbpsくらい $20/4days prepaid sim、空港で買える
GTA 300〜800kbpsくらい - KDDIローミング、SCV33の都合でLTEではない(!)
Docomo Pacific(友人の携帯) 2Mbps $30/7days iPhone
iConnect (試していない)

3キャリアつかって見ましたが、速度でいうとDocomo Pacificが一番高速なようです、おそらくエリアも1番。

「じゃあDocomo Pacificだな!」と思うでしょうが、これは空港で売ってません。ショッピングモールに行く必要があります(後述)。

f:id:uzulla:20181121023618p:plain

私が買ったSIMはIT&Eで、空港にカウンターがあります。担当者も日本語がわかり、すぐに買うことができました。 設定にもたつかなければ購入には10分くらいじゃないでしょうか。(私は後述の通り電波の問題でもたつきましたw)

オチから言えば、私は以下のどちらかがいいと思います。

  • 空港で買えるIT&Eにする
  • 国内キャリアの海外パケホでSIMを買うまではねばる
  • IT&Eをつかいつつ、Docomo Pacificを買いましする

IT&EはDocomoよりは遅いという程度で、エリアも広いし大きな問題はないと思います(バンドの問題はありますので、iPhoneがよいでしょう)。

なお、日本の3キャリの国際ローミングで最後まで粘るという選択肢についてですが、海外旅行をしていると現地電話(SMS)番号が無いと色々不便とおもいます(経験上)。同様に、TEL番号がないのでモバイルルーターを借りるという選択肢も私の中では無しかなーとおもいます。

グアムの携帯ショップの話

全キャリアがショップをかまえるmicronesia mallにいってみたのですが、結構人が並んでいて、結構待ち時間があるなあという感想です。空港で買っちゃったほうが早いのでは…?と思います。

http://www.micronesiamall.jp/

の順番で店のサイズが大きく、混んでいるという感想。

キャリアショップには年契約の端末や、$10くらいはいっているプリペイドの端末があり(旅行客がこれらを買えるのかは不明)、iConnectはSamsungのキャンディーバー端末(いわゆるノキアガラケーみたいなの)もあってなかなかよかったです。

なお、もちろんショッピングモール以外のロードサイドにも数店舗携帯ショップはあるのですが、歩いていくのは厳しそうです。

バンド(電波周波数)の話

今回iPhone XとアンロックしたSCV33(いわゆるKDDI Galaxy S7 edge)を持っていき、SCV33に現地SIMをさそうと思っていました。しかしながらSCV33とIT&Eは相性が悪く、「まったく」電波を拾わなかったです。

Samsungはグローバルに強いとだろうと私は信用(盲信?)していたのですが、グアムのBandはだめでした。出国前にバンドをちゃんと確認しないとだめですね。

IT&Eの販売員いわく、「電波を掴まないなら、返金もできますよ」とは言っていました(チャージをするまでは許してもらえそう)が、現地SIMをiPhoneに挿して、日本SIMをSCV33にさすことにしました。(SCV33はKDDIローミングGTAの電波はつかみました)

わかってはいましたけどiPhoneは対応バンド最強ですね、最高!

昔から海外携帯としてつかっていたGalaxy S3を持っていけばよかった…。(もちろんLTEとかはないが、WCDMAでも十分なので…)

販売員のお姉さんいわく「あー日本の携帯はよくあるんですよね、Xperiaとか。ファーウェイとかはまあぼちぼち」だそうです。

このような悲劇をうまないために、出国前にバンドをどうやって確認するかについてですが、キャリアのHPは見づらいので(まあ、国内キャリアだってバンドの数字が目立つところには書いてないですけど)、帰国してから知った以下のサイトが見やすいのではとおもいました(正確なのかはしらん)。

https://www.frequencycheck.com/

Free(?)Wifi

海外にいくと「そこらにFree Wifiがあるから大丈夫!」といわれますね、まあ確かにMallやCafeやレストランにいくとWifiはあります(パスワードは言わないと出てこないことも多いですが)。

ただ、常時使いたいのがインターネットではないのだろうか。私は根性ないですし、レンタカーをかりて移動などしたい。なのでWifiを頼りにするという発想はないです。

個人的な感想はさておき、タモン地区(いわゆるリゾートホテルが多い所)は、たしかにWifiが多くとんでいます。その中でもDocomoPacificのWifiは結構見つけられます。

そして、そのDocomo PacificのWifiは日本のdアカウントがあれば無料で使うことができます!そしてdアカウントはdocomoユーザーでなくとも取得できます!出国前にアカウントを作っておくとよいのではないでしょうか。

なお、昔はJCB会員向けにFree Wifiがあったらしいのですが、今はないみたいです。

完全に余談のUnited の機内Wifi

今回Unitedのフライトだったんですが、Unitedの機内Wifiは$9くらい課金するとインターネットに接続出来ます。最近JALとかで高速な機内インターネットを体験していたので完全に油断していたのですが、めちゃめちゃ遅い。

具体的には、下り20kbps〜60Kbpsという感じです。すでに起動しているSlackの再接続はかろうじてできましたが、スマホの写真アップロードは一度も成功しませんでした。

f:id:uzulla:20181121023730p:plain

「ああー機内インターネットって遅いなあwww」と確認して楽しむためのインターネットで終わりましたw

なお、楽天カードがオーソリ通らなかったので、カードは複数枚持っていくと良いとおもいます。

現地交通手段の話

グアムは狭いですが、公共交通機関はいまいち(?)なのでタクシーが定番のようです。ただ、料金がいまいち不透明だし(チップもそうですね)、私は現金を極力使いたくありませんでした。つまりuberみたいなのを使いたい。

ただ、Uberはグアムにはなくて、Strollというアプリが存在しています。

http://strollguam.com/

Strollはちゃんと動作して実用的でよかった。事前に料金がわかるし、行き先をドライバーに英語で説明不要だし、現金(とチップ)が一切不要、最高。

しかしアプリとしてはバグ?が多くて微妙です、以下つらつらと書きますが、近日中にも「治る」かもしれないので、あまり信用はしないでくださいね。

「認証番号」とかいうのが届くが、使わない(w

アカウント登録時にメールで4桁の数字が届くのですが、どこにも入れるところがありません。(つまり、不要です)

Strollでレポ検索すると「国内で登録しておこう!」という話が結構見かけられましたが、実際には国内では登録しておく必要はないし、むしろ現地のTEL番号がないのに登録するのはよくありませんでした(後述)。

電話番号が変更できない

アカウント登録時に電話番号をいれますが、後で変更できません。(Strollのドライバーはできるっていってたけど、やり方がわからない…、入力欄はグレーアウトしたままだし…)

基本的にStrollドライバーからの連絡は電話で行われます(後述しますが、SMSでもできました)。なので、現地のTEL番号がはいっていないとつらい(一応、Booking時にコメント欄があるので、そこに現地TEL番号をいれちゃうという手もありますが、とにかく国際電話経由のローミングはきびしいでしょ)。

ということで、私は滞在中にアカウントを作りなおしました。

カードが通らない(ことがある)

これは一緒に行った人の話ですが、JCBとMasterが通らなかったようです。(私はVisaで問題なく、その人もVisaで通ったらしいという話でした、まあその時GWがメンテだったのかもしれません)

これがきびしいのが「カードをアプリに登録時」には特に文句をいわれず(オーソリしてない?)、乗車した後にきかれるそうなのです。

その場で通らないと結構厳しい気分になれるでしょうから、ブランド違いの国際カードを持っていくのをおすすめします。 (まあ、海外旅行に行く人においてはそれは普通でしょうけど)

Bookingが成功していることに気づかないことがある

「今すぐ」に来てほしいというBookingのほかに、帰国時間に合わせて時間指定でのBookingもできます、これは実に便利。

ただ、これがUIがおかしくて、Bookingが成功しても「成功した!」とか表示されませんでした。

無言でロード中が消えたので、失敗かなとおもってもう一度Bookingしたらダブルブッキングしてしまい、片方をキャンセルすることに…。気づいて即キャンセルでもBookが成立してしまっていて$5かかりました。悲しい。(Book成立前ならお金はかからないようです)

「あれ?Bookingのロード中がきえたぞ?」とおもったら一旦画面を抜けてBooking一覧を確認すると良いでしょう。

Strollテク

上にも書きましたが、Strollはドライバーから電話がかかってきます。しかし私は英語ができません!(電話だとマジで通じませんよね)、なのでSMSをつかいます。(Strollドライバは基本的に携帯電話を登録しているので)

TELがかかってきても無視してSMSで折返しメールして「すまん、いま電話にでられへんねん」とかいってSMSを送りつければなんとかなります(なりました、サンプル数1)。

ヒアリングや発音が糞の私でもこれで万事解決です。

唐突ですが、こちらからは以上です。