TOLOT楽しいよ!
TOLOTとは
ネット注文で62Pのフォトブックを作れるサービスです。
とりあえず現在までに5個くらいつくったので、感想などを書いてみる。
iPhoneアプリは全然つかってない、デジカメ+AIRアプリの構成でつかった感想になります。
アプリの出来など、使ってみて、すぐ分かる様なことは特に書かない。
TOLOTのフォトブック
ぶっちゃけTOLOTは凝った事はなにも出来ない。テンプレートに押し込まれます。
ただし、気軽な事が重要なので、これはデメリットではない。
普通の写真が閉じてある、と思えば楽しい。
なので、このフォーマットで使うのだ、と割り切りが重要になるだろう。
(逆にいえば、このフォーマットで映えない写真は、微妙になる)
画質について
網点印刷なので「PC画面ほどカリっとしない」、パッとみてカリっとしてないのは「うーん」ってなる。エッジ、細い線についてはかなりジャギーが気になる。
ぶっちゃけ高級機で注意深く印刷した写真より落ちる。つまり高画質ではない。
ただ、じゃあ入力画像はなんでも大差ないかというとそうでもない。元来iPhone向けサービスであるが、一眼レフで撮影した画像はちゃんと判別出来る。
色については、フォトブックを見る時の光源にかなり左右されるが(暗い所と明るい所での見栄え差がかなりある)、赤が強い。
TOLOTはDPE屋ではないので、補正はされない。ちゃんと自分で補正しましょう。
明暗については案外広い範囲で再現されているのだが、暗部は結構沈む。
ただ、真っ黒な出力でもにじんだりしないので、沈ませるのはかなり楽しい。
構図について
元々iPhone向けだからか、縦の画像が重視されており、一般的な4:3の縦横比だとかなり寂しいページになる(画像が小さくなる)。
1:1程度にクロップすれば良い感じになるので、積極的なクロップをお勧めする。
前述の通り解像感も無いので、横長かつ緻密が求められるパノラマ系写真はまったく映えない。
「90度回転すれば?」と思うのだが、(やってみると解るが)現在「横幅フィット」でリサイズを書ける設計になっており使えない。
本は自由に回転できるのが強みなので、是非この辺りは対応してもらいたい所。
じゃあどんな画像が映えるか?
まず、絶対に縦画像がよい。
構図については、フォトブックの「ひらき」が結構固いので、閉じの余白はちょっとだけ考えた方が良い。
ぶっちゃけ、縦の日の丸構図が一番楽に映える。(ポートレイト向けだなー)
画像の解像度はあまり要求されないし、解像度を求める写真は映えないのでおもいきってクロップしたほうがいい。(最低1000*1000程度あれば、もつんじゃないのかな)
ジャギーはいずれにせよ出てしまうので、シャープネスはすこしかかっているほうがいい。
コントラストは高めなほうが映える。
WBは趣味になるだろうが、ギリギリ青めにしたほうがいいかもしれない。なにも考えないで作ると、赤ら顔になりやすい。
露出についてはオーバー気味のほうが映える。がっつり露出を上げて色ノイズがでてきても、あまり目立たないので思い切った現像をすることをお勧めする。
ただ、アンダー、ローキーな写真も案外楽しいので、いくつか作ってみるといいんじゃないですかね(心なし持ち上げた方が良いが)。
配置について
そのまま流し込むと結構微妙な感じになるので、並び順は色々整理したほうがいい。(同一ページに、まったく縁のない画像がくると、変)
ただ、現在のAIRアプリは、並び替えが本当にもの凄くやりづらくて、軽く殺したくなるほどイライラするので、ここはなんとしてでもどうにかしてほしい。
並び替えが快適にできれば、しばらく我慢できるが、並び替え等がどうしようもないのだけは我慢ならない。
できるだけ、62P分の写真を用意したほうがいい。
リズムを保つ為にテキストをいれるのは悪く無いが、どうせなら写真を多く入れたほうが楽しい。
テーマにそって62P集めるのも楽しいけれど、普段から適当にとっている写真を時系列で入れていくのが気軽で良いのでは。
乱丁落丁とかそういう話し
一応書いておくが、他の人の写真が混ざってるとかはない、印刷ミスなどね。
問い合わせフォームから問い合わせれば、速やかに、実にシステマチックに対応してくれます。
軽くシステマチック過ぎる気もするがw
ココまで色々かいたが、TOLOTのサイトに色々情報ある
ので、見た方が良い。
ただ、この物に、あんなに手間かけさせるの?って思うが…。
見開きとか、イチイチ自分で作成するのは苦行。
とりあえず試して見るといいよ!
人の写真とか、撮影してもウェブにアップロードとかはばかられるけど、フォトブックならいいよね。
自分は人を多く撮るけど、まあキャンディットフォトとかはウェブには載せられない事が多いので、活用していけるかなーって思ってます。