uzullaがブログ

uzullaがブログです。

PHPerKaigi 2018に行ってきた、やってきた、話してきた #phperkaigi

どうも、uzullaです。PHPerKaigi 2018にいってきました!

登壇した事については一つ前の記事を見てください。

PHPerKaigi 2018で「大統一PHP」というトークをしました #phperkaigi - uzullaがブログ

まとめ

(無事に終わって|楽しかったので|登壇できて)よかった!!!

以下は蛇足です、かなりわかりづらいかもしれない。

スタッフとしての私

私はPHPerKaigi 2018にスタッフとして参加しました。理由はPHPerであることと、主催の長谷川さんを応援したかったので。

スタッフである私の業務は、主に発注や現地での配送受け取りなど裏方業務と、私物のカメラを貸したりという感じです。まあこういうの誰でもできるんだけど、誰がやるんだとなると手があがらないので、率先して取っていきました。

私はカンファレンスは何度も開催(主催もスタッフも)しているので個人的には慣れた作業であり、なにかすごい大変なこともなく(初めて使う会場なので、困ったことはまあ多少ありましたが…)無難に終える事ができました。

後は、いくつかクリエイティブ的な所でもアイディアだしをしたのですが、(ウケる的な意味では)打率は4割という所でしょうか、精進が必要です。

(たとえば名札の一般参加者区分を「PHPer」にしよう!とか、謎のプロモをやろう!(バーチャルPHPer、滑ったw)とか、バナー下部に謎解きをいれよう!(まあオチにはなったのでよかったw)とか、そういうやつです)

他のスタッフの皆さんもすごい働いてくれたので、すごく楽でした。

私の身近なタスクだと、特にmoさん、kikumotoさん、kikoandoさんのすごさがすごい、大変たすかりました!!

写真は疲れながらも最後みなさんにお別れをお伝えしている私

参加者としての私

スタッフ業の合間になってしまったので、通しでちゃんときけた話は少ないのですが、興味深い話が多くて良かったです。

特にytakeさんのHackの話は「本当に使っている人」の話なのがとてもよかった。 Hack/HHVMは私はプロダクションでつかいづらいので、実際に使い込んでいる話をきくと行けるんやな!という気分になります。いつかトライするぞ!

Track BのIRTはすごい気になってたんですけど、スタッフ業があるのと、私はあんまりフレームワークをつかわない(おっと???)ので、参加できず。

ただ、後ろを何回か通り過ぎた時にほとんどのテーブルはうまっていましたし、友人のばーちーが「非常によかった」といっていたので成功だったんでしょう。

来年は私も一個くらい参加してみたい、トピック募集とかされないかな?

トーク以外の所について言えば、アイコンつきの名札はとてもいいですね、話している相手が誰なのかわかる。 (名札をはずしたり、アイコンがなかったり、服に隠したりする人がいるけど、そうなると話しかけるの困難です。数人「この人、Twitterで言及してくれたあの人だよなあ〜?でもアイコンが…」となった) とにかくこれは普及してほしい(運営側は手間が大変だけど)。あと、懇親会リストバンドが紙でなくキラキラしててかっこいいのがよかった。

あとはコーヒー、CyberAgent様スポンサーのおかげで無限に飲めました、最高。ドーナツもおいてあって最高。

あと、練馬って…遠すぎでしょ…とおもってたんですが、「予想よりは」近いですね。(八王子の私がいうことではないですが)

スピーカーとしての私

f:id:uzulla:20180316005354p:plain

前夜祭で時間があまったので一本LT、前夜祭トーク(これが本番)、二日目の懇親会LTという感じで何回かトークしました。(前夜祭トーク以外は、いわゆる飛び込み系です、みなさん懐にいつもLTを一本くらいもっておくと便利ですよ!) 前夜祭トークの話は一つ前の記事を見てください。

私はあんまり都内のPHP系のカンファレンスや勉強会にいけていないので、わりとみなさん新鮮に聞けていただいたようでよかったです。

まとめ

カンファレンスは新しい情報を得るためと私も昔おもっていましたが、今では

「(登壇者など、詳しい人に)質問をするため」 「人と出会い、今後カンファレンスの外でもやり取りするため」 「予期せぬ「イベント」を体験するため(たとえば一つ前の記事参照)」

というのがあり、つまりは興味の方向が近しい人がたくさんいるという非常に単純な条件を作り出せるのが重要だと思います。 私は今回も新しい人と知り合いになれて、とても良かったですね。

ただ、このあたり普通のカンファレンスだと事故らないように注意する結果、人と人を混ぜるのが結構難しい事があり(みんな観客として来ているし、慣れない人は他の人を「邪魔」しないような行動をする)、 新しい人にとっても「(暗黙のプロトコルが必要ではない)フォーマルさがありつつも、空間としては初見で参加できるように開いている」トラックBのような空間が維持されるといいですね(もっと敷居が低いテーブルがあってもよさそう)。 (「トークでもLTでも応募しちゃえよ!」というつよいサジェストが一番の近道なんですが、そのちょっと手前という感じです)

主催の長谷川さんがいうように、「会議」として今後も長く続くといいなあと期待しつつ、あらゆる立場で参加したみなさんに感謝を表しつつ本エントリを終わりたいと思います。

ではまた次のカンファレンスでお会いしましょう!

PHPerKaigi 2018で「大統一PHP」というトークをしました #phperkaigi

uzullaです、最近ハイパードタバタしていて、これがおわればやっと日常に戻れるはず。奥さんすまん。

{追記} こちらはトークについてで、イベントレポート的にはこちらです

uzulla.hateblo.jp

{/追記}

さて、昨日PHPerKaigi2018前夜祭でトークしてきました、とりあえず発表スライドはこちらです。

speakerdeck.com

内容としては、とにかく「普通」をめざし(?)「統一」(?)していくというものですが、ひらたくいえば、reactPHPやSwooleの話と、Phar、あとはphpのビルドまわりなどの個人的に普段妄想していることをまとめたことになります。細かい話は別の所でしたこともありますが、まとめたのは今回が初めてですね。

このあたり、兎に角議論する相手が少ない…いや、私にはいないからか、他人からみてエッジがきいた感じになりがちなようです、だれか他にいないですか?いないですかそうですか。

今回は高速化したいということでなく、httpdにしたいとか、ポータビリティ(?)を高めたいという話がメインなので、そういうのを期待すると「なんか違う」と思われるとは思います。

PSR-7については、出た当時すごい肯定的にみていたんですが、かなり付き合った結果すこし熱はひきました。ただ、こうやって使える(?)のは面白いと考えていて、あともう少し整備されていけば普通の人も手をだしやすくなるんではないでしょうか。(PSR-15については、微妙なところは早くなおさんといかんということで来たんでしょうけど、様々なものについて結構互換性が…ということで今現在ちょっと茨感ありますね)

あと、話かわってswooleのコルーチンなど様々な機能追加は本当にまじかよという気分になれるので、おすすめです。

あ、あとkoriymさん経由でreactphpのメンテナにこのトークがバレたようです。なかなか世の中インシデントイベントに満ちています。

溜まった仕事がかたづいたらつかっててみつけたバグをなおすプルリをおくろうかと思います。

動画がULされたら更新でもしたいと思います。スライドのことはあんまりはなさないトークだったので、ヒマな方はぜひ

あと、今日はベストスピーカー賞への応援をお願い致します!名札の内側のQRコード!あそこからいける!多くの人に応募できるからまずは僕に先にやっといてもらえればいいんじゃないかな!!!

f:id:uzulla:20180310102521p:plain

これから朝一のそーだいさんのトークを聞くので、こちらからは以上です。

YAPC::Okinawa 感想エントリ走り書き

yapcjapan.org

いってきました沖縄。

仕事と、今週末(そう!今週末なんだ!チケットかってきてくれ!!)のPHPerKaigi準備できついので、感情をわすれないためだけに走り書きです、今みなおしてここをかいているが、小学生みたいなエモーショナルなことしかかいてない。ホントある意味失礼なエントリですみません。その代わり全レスに近い感じをめざした。

#yapcjapan ノベルティのフル装備の様子です

観光もしたんですが、そっちは来週にします。

大枠の感想

沖縄という所ではたしてどんな塩梅になるのかとおもったけれど、蓋をあけてみれば多くの人がエンジョイしていて大変よかった。

私とYAPC

長くなるので端折ると、Perlのコミュニティに感謝があるのでYAPCで皆が笑顔だと良い。笑顔が多くてよかった。

もう少し長く書くと、PHPerである私がPerlをメインでつかっていたのは昔(二桁年以上前)だけれど、なんやかんや最近(私は新参な方です(?))YAPC等に参加して、Perlにかぎらない知識を様々な人からいただき、多くの友人もでき、PHPerとして人として成長できたので、今年のテーマである「万国津梁」(架け橋)には感じる所があった。実際前からいる人も新しい人もちゃんといて、過去も未来も繋がりが見えるのは満足感が高かった。勿論私もあたらしい人との出会いができて最高だった。

トークの話

前夜祭LT

(ちょっと全部みれていない…というか、酒がはいってて忘れた)

mosuke5さんのアリババテクノロジー話、すごいよかった。アリババクラウド本当に好奇心だけで気になってるし、エキゾチックな感じがしてよい。まあ、PHPer的にはアリババよりテンセントが気になるが。

おddさん?のクロスオリジンでログイン状態を云々する話は、ものすごい懐かしい気分になった。昔はCORSとかなくて、なんでもかんでもハチャメチャにできるし本当に便利だった。あとJSONPを思い出した。

kazeburoさんの話、PHPerとしてすごくわかるんだけど、どうしてそんな力技(に、PHPerには見える)でやるんだ…いや、かぜぶろさんはこれが最小のパワーなのだろう、すごい。そしてkazeburoさんと話す度に「PHP案件だけど兎に角PHPかかないで解決する」話が多くてPHPerとしてはこう、あれです。monologはPSR-3をインプリすれば差し替えできるだろうからとにかくそういう方向でやってもらえないものだろうか。それとは直接関係なく(今回の話にかぎらず)ログ周りの所作は色々な方策ある、喫煙所でsidetanaさんとそのあたりの話してモヤモヤを消化したりした。

モヤモヤを消化したら、ベストトーク待ったなしという話をききそびれた。残念。

charsbarさんの話

とにかく海外のカンファレンスなどに行っているのがすごい。 エンドレスに参加レポートが湧いてくるのをみていると「すごい!」という感想しかでてこなくなるが、なんとか「自分も一度YAPC::EU行ったし!」と虚勢をもって精神を維持した。

EU方面のYAPCにまた行きたい、知っている人もわずかながらいるし。なんとか意志が弱くても英語をおぼえられないものだろうか…。

かるぱねるらさんの話

charsbarさんのあとを引き継ぐのすごい大変そう、がんばってくれ!!!という気分になった。

一番質問が多かったような気がする、みんなやっぱり気になっているのだ。

sinya8282さんの話

正直一切の下地のない無学PHPerには難しい。「しってるしってる、それちょっと前にDoSになったやつでしょ?」というレベル。

のだが、スライドは(たぶん)わかりやすいし、へえへえほうほうと聞くだけでも知的好奇心的なものは満たされた。

kazuhoさんのhttp2の話

データがどんどんでてきて説得力が違うなと納得していたら、そのデータも鵜呑みにするなというマットウなことをいわれ、納得した。

様々なヘッダー関連はとりあえず記憶の引きだしにいれておいた、いつか使う日がくるかもしれない。

xaicronさんのhttp2の話

kazuhoさんからのつながりで、もうちょっと実際寄りに触れられていて良かった。 一通りの実装がちゃんとあるのは「流石Perlやな…」と、普段使う言語を思い出しつつ若干落ち込んだ。

あと俺はAnyEventが好きだったので(チャットを書いていた)、そちらでも巻き添え的に若干落ち込んでしまった。まあわかるんだけど!

akiymさんの話

最近はPerlを書かないので知らなかった事が多いが、便利お作法が結構増えているなと感じた。 これも記憶引き出しに入れておいた。

skajiさんのPerl6の話

最近Perl6をあまりしらべなくなってしまったので、とても興味深かった。 知っているころのPerl6よりplackupが5倍は早くなったように見えて進化を感じた。

danさんの話

途中「わかる人いますか?」というところでなにげなく手をあげたら指されてPHPerの知る範囲で 0.1+0.2!=0.3 になる理由を回答したら、内容的には正解だったのにわりとドライな感じで話がもどっていって、なにか俺は期待をまちがえたのだろうか…と不安になった。数値を文字列で持つJSONがヤバいというのは混在環境ではまったくそうでつらい。 「最近はPHPもかいてますよ!VALUPHPをつかっています!」といわれて、とても興味あるしPHPer的にはまあ嬉しいんだけど、結局VALUではどうやっているのかと思ってみていたら「自分で書いた!」とおっしゃる、さすがdanさん、僕はマネしないでライブラリ使います。

xtetsujiさんの話

策を色々ねって実施してくのは楽しい、でも凝った策は最後まで付き合わないといけない。自分みたいなフリーランスだと取れない戦略だから安易に真似出来ないのが残念(真似したい…というわけでは…)。

moznionの話

面白かったけれど、事例にPHPがなかったので☆一つです。僕はPHPerだからしかたない。

Pythonって本当に数値演算は早いんだなと初心者みたいな感想を得た。

macopyの話

Kuiperbelt(そのものや、理由)は実はhachioji.pmでよく聞いていたので流し気味で聞いていたのだが、やはりはちぴーのLTよりもしっかり資料が作られているのがよかった。図とか。

普段気安く話していて色々錯覚してしまうが、macopyはすごいなと再認識。

yappoさんの話

「万国津梁」をちゃんと踏まえた話になっていてよかった。 PHPerなのでエンジニアとしては外野気味ではある自分だが、前述の通りPerl周辺コミュニティやその参加者の人たちを好ましい、応援したいとおもっているので、色々といい話だとおもった。 しかし自分は独り仕事が多いし、ISUCON友達もみつからないし、今後も怪しいのでなんとなく不安になってしまった。

papixの話

双方向にエモくてよかった。

一週間くらい沖縄でpapixと近くにいたのだけれど、papixはおおきくなったなあ(サイズではない)最近の自分は小っせえなあ、という気分になりました。

LTの話

こばけんのLTみたいなことを自分もPHPでもちょっとやっていたのだが、やはりPHPにはBEGINなどがないし動的な改変が困難(マクロ的な生成しかない…)Perlの強さを感じた。あと、隣にすわっていたdanさんが「これはいいな!」とか「もうつくった事がある!」とか様々な褒め言葉を飛ばしていたのが印象的。

城後明慈さんのLTはコメントしづらいがwまあ結果良ければ全て良しではないか。Perlの若者が増えるのは喜ばしい。

芹川葵さんのRubyの人がPerl MongerになったLTでなぜか(スライドから透けて見える先輩?に)共感を感じた。「これPHPer版にできないかな…」とおもったのだが「強い先輩」「理由があるはず」のあたりで諦めた。

白方健太郎さんの話は最近Twitterに失望する人も多いのでAltとして気になったのだが、どうにもあの設計はブログとトラバを思い出してしまうので結局中央集権に収斂するのでは…とおもってしまう。とはいえ…。あと、PHPで書かれたミニブログサーバーことGnuSocialのことみんなおもいだしてあげて。

makamakaさんの話をきいて速攻ACME大全かいました

ノベルティの話

DeNAさんのQii充電器!持ってなかったから前から試してみたかった!やった!という気分になった、なおバンカーリングの都合により、ちょっとためして遊んだ後は奥さん用になりました。DeNAさんは福岡のUSBバッテリーといい、Qiiといい、電源が多い。次はなんだろうか、USBのトラベルチャージャーかな。「すごく軽くて持ち運びしやすいACタップ」というものが個人的には最高にほしいんだけれど、世の中にはないみたいなのでだれかノベルティ担当がんばって!

Freakoutさんのコーヒーは追加で数個いただき、宿や家で美味しくいただきました。

カンファレンスの感想

行く前はえらい遠方だし、果たしてどんなことになるのか…と思っていたのだが、終わってみれば良いカンファレンスだったと思います。

会場はとても良かったし、バスもなかなか非日常感がある、オリオンビール美味しい。

スタッフも若い人、見たことある慣れた人、現地の人など様々で、どれだけが現地の人なのかわからないが、初の沖縄YAPCでよくぞここまでシッカリできたな(どんな目線や)と思った。すごかった、楽しいYAPCをありがとうございました。