みんな!YAPC::Asia Tokyo 2015のトークに応募しようぜ!!!
もう表題の通りなのですが、みなさんYAPC::Asia Tokyo 2015にトークを応募しませんか?ということです。
DISCLAIMER
私はYAPC::Asia Tokyo 2015 の運営スタッフでもあるので、まあ一種の宣伝ではあります。ここに宣言したので、これはネイティブアドです(?)
しかし、その立場でなかったとしても、単純に皆さんにYAPCをエンジョイしてほしい、そしてYAPCも成功してほしいと願っている感じです。
最初にまとめ
・YAPCのトーク応募してほしい
・色んな人が色んなトークをしてほしい
・トークすると、いいことあるとおもう
・トークは予想よりも難しくない
・トークはだれでもできるし、多様性が求められている
・最後のYAPCを全力エンジョイしてほしい
・PHPのトークがもっと応募されてほしい
・皆さん周りの人がもっとトーク応募するようにけしかけて欲しい
・締切は6/15だけど早く応募したほうがいい
ということになります。
是非こちらからトーク応募をご検討ください。
YAPC::Asia Tokyo 2015とは
YAPC::Asia Tokyo 2015(以下YAPC)が何なのか、私のブログを読むような人であればご存じかもしれませんが、面倒なので公式ページをみてください。
ひらたくいえば、PerlとかいてあるがPerlだけでなく、主にWeb系が多いがそれだけではないIT系エンジニアのお祭りです。
トーク応募とは
YAPCはカンファレンスであり、様々なトーク(発表)がおこなわれますが、これらのトークは一部例外を除き、話したい人が自分で応募して、内容の興味深さや、SNSなどでシェアされた数などを元に運営によって採択され、実際に会場で発表することになります。
みんな自分で「これがしゃべりたいぞ!」と思って自ら応募しているわけですね。
つまり、本エントリのタイトルは、正しくは「皆さんが今、世に伝えたい事をYAPCでしゃべって欲しい!」ということです。
トークをすると?
YAPCは大規模なカンファレンスで、今年は2000人近くが参加する予定です。そのような大勢の人達に自分が伝えたいことを届けることができます。
それだけ大勢の人がいれば、当然自分も知られる事になります。そこからつながりもできていきます。
私は去年発表し、何百人という人達の前でPHPの話をしました。まあ「PHP!?」という所は後で話すとして、大勢の人にPHPについて私が伝えたいことを届ける事ができたとおもいますし、大勢の人に「PHPの人だ」と認知してもらい*1、知り合う事ができました。
今の、特にオープン系やウェブ系のエンジニアは、コミュニティ活動で情報交換や、自分が好ましいと思う事を世に伝えて変えていくこと、さらにいえば認知されていくことが公私にわたり利益になります。YAPCはまさにそのような場であり、全国でみても最大級の規模です。
ただまあ、そんな利益なんてどうでもよく、好きな分野のエンジニアと交流ができるのも単純に楽しいことだとおもいませんか?私の場合はそうです。
何百人ものエンジニアと同じ部屋にいて、ロビーや懇親会、あるいはオンラインでもハッシュタグなどをキーとしてTwitterなどで交流していけるのは、お祭りのような大規模カンファレンスに参加する醍醐味だと思います。
「別にトーク発表関係ないじゃん」と思うかもしれませんが、実際聴講するだけでは会話のきっかけをつくるのは難しいものです。発表することによって、相手に自分を知ってもらい(あるいは、それに反応する人達をみつけられる)、スムーズに会話を開始するというのはかなり効果的なのです。
あと、これは大したメリットではないかもしれませんが、YAPCに参加するために必要なチケットがタダになりますね。*2
一部の常連は「トーク応募するからチケットはかわねえや!」といいきっております、その姿勢潔くてかっこいい!!*3
とにかくトークをすると、知られて、知れて、繋がれて、YAPCをエンジョイしやすい、という事ですね!
「そんなこといってもハードルがある」について
もしかすると、あなたは「YAPC?トーク?ハードルが高いよ!」と思うかもしれません。
今年のトーク(募集中)や、去年のトークリストをみて、すごい話題が多いな…と思うかもしれません。まあ実際スゴイですね。
2014
Talks - YAPC::Asia Tokyo 2014
2015(募集中)
http://yapcasia.org/2015/talk/listyapcasia.org
あるいは「大した事が無いな!」と思われるかもしれません(ならば、是非いますぐトークを応募してください!)
兎に角、皆さんにトークを応募していただきたいので、以下にいくつかのハードルについてお話します。
YAPCを知らない、参加したことがない
YAPCがどんなものかは前述したとおりです、たのしいですよ(雑だ)
「いままで参加したことがないから、まずは今年は参加だけでも…」と思われているかもしれません。
残念!なんと毎年開催されていたYAPCは今年で一回終了となります。
(個人的には何度も説明していますし、一部の人には耳タコかもしれませんが、YAPC::Asia Tokyoを10年運営してきた人達が、来年は開催しません。
だれか他の人が同じ名前で開催するかもしれませんが(これは問題がありません!)、それは多分ちょっと違うものになるのではないかとおもいます。
っていうか、毎年他の人もやらないかと主催の人が陰に日向に言ってきたけれど、なかなかあらわれなかったので…、まあ多分いきなり現れないのでは?)
ということは、今年発表しないともうダメです。
別に最初の参加で発表してはいけないみたいな話は一切ないですし、YoutubeなどでYAPCのトークは録画が公開されています。
それらをみれば、「なるほどYAPC::Asia Tokyoの発表はこんなもんか」と思えるのではないでしょうか。
トークってむずかしそう…
あなたは(大勢の人の前で)発表したことがないかもしれません。
ただ、実例についてはyoutubeなどにあがっている動画をみれば、具体的にどういう感じなのかはわかると思います。
実際の所、ネタをきめて、スライドをかいて、PCを壇上にもっていって、プロジェクタで投影しつつ、しゃべる。という感じです。「理論的にはそうだけど!」みたいな感じですが、まあ突き詰めてもこうです。
スライドをつくれない
スライド自体をつくるのはパワポでもなんでもかまわないですが、そうじゃないですよね。スライドのネタがきまらないということですよね。
「このネタをみんな面白いとおもってくれるだろうか」と悩むかもしれません。でも、それは平然な顔(?)をしてトークに応募している人達も同様だったりします。
あなたがなにか特定の分野に詳しければそれを、特出したことはないけれど広い分野でつかえる知見があればそれを、まだ何もかもがあまり詳しくなくても今学んでいる事のおもしろさがあればそれを、「何が何でも「コレ」が流行って欲しい」からコレの話を…まあなんでもネタになります。
YAPCの参加者は非常にバリエーション豊かです。上級者しかいないなんてことはなく、中級者、初心者の人も多くいます。実は初心者の人が一番多いかもしれません(わからないですけど)。初心者の人がもし多ければ、超高度な事を聞いて感心するより、あなたの身近にある明日にもぶつかるような「壁」についてのトークが役立つかもしれないのです。
トークは多様性が必要です。上級者トーク、中級者トーク、初心者トーク、それらは十分なバランスが必要で、あなたの状況は、あなたの発表をつくる元になります。
ただ、変な背伸びはいけませんね。上級者を自称して応募しても採択の確率はあがりませんし、聴講者の期待とギャップがあると幸せな結果にはならないでしょう。自分が実際どんなエンジニアなのかを出して行くのがよいでしょう。
あと、流行っていないから…と思うかもしれませんね、流行り物は勿論皆が知りたい事になるわけですが、流行っていないネタも十分に需要があります、PHPとかね。いまあらためてCGIの事を話すのも、切り口によっては面白いのではないでしょうか。
それに、流行り物はどうしてもネタが他人とかぶりやすいので、(被るのは全然かまわないですが)採択のときに競争率があがるかもしれませんよね。
前述しましたが、Perlにまったく関係がなくとも(まあ、勿論関係していれば運営は嬉しく思うのですが)、トーク応募できますし、実際に採択されます。とにかくエンジニアが楽しい、ためになるトークが求められているわけですね。
あと、どうしてもネタがない、あるいは聞きたい事があるけどどうしても自分でしゃべれる自身がない… という場合は以下のネタ帳に書いたり、参考にしたりすることもできます。
(あんまりたくさん書き込みがなくて、さびしい)
「まだ締切まで時間があるし…」について
採択時には、トークのプロポーザルページにはられた各種SNSへのシェアリンクの数が考慮されます。
つまり早めにかいたほうが露出期間がながいので、当然そのシェア数も伸びることが予想されます。
プロポーサルはあとでも変更できますし(あんまりにも変わるのは何ですが)まあとにかく出した方が得じゃないですかね!
あと、運営も安心できます。
会場が遠いとかもろもろYAPCに参加しづらい物理的な理由
がんばれ!!!!!
「発表なんてしなくていいじゃん?他の人がするし」について
前述しましたが、YAPCの発表は、発表する人がいて成り立っています。これは「話せよ」と要求しているわけではなく、発表する人がいないと、YAPCというお祭りは成り立たないということです。
勿論、今年も十分すぎるトークが応募されると期待しています。しかし、だからといってトーク応募をまったく考えないというのはコミュニティ的にはちょっと寂しい話だとおもいませんか?
YAPCが今年でおわっても、いつか別の所で発表するかもしれません、でも、それは「いつやるか」でしかないですし、じゃあ今でしょ?(古い)
人生短いので、いつかやるなら早めにやったほうがきっといいんじゃないですかね(適当だ)。
繰り返しになりますが、発表するとYAPCの楽しさ、充実度は上がるはずです。私は上がりました。皆さんもYAPCをエンジョイしたいと思うなら、是非ご一考ください!
自分語り
唐突ですが、私とYAPCの話です。
YAPCには5年くらい参加している気がするのですが、去年初めて発表をして、今年も多分トーク応募をする予定です。
実は、私も「別に俺が発表しなくてもええやん」というスタンスの人間だったのですが、周囲に煽られたのもあり、自分が好きなPHPについて発表をしました。
発表するまで「PHPとか怒られないのかな?」とか思いましたけど、下馬評を完全にうらぎって*5フタをあけてみれば私はベストトーク賞を頂くことができました。
YAPCがPerlだけでなく、そして上級者や有名人でなくてもトークが受け入れられるという最大の証明を身をもっておこなえたのではないかな、と考えています。(もしかすると、内心では苦々しく思ってる人もいるかもしれません(w)、ただその方々がきっと今年巻き返しされるでしょう!)
小さい勉強会での発表などはやっていましたので、発表をどうやればいいのかは知っているつもりでしたが、いろいろなYAPCの発表をみてやり方を勉強してみたりはしましたし、40分のトークは初めてだったので、練習も結構やりました。
最終的に結果がちゃんとでて本当にうれしかったですし、知り合いに面白かったといってもらえたり、新しい知り合いもふえたりしました。発表してよかったと心の底からおもっています。
私の仕事は「ガチIT業界」という感じではないので、この結果が仕事のメリットに直接結びついたかといえば、実はそんなことはないんですが、それでもいくらかは影響ありました。なにせ無名のPHPerなのに「PHPの人ですよね?」と言われる程度にはなりましたから。
ということで、YAPCで発表すること、しかも上級者でなく、内容もPerlでなかったとしても、成功しました。
是非皆様にもそういった楽しさ、メリットなどを受け取って頂ければと考えており、このエントリで「トーク応募しようぜ」と煽らせていただいております。
最後にもまとめ
・YAPCのトーク応募してほしい
・色んな人が色んなトークをしてほしい
・締切は6/15だけど早く応募したほうがいい
・トークすると、いいことあるとおもう
・トークは予想よりも難しくない
・PHPのトークがもっと応募されてほしい
・締切は6/15だけど早く応募したほうがいい
・トークはだれでもできるし、多様性が求められている
・最後のYAPCを全力エンジョイしてほしい
・PHPのトークがもっと応募されてほしい
・PHPのトークがもっと応募されてほしい
・締切は6/15だけど早く応募したほうがいい
・皆さん周りの人がもっとトーク応募するようにけしかけて欲しい
・PHPのトークがもっと応募されてほしい
・締切は6/15だけど早く応募したほうがいい
ということになります。
是非こちらからトーク応募をご検討ください。
http://yapcasia.org/2015/talk/listyapcasia.org
最後に、恥ずかしながら去年の私のトークを貼っておきます。
ではみなさんYAPCでお会いしましょう!!
*1:今現在、PHPerで検索すると私がGoogle結果の最初に…
*2:チケットには色々種別や、オマケの種別があるので、チケットとイコールではありません
*3: https://twitter.com/Yappo/status/596669151923417089
*4:Hachioji.pm hachioji.pm (@hachiojipm) | Twitter Hachioji.pm とかね!
*5:記者の方が私の発表には居なかったwww