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タイ旅行記、1日目

12月半ば、タイ王国にいってきました。
色々な事のためにいったのだが、まあ旅行的な所だけ書きます。

いきなりですが、しなければならない宣伝

来年の夏に開催されるYAPC::Asia Tokyo 2015についてです。

YAPC::Asia Tokyoは世界最大級のエンジニアの手による草の根技術カンファレンスです。これまで9回開催され、様々な技術に関する発表そして技術者同士の出会いを生んできました。

来年は10年目かつ、今の運営における最後の開催となり、規模も、話題のバリエーションも間違いなくパワーアップしますので、是非来年のスケジュールにいれておいてはいかがでしょうか?

…といっても、来年の話では忘れてしまうでしょう。冒頭にも記載しましたが、メール通知サービスが開始されました!是非ご登録下さい!

YAPC::Asia Tokyo 2015

話をもどして

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同行者によるタイエントリはすでに存在します。

タイ王国観光知見 - 職質アンチパターン

彼のブログは炎上成分*1が多めですので、そういうのが嫌いな方はご注意ください。
(一応書いておくと、彼はタイが楽しかった、と言っております)

私はもうちょっと記録的なスタイルで書きタイとおもいます!

いきさつ

moznion「マイルが消えるので、タイとかいきたいですね」
私「ダジャレですね、私もいきタイですね、いきましょう」
moznion「???」

若者はダジャレを解さない

登場人物

moznion:就職前、若人、もめごと体質、炎上属性。海外経験は(私より)多め、英語は相応にできる。
私:フリー(ター|ランス)、オッサン、この歳までタイにいったことがないというか、海外旅行経験もすくない。「英語は勢い」。金で解決、奥さんと命があぶなくなければ大体楽しい
私の奥さん:私と同様だが、英語はほぼ不可能。なんでも楽しむようにみえて、割と怒ったりもする、けど、やっぱりなんでも楽しんでいる。

ガイド:地球の歩き方

相棒:Simフリースマホ

以上


タイとか東南アジアなんていったことがない人間が、ツアーとかそういうの無しでタイあたりでタイをたのしみタイ!という旅行なので、タイしたことでもないことを大げさにあつかっておりますが、そこはさっぴいていただきタイ。

タイの感想の事前まとめ

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12月だというのに滅茶苦茶暑い。
街は異国情緒にあふれており、あるくだけでも楽しい。
実際の所、行った範囲では凄く安全であり、タイ人は基本親切。
屋台の値段は怪しいが、レストランの飯はおいしいし、物価は安い。
満足度の高い観光地だとおもいます。

渡航

「タイは乾期だからすごしやすいらしいですよ!」
「やったね、東京寒すぎるし!」
「兎に角へんな物を買いタイ」
睡眠薬強盗にだけは遭いたくない」
「銃が撃ちタイ」

などというかわいらしい会話がくりひろげられていました。

同時に、株式会社フォーザウェルネス様(http://www.well-ness.jp/)からスポンサードをいただきました。

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「我々はたぶんやらかしたあげく、炎上エントリを書く事になるかもしれませんが、大丈夫ですか?」と三回くらいは確認をしたのですが、社長は「どうぞどうぞ」とおっしゃいましたので、発射しております。
(あと、道中映像を撮影したので、それがいつか動画になって上がる予定ではあります)

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こんな時、フォー・ザ・ウエルネスに是非お問い合わせください! 業務の効率化、業績アップを実現します。
•Webからのサービスや商品販売をしているが、内部管理も含めてさらに一層の業務効率をしたい。
CRMを考えた場合、顧客との電子接点についてシステム化を考えたい。
マーケティングのプロセスをシステム化して統合的に運用したい。
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株式会社フォー・ザ・ウェルネス http://www.well-ness.jp/

羽田から、バンコク

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飛行機に乗る前からすったもんだがありましたが、一つだけ挙げると、搭乗時にmoznionが英語で行ってらっしゃいといわれていて早速日本国内なのに文句を言っているのが印象的でした。

0:20のJAL便に乗り、5:20頃到着。時差を含めて約7時間の旅でした。

国際線の飛行機は映画とか見れて良いですね、私は水曜どうでしょうをみてましたけど。

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早朝におりたったバンコク

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夜も明けていない早朝に到着しましたが、空港はほぼ全部が稼働していました。
ちょっと遠い手荷物カウンターで荷物を受け取った後、一言も言葉を発さぬイミグレをスムーズに通過し、我々は無事タイの大地に降り立ったのです。

空港のExchangeはとても愛想がよく、「アリガトウゴザマシタ!」と言ってくれたのが非常に印象的です。

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とりあえず

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なにはなくとも取りあえずインターネットですね。
入国直後にあるTrue MobileでSIMを二枚購入、1800円くらいで通話、データ8GBまで、LTE対応のSIMを買えました。2GB制限だと、800円くらいで非常に安い。

LTEは本当にLTEなのかあやしんでたんですけど、バンコク市内では本当に高速だったのでLTEだと思う(アンテナピクトもH+ってなってたし)

SIM購入後、とにかく一休みしたいので喫茶店へ。空港内の喫茶店はすでに開店していて、150バーツくらいでコーヒーを飲む。この時点ではまったく値段感覚がないので、疑問におもっていなかったが、空港は物が恐ろしく高い、というのを帰りまでに思い知ります。

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ホテルへ移動

我々のホテルはスクンビットにありますので移動します。タクシー、バスなど様々なインフラがありますが、なんだかんだで一番安全そうな鉄道を選択します。空港からバンコク中心部へは専用鉄道がはしっています。

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明朗会計の自販機はデカイお札はつかえないのですが、窓口がちゃんとあるので、そちらで購入できました。
車両もめっちゃ新しく、乗ってくる人達も静か(ヘタすると東京なみにしゃべらない)なので、なんの問題もなかった。

ただ、早朝についたので出勤ラッシュと当たったらしく、観光客の我々はカバンが大きくて大変申し訳ない感じだった。


マッサン駅から地下鉄に乗り換え、地下鉄もすごく綺麗だったのだが、はいったらすぐに金属探知機のゲートがあった。

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そうなんですよね、いまだクーデターの余波なのか、地下鉄はかならず金属探知機のゲートがありました。

そこにいた警察(なのか、軍なのかわかりませんけど)のオバチャンは、非常に愛想が良くて、しかもある程度日本語をしゃべる。こちらもあちらもスイマセンスイマセンと言いつつスムーズにカバンの中をチェックして通り過ぎた。
街は全体的になんの不安もない状態になっていて、それでもこういうのをシッカリしているのはスゴイですね。

moznionがトイレに行きたくて辛いと言ったら、(タイには地下鉄などにもトイレがないっぽい)バックヤードまで案内してもらっていた。タイの人はやさしい!ホスピタリティ!と思った瞬間である。

最寄り駅着

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最寄り駅のアソークスクムビットかわすれたけど、に到着した。
ホテルの横にはソイカウボーイという超有名な歓楽街があるのだが、そこを早朝に通ると歌舞伎町同様にちょっとゴチャゴチャしているだけの通りである。むしろばあちゃんがなんか飲み食いしていて平和だった。

我々のホテルは15時チェックイン、そしてこのときの時刻は8時か9時。まだ全然時間ではない。
しかしカートをひきずって移動するなんてきびしいので、ホテルに預かってもらえないかと御願いしたところ、ちゃんと預かってもらえた、ちゃんと引換券もわたされたのでシッカリしているのだろう。

ただ、あずけた荷物が最初から最後まで廊下に出しっぱなしだったのは個人的に怖いな!とおもってしまうのは神経質な日本人だからであろうか。

さて…

ホテルに荷物を預けた我々は、15時のチェックインまで暇をつぶさなければならない。
おもむろに地球の歩き方バンコク版をひらき、近くに何があるかをさがす。

「ここ、涅槃仏のあるワットポーですよね?」
「そこいくか」
サガットしましょう」

概ねこのような会話をへて、ワットポーに向かう事にした。この時点ではまだ地図の縮尺が感覚としてついておらず、この後で悲劇を生む。

ファーストコンタクト

とりあえず、ホテルの近くをはしっているMRTにのればある程度近くまでいけるのはわかったので、早速MRTにのる。MRTの券売機は高額紙幣がつかえないことと*2、硬貨の認識が20年くらい前の自販機レベルで甘いことを除けば英語表示ができて便利。

かくして我々は「最寄り」であるMRT หัวลำโพงに到着した。

そこからはまあタイの街並などをみながら、歩いてむかえばいいだろうと徒歩で移動を開始…する直前、地下鉄から地上に登るエスカレーターでついにファーストコンタクトを果たす。

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おもむろにオバチャンがmoznionに話し掛けたとおもったら、あれよあれよと「私はプーケットからきたの、ワットポーにいくの?一緒にタクシーでいきましょう!」と二人がかりですすめてきた。

「アッ…これは…」と俺がおもってみていたら、俺にはサラリーマン風のオッサンがはなしかけてきて、「あいつらについていくな、ダメだぞ、わかってるか?」と英語でいってきた。なるほど父さん、どうやらこれは地球の歩き方で見たやつが早速やってきたようです。

moznionのエントリにもかいていますが、ここで大体9時。まだ3時間くらいしかたっていないのにファーストコンタクトです。

完全に怪しかったし、見ず知らずの観光客に注意してくれたオッサンがいたりしたので、このオバチャン達は華麗にスルーする事に成功しました。*3

徒歩

オバチャンとわかれた我々は、ジャルンクルン通りからまっすぐワットポーへ向かって歩きます。

このあたりは中華系のお店が軒を連ねているようで、香港を思い出す通りが延々と続きます。

どのビルにも巨大なパラボラアンテナがささっており、電話線はとぐろをまき、実にサイバーパンクで歩いていて飽きることはありません。

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途中、まっすぐ行けないところは路地にはいって迂回すると、これまた興味深い通りがやまほどみつかる、楽しい。

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途中に携帯電話のアクセサリーがやまほどつまったビルもあり(あまり細かくはみれなかったけど)これもまたすごい。

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暑い

しかし、暑い。そして遠い。

地図をみたかぎり、3kmくらいしかないので、30分くらい歩けば付くだろう、とおもっていたのですが、街は結構歩きづらいので(完全に歩道が消滅している所もところどころあった)、1時間くらいはあるいたんじゃないかと思います。

さらにいえば、東南アジア初めての一行がぽっと入れる気軽い感じの喫茶店などもみつからず、初日に屋台は怖いな!という全員の総意もあって、休む所がありませんでした。

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そして結構疲れた中、突然ワットポーの敷地の外壁にぶつかります。外壁にそって入り口にむかうも、すれ違う人もほとんどいない。まあ歩く人なんていないんでしょうね、不慣れな我々だけである。

そこは町中と違って、日差しを遮るものもなく、12月とはおもえない直射日光が頭を焼きます。

セカンドコンタクト

そんな感じの、人通りの少ないワットポーの側道をあるいていたら、オッサンがはなしかけてきます。
よくみれば、腕にはすごい入れ墨です。この人がモノスゴイ善良な人だといっても付いていきタイとはとうてい思えない風貌でしたが、面白かったので、会話にのっかりました。

オッサン「どこいくんだ?俺はプーケットからきたんだ」
我々「ワットポーだよ、ここだろ?」
オッサン「ワットポーな、ここは14時くらいまであかねえから、ちょっと他みてきたらいいよ」
我々「マジで?(この時点ではウソか本当か判断できず」
オッサン「地図あるか?…よし、俺が書き込んでやる。(ぐりぐり」
オッサン「ここにな、立ってる仏がいるから(ぐりぐり」
オッサン「でな、ここに座ってる仏がいるから(ぐりぐり」
オッサン「でな、ここにいくと、スーツが買えるから(ぐりぐり」
我々「スーツ?!」

スーツが買える、完全に地球の歩き方にのってたやつです。面白い!本当にスーツ屋はいたんだ!!

我々「スーツはいらないよ」
オッサン「いいからいけって、安いぞ、現在プロモーション中なんだ」
我々「俺等がスーツいるようにみえるか?」
オッサン「お前ら仕事はなんなんだ、そっちのお前(私)はギャングか?」
我々「俺等はエンジニアだ」
オッサン「ホントかよ」

腕に入れ墨が入ってる人にギャング扱いされるのは複雑な気分です!!

オッサン「まあいいから、14時まであかねえから、いってこいって」
我々「まあ分かったよ、参考にするわ、またな!」
オッサン「まてまて、歩いて行くのか?バカじゃねーのか?おーい!トゥクトゥク!この観光客のっけてけ!」
我々「いやいや、マジでトゥクトゥクとかのらねえから、いいから」
オッサン「マジかよ、お前等ホンマモンのバカじゃねえのか!」
我々「俺等は歩くのが好きなんだよ、じゃあな!」

トゥクトゥクとかのせられたらあきらかにスーツ工場に直行しそうだったので、ここでお別れです。
別に歩くのが好きなわけじゃないので、雑なウソで乗り切った。

ありがとうおっさん、地図にめっちゃ書き込みされたので、奥さんが不機嫌になりました!!

ワットポー到着

外壁をあるいていったら、突然バスとか出店とか白人が増え始めた。なんだ?とおもったらそこが入り口でした。入り口、全然めだたなくてびっくりした。

あとはまあ普通に入場料をはらって、普通に観光しました。

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入場券販売所には、「8時から営業!」とかいてあって、プーケットからきたオヤジはさすがバンコク情報に疎いな!!っておもった、スーツの特売情報には詳しいくせにな!!

入場券のオマケで、ペットボトルの水がもらえた。これはとてもうれしいですね(汗だくで

そして、タイにきてはじめてタバコを吸う事ができました。タイ、全体的に通して言えるのだけれど、タバコを吸えるところが恐ろしく無い。禁煙大国だと聞いてはいたが、本気だった。非常に良い事だと思うけど、喫煙者はそれなりに考慮しなければいけない。

ワットポーの裏はメナム川がながれています。それの向かいにはワットアルーンというこれまた超有名な寺院があり、行く気力はないものの(渡り方をしらべるのが面倒ともいう)それを川ではさんで見ることができるっぽい、リバーサイドのレストランに行くことにしました。

そこまでの道で、軽い命の危険を感じたり、

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GPS的には、ここの路地だけど、ホントにこんな路地の先にあるのか…?」と思いつつも、

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無事到着。

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リバーサイドということで実際雰囲気ある!って思ったけど、匂いは東京湾でした。まあ想像はしていたw
ただ、「ああっこれぞタイっぽい!」とか思いつつタイ望のシンハービールをのんでいたのでした。


川にはボートというか水上バスが常時10台くらい行き来しており、なんでこいつら衝突しないの、すごいな。というショー(?)と、対岸のワットアルーンを見ながらグリーンカレーペンネシンハービールなどをおいしくいただきました、最高。

店の名前は、The Deckと言う店でした。ごちそう様でした。

王宮へ

皆、早朝便で到着してこんなに延々歩くとか考えて居なかったので、大分つかれていた(ちなみにこの後もまだまだ歩きます)、もう戻りタイ…という意見が顔にでていましたが、まだ12時くらいなのでいかんせん早い。

やはり今回の旅のガイドである地球の歩き方をひらくと、近くに王宮がありました。これはよさそうです。

地図でみたら隣です、「近所だし余裕だな!」とおもったのですが、タイの王宮の広さを舐めてました、めっちゃ遠い(入り口から反対だった、というのもある)。

ワットポー横の道もそうでしたが、日陰がない、そして正午。頭がドンドンとこげていきます。
繰り返しになりますが、タイの冬を舐めてはいけない。

途中、ちょっとした入り口がみえて「オッ!ここか!?」とおもったものの、出口。

なんだよとげんなりしていた我々を見かねてかわかりませんが、オッサンが近づいてくる

「おい、どこにいくんだ?」
「王宮だよ、ここだろ?」
「そうだ、ここだ。でもな、14時まではいれないぞ?」
「マジで!?」
「マジだ、だから暇つぶしをするところをおしえてやろう、トゥクトゥクも呼んでやるぞ」
「いいから!もうマジでいいから!」

もう我々もなれたものです、半分笑いながらあしらってズンズンすすみます。

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白人や、出店やバスがふえてきたなーっておもったら入り口がありました!予想通り、王宮はあいていました。


ただ、王宮は拝観料が非常に高い(大体一人1500円くらい)のと、全員つかれきっていたので、まあもうこれでええやん、ということになって引き返す事にしました。

本当の意味での愛され国王(町中に一眼レフを構えた国王の写真があったのを見たときには、すげえ!ってなった)のおうち拝見!はしたかったんですけど、これはまあまた次回タイにきたときに残しタイとおもいます。

ホテルへ向かう

我々、もうこの時点で大分やられていましたので、ここでタクシーをつかうことを決意。町中にやまほど走ってるピンク色のタクシーは安全だろうとねらいをつけ、ホテル名を告げます。

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「わかったわかった、400バーツな!」という答えに、「高いんじゃね…?」とおもうものの、日本でかんがえたらどう考えても安いのでええやん!ということで乗ることに。

で、三人仲良くのって、走り出した…とおもったら運転手が降りてった。

「????」
「(ホテル名)!(ホテル名)!」

タクシーの運転手は他のバイタクの運転手かなにかにホテル名を連呼しています。

「アッ、こいつ道絶対しらねえやつだ!!!」

我々はこのオモシロ展開にさらに乗っかりタイとおもわなかったので、すみやかに下車。

王宮からすぐの所に、水上フェリー駅があります。タクシーをあきらめて、水上フェリーでMRTの駅の近くまでショートカットする作戦に切り換えました。

フェリー

水上フェリーはのってみたかったんですよ!ということで、私はタクシーにのれなかったもののこちらにのれるのは予期せぬプラン変更とはいえ、楽しい気分です。

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フェリー乗り場への道をふさぐように50mはつづく屋台街をつきぬけてすすむと、それっぽい所にでます。

さて、どこで切符をかうのかな?とおもうと、オバチャンがよってきました。
フェリーの料金は固定です。地球の歩き方にのってたので30〜40バーツくらいだと知っています。安心感が違います。

「どこまでいくの?」
「ここまで」
「200バーツ」
「えっ、一人で?」
「一人で」
「サヨナラ!」

慣れたものです、さらにおくにすすむとカウンターがありました。

すると、日本人観光客のマダム達がワイワイといっています。
moznionと話しているのをきいていて総合すると、この人達は、来るのは40バーツだったのに、帰りは200バーツとかいわれてよくわからん!という事を憤っているようでした。

結局カウンターのムスっとしたオバチャン(絶対に自分からは声を発さない)にこちらから能動的にはなしかけると、一人40バーツ、ちゃんとお釣りももらえる、というシステムになっていました。

面白かったのがこの後ですが、ここはmoznionのエントリにかいてあるので、読んでみてください。
タイ王国観光知見 - 職質アンチパターン



私は「ヤバイ!」と軽くあきれて笑っていましたが、若者moznionはさすがにここまでぼったくりが多かった事から腹に据えかねていたのか、軽い暴言を吐いており、先ほどのマダム達も「そうよそうよ!」と乗っかっていたのが面白かったですね。


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しかし、それにしても勝手がわからず、待っている間に「緑の旗の船だよな」「アレは青いな?」「(遠くからそれに乗れ!というオバチャン)」「えっ、緑に乗りたいんだけど…「乗れ!」「ホントに?」「いいから乗れ!」

結局気迫におされて乗りましたところ、青でも目的地には到着できたのでした。まあ、こういう所は親切である(200バーツを断ってからは、エンドレス不機嫌な顔だったけど)。


フェリーは快適でした。改札のおねえちゃんが切符を不思議なカンみたいな切符切りで破いて改札したことになっているのが特徴的でしたね。

三度歩く

フェリーからおりた後、またあるきます。

半分くらいはショートカットできたはずなんですが、早朝とちがって昼過ぎには歩道がうめつくされるほど屋台や物がでてきます、全然歩けない。

完全に通行不可能な箇所もあって、行ったり来たりを繰り返しつつ、異国情緒あふれる街を散策(へとへとだが)できたのは楽しかったですね。

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ただ、タイというより中国にきている気分が強かったですが。



そして、やっと最初の駅に戻り、快適なMRTにのってホテル最寄りまで帰る事ができたのでした。

テルチェックイン

ホテルはちょっとお高級なホテルだったので、クーラーが超きいており、暑くてクラクラしている自分には快適でした。12月だというのに、冷房が20度でかかっている、すごい。

moznionはすぐにチェックインできたのですが、私だけはなぜか延々待たされるという自体が発生、よくわからないウェルカムドリンクをいただいたりしていたら「すいません、禁煙部屋ということですが、一杯なので、喫煙部屋でいいですか?」といわれる。別にかまわんよとつたえたらやっと部屋に通してもらえた。

部屋は非常に広くて良い、キッチンまでついている部屋でした、長期滞在向けだな。ここを根城に我々は3泊するのである。快適なの最高!

ただ、喫煙と言われて案内されたのに、灰皿などがない。ボーイに「灰皿くださいよ」と御願いしたところ「???」という顔をされていたのだが、喫煙室だと通されたのでなにが悪いのかわからず。

ボーイにチップをわたして送り出したところ、部屋に禁煙の立て札が。

「???」とおもっているとボーイがもどってきて「ミスター、ここは禁煙です」といわれる。どうやらそのようですね、ボクもしってた。受付のねえちゃんが喫煙っていってたぞとおもいつつもまあ結果として正しい部屋なので特に文句はない。

しかし歯ブラシが一本しかない(これは翌日も一本だった)。タイは一部屋に歯ブラシ一本が普通なのだろうか?とおもいつつ、もう一本よこせと御願いするなどして事が済みました。

我々はついにクーラーのついた部屋でゆっくりすることができ、シャワーをあびて、夕飯まで仮眠を取る事にしたのでした。

夕食、近所の飯屋

19時くらいに再集合し、また地球の歩き方をひらいて近くの料理屋を探す。
庶民的な所にいってみタイ!ということで近所のタイ料理屋にむかう。sudoとかそんな名前の店だったと思う。

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シンハー大瓶で150円くらいの(日本からしたら)激安なビールを飲みつつ、辛かったり、ウマかったりする料理をタイらげた。

昼間はすっごい暑かったが、夜は過ごしやすい。どうやらタイの乾期がすごしやすい、というのは日陰にかぎれば快適!ということらしい、良い飯、良い酒、良い気温。良い感じの飯屋。

日中のぼったくりというかなんというかのことを全部ゆるしましたよ!と言う笑顔のmoznionを見て、自分はすこし安心したのでした。

三人で食えるだけ食って吞んで、3〜400バーツくらいか、安い、タイはいい所である。

就寝

初日の興奮さめやらぬ三人ではあったが、まあつかれていたのでホテルの屋外デッキで少し話をした後、本日は解散となった。

自分はその後仕事がはいってしまったので、携帯のテザリングで仕事をした。
タイの携帯電話はとても良いもので、自分がつかっていたのはTrueMobileのSIMだったが、大体登りも下りも8Mbpsくらいは綺麗に出る。ホテルのWifiよりも快適で、旅行中はテザリングだけでスゴした。


あと、ホテルの部屋でおもしろかったのだが、テレビだ。
テレビは日本、中国、ロシア、アメリカ、タイ、と様々なチャンネルがうつっていた、本当に70chくらいある。
その中で、1chが謎で、延々ホテルのフロントの監視カメラの映像がながれていた(ちょっとノイジーなのだが)。
フロントが混んでいるか、これで見ろってことか?それともヒットマンがくるかもしれない貴方は、これを見て逃げろということか?等と思いつつも、タイの謎さがさらに深まった。*4


タバコを吸うために何回かデッキにでてきた。このデッキが結構眺望がよくて、滞在中はずっといりびたっていた、夜風も本当に気持ちよかった。

(写真を上げたいが、ここではてなフォトライフの容量制限にかかりました!!後日!!)

なんとか仕事も終え、最後の一服をしてから2時くらいに就寝した。


まとめ

生まれて初めてのタイ、というか東南アジアは興味深いものが多かった。延々歩く一日だったが、その価値はあった。次回は時間をきにしないでもうちょっとゆっくり歩いてみタイ。

全然下調べをしないで来たので、いきあたりばったりだったがこまるようなことはほとんど無かった、タイ人は親切であり、こまっているとすぐに教えてくれる(ただし、ぼったくりと見分けが付きづらい)

タイ語はまったく読めないので、バスにのることはできなかったが、切符も買えるし、タイ人は俺よりは英会話が得意なので、なんとかコミュニケーションが取れる。一切タイ語はつかわなくてもすむ。セブンイレブンがありとあらゆるところにあるので、日本のコンビニとまったく同じ感覚でつかうことができる、ATMも併設されているので、クレカがあれば金に困ることもない。非常に整備されている。

残念というか、やった!というか、難しい所だが、地球の歩き方にかいてある、「ぼったくりに注意!」は本当だった。他にも様々な所で地球の歩き方にはお世話になったので、やっぱりこの本は定番だといっていいと思う。
ただ、どのぼったくり(?)も、やさしくて、少なくとも俺は身の危険を感じる事はなかった。道中通して非常に安全であったといえる。スマホとかももちあるいていて、なにがどうということもなかったし、勿論スリなどにもあわなかった。さすが笑顔の国である。

やはりタイの飯はやすくてウマい、パクチーが心配だったが、パクチーが入った料理は実は少ないのではないか。ミネラルウォーターも2Lで20円くらいなのにすごいオイシイ。日本でも売って欲しいとおもった。

まあ初心者3人が、ガイドもおらず、いきあたりばったりであってもタイは楽しい、絶タイにお勧めしタイ。


初日でこんなに長くなった、全行程は四日である。次回につづくかもしれない。

*1:彼というコンテキストがないと、面白いと思う人と、けしからんとおもう人がばっさり別れてしまう

*2:高額紙幣は窓口で

*3:しかし、実際の所どうだったかはわからないが、今考えればワットポーまで歩くってがそもそも頭の悪い選択だったことはわかっております

*4:冷静におもうに、訪問者の確認かとおもったが、どう考えてもノイズがひどくて顔は判別できなかった