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新しいVPSのVULTR、東京リージョンはじまった

後日追記

かなりVultrは機能追加されました、SSH鍵の事前登録などもできます!

いきなりですが、どうしてもしなければいけない宣伝

もうすぐ私が一部担当した書籍が出ます(耳タコですね、すいません)

で、発売を記念して、池袋のジュンク堂書店にてイベントを行います。

http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=4314
「『Webアプリエンジニア養成読本』(技術評論社)刊行記念
Webアプリエンジニアが出来るまで」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年03月20日(木)19:30 ~

が、まだまだ空きがあるらしく、もっと宣伝しろや!というプレッシャーを感じております。
私はともかく「あの、ゆーすけべー大先生」のトークでもありますし、もっと人来ても良いのでは?と思っております。


「電話予約というハードルがたかすぎるのでは?」という話もありますが、電話予約した知り合いいわく

(上記URLの電話番号に電話を掛ける)
ジュンク堂の店員さん「もしもし」
友人「イベントの参加申し込みなんですけど」
店員さん「日時とイベント名はなんですか」
友人「3/20のなんかウェブのやつです」
店員さん「ちょっと待って下さい」
(ちょっと待つ)
店員さん「Webアプリエンジニアが出来るまでですか?」
友人「そうですそうです」
店員さん「ではお名前と電話番号を〜」以下略

このようなプロトコルになっているらしいので、お気軽にどうでしょうか。

すみません本題始めます。

先日始まったVULTRという、まあ平たく言えばDigital Ocianとそっくりなサービスがついに東京リージョンサポートしました、やったー!東京だ!最高だ!

https://www.vultr.com/

DO同様に、先払いプリペイド方式なんですが、基本的に完コピというわけではなく、APIの互換性もありません。

しかし、安さと手軽さ*1についてはDOとくらべなければいい所まできているとおもいます。あと、重要なのは繰り返しますが東京リージョンがあります!

東京リージョン

まあ、ping がめっちゃよい。

$ ping -c 20 108.61.200.139
PING 108.61.200.139 (108.61.200.139): 56 data bytes
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=0 ttl=52 time=7.024 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=1 ttl=52 time=7.725 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=2 ttl=52 time=7.074 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=3 ttl=52 time=7.088 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=4 ttl=52 time=7.003 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=5 ttl=52 time=7.390 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=6 ttl=52 time=7.277 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=7 ttl=52 time=6.929 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=8 ttl=52 time=7.383 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=9 ttl=52 time=7.149 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=10 ttl=52 time=7.099 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=11 ttl=52 time=7.170 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=12 ttl=52 time=7.357 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=13 ttl=52 time=7.289 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=14 ttl=52 time=7.135 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=15 ttl=52 time=7.073 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=16 ttl=52 time=7.230 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=17 ttl=52 time=7.656 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=18 ttl=52 time=7.012 ms
64 bytes from 108.61.200.139: icmp_seq=19 ttl=52 time=7.438 ms

--- 108.61.200.139 ping statistics ---
20 packets transmitted, 20 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 6.929/7.225/7.725/0.209 ms

このような塩梅、7msで安定、さすがの日本リージョンですね。sshのストレスは皆無です。


転送速度は、scpの表示だと普通に11〜12MB/s出ています。とはいえ転送量頭打ちあるので(https://www.vultr.com/pricing/)ふざけてたらつかいきっちゃいますがね。なにせ東京リージョンは転送量上限がめっちゃ低いのです(Include 100GB Transfer extra $0.15/GB)。

まあ、いうても安い(月500円or一時間数円)サーバーですし、100GB使い切るようなサービス提供するなら他の所使った方が良い。


足回りですが、こういうのは全部AWSだと思われがちですが、どうやら違うようです。

その他、PING以外のスペックとかはまあサイトみてもらって、ううむとか言ってもらえれば良いかなと思います。
https://www.vultr.com/pricing/

つかってみた例

https://www.vultr.com/
f:id:uzulla:20140306140006p:plain
トップをひらき、「Get Started Now」にメルアドとパスワードをいれてサインアップします。


f:id:uzulla:20140306140021p:plain
いきなり管理画面に遷移しますので、「Billing」タブからクレジットを購入します。
私はPaypalで支払いしました。

f:id:uzulla:20140306140032p:plain
支払うと、Depositが追加され、使い始める事が可能になります。

f:id:uzulla:20140306140119p:plain
Deployタブをひらき、Location、ServerSize、OSを選択します。選んだらPlaceOrderをクリックするとサーバーが上がってきます。

f:id:uzulla:20140306140129p:plain
最初はActionsがPendingになっていますが、1〜2分ほどでIPが割り振られ、Manageに変化します。

f:id:uzulla:20140306140150p:plain
Manageをひらくと、IP、Initial Passwordなどが表示される画面になります。
(この画面、まあみえてますけど、もう殺したので無駄です)

ssh公開鍵とか最初からつっこんでくれたらなおナイスな感じあるんですが、まあssh-copy-idつかえばいいだけですし、あまり深く考えないことにしました。

後日追記「かなりVultrは機能追加されました、SSH鍵の事前登録などもできます!」

f:id:uzulla:20140306140255p:plain
この画面が表示できても、実際には裏ではOSインストールが走っており、sshで接続できるまではちょっと時間がかかります。View Consoleボタンでコンソールを見る事ができます。

f:id:uzulla:20140306140333p:plain
まれーーに…(希にといっても、私はまだ数回しかたちあげてないんですけど…)いつまでもあがってこないなとおもってみてみたらエラーで固まってた…ということもあるので、まああがってこなかったらコンソール見た方が良いんじゃないですかね…。(この例では、Continueを押して通過しました)
ここら辺はなんというか今後に期待したいですね。


上がってしまえば後はどうということはなく、普通のVPSとなっております。sshでつないで好きにやります。


Chefとかそういうのはないのですが、まあAnsibleとかそういうのでやればオシャレじゃないでしょうか(適当)。繰り返しになりますが、最初にsshキー登録してくれたら、かなり良いのですがね。

一応APIでもInitial Passwordを引く事はできるので、気合いをいれればどうにかなるかなー。
でも、このAPIhttps://www.vultr.com/api/)サーバーを「購入する」のがまだ無いっぽいんですよね…。

(後日追加されました)

注意点

デフォルトだと(CentOSをつかっています)TimezoneがESTになってます、UTCなり、JSTなりに変えましょう。

# vi /etc/sysconfig/clock
# mv /etc/localtime /etc/localtime.old
# cp -p /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime


前述しましたが、起動に失敗したことがあります。


IPアドレスの固定化はできないようですが、インスタンスのサイズは後から変更できるし、OS再インストールや変更もできるので、そういうのでどうにかしろということのようです。あまり便利だとはいえませんが、まあこんなもんか感。

めっちゃ荒削りですが、そのうちかわってくるんでしょう


ほかはまあ割と普通です

感想

DOはシンガポールリージョンがはじまったとはいえ、海外ということで多少PINGや転送速度に不満もありました。

今後DOでTokyoリージョンが始まれば最高感ありますが、今の所一時間$0.007とかいう数円単位の安い価格で使えるVPSはココと言う事になるのかなと思います。

良いかわるいかはさておき、Paypalでも支払いできますし、今はキャンペーンでデポジット入金額と同額のオマケデポジットもついてくるのでめっちゃオトクであり、まあ良い感じですね!!


まー転送量のキャップが激しい感じなので、こいつでバリバリやるというのはむずかしいかもしれませんが、逆にそういうのをバリバリ使う系の人はこないだろうともおもえますし、快適がつづけば良いなと思います。まあCDNつかったり工夫でどうにかしていければ良いんじゃないですかね。

個人的には手元のVMではだるいベンチマーク負荷試験系とか、お外にでてる状態でPHPの最新版をビルドしてみるとか、そういうのに使いたいなと思っております。


現状の欠点は、転送量キャップが100Gはやっぱりつらいし*2、DOみたいなVagrantの連携によるオートメーションが全然できないのは不満で、日本のリージョンをDOがはじめたら速攻で乗り換える気がします。

まあ、いまはキャンペーン期間中で半額なので、安い!速い!だけで良いですがね。


こちらからは以上です。

おまけ /proc/cpuinfo

processor	: 0
vendor_id	: GenuineIntel
cpu family	: 6
model		: 60
model name	: Vultr Virtual CPU 2
stepping	: 1
cpu MHz		: 3399.976
cache size	: 4096 KB
physical id	: 0
siblings	: 1
core id		: 0
cpu cores	: 1
apicid		: 0
initial apicid	: 0
fpu		: yes
fpu_exception	: yes
cpuid level	: 13
wp		: yes
flags		: fpu de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall nx rdtscp lm constant_tsc up rep_good unfair_spinlock pni pclmulqdq ssse3 fma cx16 pcid sse4_1 sse4_2 x2apic movbe popcnt tsc_deadline_timer aes xsave avx hypervisor lahf_lm xsaveopt fsgsbase bmi1 hle avx2 smep bmi2 erms invpcid rtm
bogomips	: 6799.95
clflush size	: 64
cache_alignment	: 64
address sizes	: 40 bits physical, 48 bits virtual
power management:

*1:自動化という意味ではない

*2:どういう条件でリセットされるのか謎なので、インスタンス作り直したら良いのか?って感じですが…