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謎のOperaOS 使って見たメモ

ツイッターをのんびりみていたら「Opera OS」なるものの存在を知る

http://sourceforge.net/projects/operaos/
なにこれ?
という感じで、ちょっとしらべてみた事のメモ。

一応、スクリーンショットこちら
http://gyazo.com/c8a6f559d7aa63b90b0d586b368a657c

OperaOS?

オフィシャル…ではないっぽいが、Linuxベースで、Operaを起動する、ChromeOSとほぼ同じ事を目指しているソフトウェアっぽい。
LiveCDのイメージで、HDD無しでOperaが起動できる。

使い方

私はMac+Parallelsでやってみた、後述するが、NIC周りがそのままだとうまくうごかなかった。

イメージダウンロード

とりあえずISOをDLして(上のURLからDLできる、私が試したのは http://sourceforge.jp/projects/sfnet_operaos/ ここから、1.1)

Parallelsの設定について

Other Linuxの Kernel2.6を選択し、HDDは4GB(しかし、いらないと思う)メモリは1GB、あとはデフォルト。

起動すると、まあ普通にOperaがいきなり立ち上がる

ここで普通にOperaがネットワークアクセスできれば、完了。

ParallelsNICが上手くうごかなかった

どうも自動認識してくれないようで、以下のステップを踏んだ。

画面上の、モニター風アイコンをクリック

Discover PCI/USB devicesをクリックして、仮想NICがe1000として認識

画面上部の、携帯アンテナ風アイコンをクリック(不要)

ここをみると、DHCPなどの設定が色々あるのだけれど、色々いじったけれど上手く動かず。
eth0がうんたらとかいてあるが、どうもさきほどDiscoverさせたe1000は、eth1として認識させられている。いろいろやったがeth0をeth1にして設定を反映させる事がこの画面ではできなかった。

シェルモードをつかって操作する事にする

Linuxなので、Ctrl+Alt+F1で、シェルに落ちる事ができる。
これはベースがSlitazなので、ユーザーtuxでパスワード無しログインが可能。


ifconfigたたいても、loしかあがっていないことを確認し、dmesgでe1000がeth1なのを再度確認。


suしてrootになる、デフォルトのrootパスワードは「root」。


/etc/network.conf
をviでひらき、中のINTERFACEをeth1に修正
/etc/init.d/network.sh
を実行したところとりあえずeth1でDHCPを掴んでくれた!


Ctrl+Alt+F7で、X環境に戻ると、やった!うごいた!!

ちゃんとうごく

ちゃんと動きます。怖いので(?)なにかサイトにログインとかはしていないですけど、
YoutubeFlashもうごくし、ちゃんと音も出る!


ただ、YTで適当に再生してたら、固まりました(メモリ不足?)でもOSはおちなかったです。タブが死んだ程度。

ログアウトすると…

電源ボタンからXを終了できるのだけれど、wdm風のXログイン画面にもどされて、tux (パスワード無し)で再ログインできる。

F1でセッションえらべる風だけど、Openbox(デフォルトの、Operaが起動するやつ)以外は失敗する。


でも、再ログインしたら、Opera強制終了後の起動前ダイアログがでて自動でOperaあがらないwなのでデスクトップが見えるwなんというw
まあ個人的にはほほえましくてこれはOKOK。


欠点

日本語のフォントはいってない、勿論日本語入力もできない。
まあ日本の人はまだつかいものにならないですね。

その他情報

Opera 11.52
FlashPlayer 10.3.183.11
uname -a 結果 Linux slitaz 2.6.30.6-slitaz #1 SMP Sun Mar 28 16:39:51 CEST 2010 i686 unknown
df すると、tmpfsで 908Mbyte 確保され、 Usedは22%、200Mbyte程度(ちいさい!)
sshdとかそういうのははいってないっぽい。(tazpkgというパッケージシステムがあるらしいが、よくわからない…)