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「IT系になる」「プログラマになる」について、あるいはPHPerKaigiの番宣

まず、PHPerKaigiがチケット発売中です!!

phperkaigi.jp

そして、このエントリ最後になんと割引コードを置きました!!今すぐゲット!!

さて

phperkaigi.connpass.com

先日上記のイベントを開催しました。

当日の動画はこちらです

www.youtube.com

ここでまあ色々話そうとおもって色々書いていたのですが、イベントの質問が盛り上がりまして、私が言いたい所がバラバラになったので、ここにエントリとして供養…したためたいと思います。

本件、テックの話は一切ないので、PHPの技術的な話を聞きたい人は「PHPerKaigiのチケットを買ったか?」を確認していただければそれでOKです!ありがとうございました!

プログラマになる」、あるいは「IT系になる」について

さて、結論から書きますが、世間でいわれている「プログラマになる(なった)」という時点では、私見では「新しい言葉や算数、カルチャーを覚える(た)」であって、コードがかけてもそれは「なれた」ということではないと考えています。

実際にそれを生かして、就職したり、仕事したり、趣味として扱って初めて「プログラマになる」といえる、と考えます。

プログラムは単体で存在しない(?)

プログラムを学ぶことを「違う言葉を覚えて就職・商売・遊びをする」そういう視点で見てみてほしく、「プログラミングできる」とは、話せるとか、計算で九九ができるとか、そういう意味であり、実際の仕事等(いい加減面倒なので、以後仕事にする)においてはそれぞれ別の知識が必要です。

私でいえば、CMSとかECとかだとそれらのドメイン知識(業務知識)が別途必要になります。そうでなくとも、チームで仕事するにはチームワークのための知識や経験がいる(ビジネスマナーみたいなものか?)。これはPHPをいくら覚えてもでてこない、当たり前だけれど。

英語を勉強して、大学に入り、就職する、みたいな感じを想像してほしい。スキルではあるが、それで就職が不要になるわけではない。

英語ができるだけでなんとなく待遇され、就職できる時代もあったらしいが、現代はそれだけで食っていくことはできない(っぽい)。もう割と普通の事でなにかが追加で必要なのはわかるかと思う。そういうこと。

なので「プログラミングができると仕事ができる」はちょっと飛躍がある。喋れるだけで出来る仕事はあるのが、プログラミングができると突然PCから仕事が湧くわけではない。

生きているなにかとそうでないなにか

上述のトークでも話題になったのだが、最近の人は習作としてポートフォリオ等でECやフリーマーケットサイトをつくるらしい、それはそれで体系的な体験だと思う。

しかし、ポートフォリオのサンプルは概要であって生きた知識ではないと私は思う。いやポートフォリオを否定するとか、意味がないとかは(私は)思っていないのだが、あれは(そのまま本当には納品できないという意味で)本物ではない。

あるいは、会計の学校を出たばかりの人間と、どっかの会社のベテランの会計の人が同じではない。同じ道で同じ法律で同じような作業をするが、違う、みたいなことを言いたい。実際には本筋以外に大量にあるのだ、詐欺対策とか、大量のメール配信とか。

現場で必要な知識を、学校や本だけで得るのはまあ不可能に近い。自分はスクールや教材等について詳しいとはまったく思っていないが、大学主席卒業でも、完璧にある人の上位互換で即働くことはできないとかそういう話である。(というか、同じ業界内での転職でもそうだろう)

勿論、すごい人はそこからすごい勢いで伸びると思うけど、それは現場を学ぶ速度がすごいだけである。(そういう意味で、何種もポートフォリオでもなんでも、何かを何回もつくって勉強に慣れるのには意味がある)

現実と教習所

さてポートフォリオの「フリマサイトつくれました!」というのは、ガイド付きでくみたててみました!みたいなものである。それはごく限定された条件下でしかなりたっていない「生きていない」ソフトウェアである。

よくある話で、自動車教習所で習う事と現実の路上は乖離が激しいという話がある。誰もが運転前点検をしているか?Noだろう(車好きや旧車乗りはしているかも)。逆によくわからん(いや、わかるが)運行前点検として猫バンバンなる謎の儀式があるらしい、これは教習所では習わないかと思う(習うの?)。

で、さらに「自動車教習所でならわなかったから」と10万キロオイル交換してなかったり、整備してない車でタイヤ交換せず雨の日にブレーキ効かないとかたまにニュースになる(実際には習うし、車の取説等にもある)。

「みんながそう(?)だから」とテキトーにしてると突然人身事故をおこして人生おしまい、みたいなのも普通にある。「しらなかった!」では済まされない。あと、法律もたまに変わる。ちゃんと安全な車を買って、ちゃんと整備をして、ちゃんと法規を守らなければならない。

その上でさらに不運があることもあるが。

さておき、ITだとセキュリティとかがそう。実際のところ典型的なものはIPAとかを探せばほとんどが記載されている、ちゃんとしている人はCVEとかも見るだろう。プログラマに「セキュリティってどこまで勉強しないといけないんですか?」ってきくと「やらないといけないんだよ」としか回答が来ないのはそこら辺になる。

「そこまで頑張らないといけないの?運が悪くなければ大丈夫なのでは?」という声もきこえてきて、そうなんだよね、そういう人もいるよね、でも「どんどん交通違反しようぜ」とかだれも言わないんですよ、実際やらないといけないんだよ。なんと賭け金は自分(や、その会社)!驚きだよね。

まあ、そうはいっても折り合いはあるので、割とみんな出来る範囲で頑張ってる、実際の道路と似ている、麻痺してるだけ。

余談だけど、そこで、$_GETとかを素手でつかわず、人気のウェブアプリケーションフレームワークとか、SaaSとか使うのはとても良いと思う。大抵安全装備が満載である。

ただ、それでも自殺的行為は出来るので説明書はちゃんと読んでほしい。

話がそれた

世の中には典型的な仕事がある。他意はないがストアやレストランは世界中にあるので接客業は世界中にある。大手のチェーンだとマニュアル化されていて、それに従えば(従えれば)なんとかなる(らしい)。

そういった職場の採用は「どれくらい接客スキルがありますか?」という指標はなく(あるのか?)「どれくらいシフト入れますか?」となる。

マニュアル化された職場では、究極的にはその人のスキルをみていない。むしろ徹頭徹尾経験なんていらない職場も多い、そうなると職歴より、さっさときてくれ!となったりする(と、いうようなことを長谷川さんが言ってた)。

もう一度かくけど、スクールやポートフォリオが無駄とか言うつもりはなくて、そこを極めてもあまり意味がないという所である。仮に仕事が目的なら、プログラムは目標ではないのだから。 (プログラム自体が趣味ならいうことはない)

なにを、どこまで勉強しなければならないか。

まず、「難しい仕事」は第一線のプログラマでも普通に難しい。「プログラミングの神」がいたとしても、その人が実務をしらなくてよい、なんてことはまずない(すごく抽象化された作業、たとえば円周率を求める…みたいなのはあるかも)。なので、めっちゃ勉強している。

そんで、現場の実務は大抵本には載っていない。

とりわけ新しく何かを興す仕事は難しい。マニュアルもない、ゼロから自分で書ききる必要がある。

「流行るラーメン屋を作る」くらいのざっくりしたところから計画して経営する、みたいなことができる必要がある。逆に、一度ラーメン屋をつくったことがあれば、似たようなものは作れるのでそれで呼ばれたりする。

それとは別に、とことんお客さんと寄り添う、という商売の切り口もある。気難しいお客さんとのコミュニケーションや、締め切りであったり費用であったりの契約が大得意な人はそう多いわけではない。

さらに別でいえば、たんに友達が多ければ仕事が回してもらえたりもある(人脈)。

閑話休題

繰り返しになるが、とりあえず言葉が通じれば後は先輩が叩き上げる職場もたくさんある。すごく単純だけどすごく重要で、でも地味だからだれもやらない現場も沢山ある。

そして視点をプログラミングを仕事にすること、と言うレイヤーにもどす。そう、プログラミングができる人材への需要はすごくある。プログラミングができるとその需要旺盛な空間に入れるということである。そういう意味で「プログラミング」はなんらか有利になると言える。英語ができるとか、会計ができるとか、そういうレイヤーで。

とはいえ、やはり言葉が話せるだけで人は雇われないので、そこについては別に考える必要があるし、たどたどしい言葉ではできない仕事も多い(とはいえ、出来る仕事もある)

まあそういう感じ。

プログラミングができる事については希望も市場もある。が、夢は実は無いとも言える。

その上で、完全に脈絡ないかもしれないが、現実として現場に人手がたりないし、即戦力がどうことかいうが、即戦力は突然うまれない、なんやかんやあるだろうけど、みんなきてくれ!とは思っている。

まとめ

  • プログラミングのスキルは、需給が旺盛な「IT人材の市場」への参入要件の一つ
  • 「プログラミングの勉強」は、究極的には現場と違う
  • (仮に)目的が就職なら、プログラミングの勉強と同じくらい就職自体が重要
  • プログラミングの腕だけで、すごい職場にいける(いれる)わけではない
  • 魔法はないが、運が上がるくらいのノリで勉強し、参入してきてほしい

で、割引コードは?

さて、PHPerKaigiの番宣です(二度目)。

PHPerKaigiはPHPのイベントですが、学生から現役までさまざまな人が参加しています。

そう、実際に働いている人や、あるいはその周辺の人とコミュニケーションすることができます。

トーク自体は少々エッジのきいた人が多いですが(すごい人、という意味)、みながそうではないし、そうでない人は疎まれるよりむしろ歓迎されます。

トークをみて、「なにもかもわからん」とおもうでしょう、それでいいんです。「じつぶつのプログラマ」がその場にいる、というのが重要な所なのです。そして遠慮なく会話して話しかけることが出来るのです。(私は運営側なのですが、そういうのを奨励しています)

(まあ、そういうて「遠慮しなくていいのか!」なんて図太い人はめったに居ないが!)

さて、

www.eventbrite.com

上記URLからチケット購入に進みTicketsボタンをおし、モーダル左上の「Enter promo code」に以下を入力するとわずかばかりですが、割引がなされます!

PHPERKAIGI-UZU-100-92LPF

なお、「学生です!」とか「それでも払えない…」という方はぜひ私にTwitterなどでMentionください!。学生や、カンファレンス初心者向けの支援としてもう少し強いクーポンコードもご用意しております!

(ぶっちゃけ、我々は学生さんやそういったジョブチェンジ前に不自由されている方に色々な施策はしたいが、ルートがないのだ…)

まあ、とにかく、プログラミングにかぎらず、いろんな経路で色んな人と出会い、いろんな情報をえて、自分できめて前進するしかないので、頑張っていきましょう。(こういう話は動画でしています)

こちらからは以上です!!

2021

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上の画像に意味はありません、なんか強そうだからはりました。

さて、こういうエントリを普段私は書かないっぽいのだが、なんか書かないとすべて忘れるので書くことにする。

今年は振り返ってみると夏頃までは「コロナだしなあ」といって引きこもりつつ、受託開発や有償OSS活動をし、カートにハマるなど晴運雨読、悠々自適な生活をし、

夏が終わる頃、某現場に入ったあたりから色々スラッシングが始まり、ハチャメチャにLoad Aveが上がり、ダイエットの結果体重が20kg落ちる。という感じだった。

なにか「買ってよかったもの!」とか書けば良いのだろうが、全部をそれでうまくまとまる気分でもないので乱文のママとする。

なお、以下は嘘である。

サポートの重要さを改めて知る

今年は色々なものを買ったり、修理したりなんだりしたのだが、とにかくサポートというものは重要だなと思った。そしてそれを支えるロジがしっかりしている必要もある。

具体的に言ってしまえば「リードタイム半年とかのLenovoは冗談か?仕事で使うならAppleしかねえな」とか、「修理に半年以上かかる椅子に13年保証は必要なのか?」という話なのだが。

uzulla on Twitter: "購入前画面に4週間で出荷(≒9月中旬)ってかいてあり、 メールには10月上旬とかいてあり、 ふと、オーダーステータスをみたら11月末だったときの顔してる。… " (ツイートのスレッド参照のこと)

まあ、Lenovoに限って言えば、「電話をすれば一瞬で修理される」という体験ができたのでよかった。まあ「なにもしないのにこわれたんだが???」という体験とセットなので差し引きゼロなのだが。

最高だなと思ったこと

初めてほぼ完璧にG suiteをつかっている組織に来たのだが(そして、アカウントがもらえた)、meetとカレンダーの連携が凄まじく便利であり、都度zoomのURLを貼り付けてる現場はマジでやめたほうが良いとおもった。

準委任だとこのあたりわりと村八分になりがちなのでいつも「URL、URLはどこですか」とうろついているのだが、本当に意味のない行為である、今すぐ全世界は切り替わってほしい。

色々な組織を渡り歩いている人間にとっては、こういう分断は慣れっこであり諦めている。GitHubのISSUEがなぜうれしいかといえば、GitHubは全部同じアカウントでいけるからである。似た話で、「最終的に最強のアグリゲーターはメール」という話もある。

電子工作

この1年は完全に止めてしまった、いや正しく言えばそうでもないのだが様々ある。 今、机を片付けるのが面倒だから、というのが8割くらいの理由である。

とはいえ興味が消えたわけではなく、また無駄遣いするための貯金をしている最中だと思っている。

興味としては、依然組み込みLinuxであるが、この師匠がほしい。金なら出せる。

カメラ

壊されたり、しれっと壊れてたりで一眼レフやミラーレスが多分全部壊れた。ので、今カメラといえるカメラがゼロになった。カメラは好きだが、スマホしかもってない、そういう生物に今私はなってしまった。

ということで、カメラは一旦全部処分しようと思っている。ただ、レンズは捨てるのが何なのでどこかに売りたい(お金はいらないのだが…)

カメラをやってみたいという人に譲りたいのだが、今日日カメラをやろうと思えば安く一通り手に入るし、「マウント」という呪いをかける必要があるので、EFとマイクロフォーサーズでまだ頑張ってる人に…とかいうとすごく狭くなる。うーん。

まあ、中古で流すと新しく売れないし、素直に捨てるべきだろうか。

PC

余っていたThinkpad X13 AMD Gen1 松は結局欲しいという人間が現れず、「ほしそう」だった若者にむりやり流した、彼に気があればいつか何らかの形で出世払いしてくれるだろう。

あとはMacが数台あるのだが、MB11は記念碑的なモデルであるし緊急用としても良いのでとっておくとして、モントレーにあげられなくなった最後のシザーキーのMBP13 32GBについて悩む。Intel Mac枯渇の時代のために生かしておくべきだろうか。

Surface Goは実家に送った、CPUとメモリがたりないので仕事で使いにくかったのだが、画像ビューワー&ネトフリビューワーというすばらしい活路で活躍しているらしい。頑張ってほしい。

無駄

必要なので、めっちゃいいM1 Macとめっちゃいい Thinkpadを買ったが、絶妙に活用できずにいる、悲しい。いや仕事で重要な位置を占めているのだが、なんやかや一番触るのはIntel Mac mini 松という感じ。

突然だが、「ノートPCを立てる」台の決定版をみつけたのでここにはっておく。180度ひらくThinkpadならこれしかない。ダサいが。

https://amzn.to/31h398q

多くの現場にはびこる「IntelかつOSXという世界にどっぷり」なのは自覚のないハンデなので、皆さん気合いれて直したほうが良いとおもいますがどうでしょうか、どうにもならんか。できれば(Dockerでいくなら)Linuxに寄せてほしいですが、世の中はAArch64にいくらしい、なぜだ、無駄に手間が増えるじゃないか…。

WindowsはJetBrainsがWSL2の中のDockerをつかうようになればほぼ完璧になると思う。JetBrainsがWSLのUbuntuのdockerをつかえず、「Docker desktop for widowsのdocker-compose」を叩いて制御していることを突きつけられた時、俺の心が折れた気がする。なんでや、簡単だからか。

WSLgでPhpStormを動かすテクもがんばってみているのだが、致命的なWindow manager周りのバグがいくつかあり、それが改善されないとにんともかんとも。そこまでしてWindowsを使う必要があるのか?という疑問がついてまわる。

さらにいえば、前述の通り、多くの現場が「MacでしかうごかないDocker」である。あれがAArch64にまわれば、おそらくWinは袋小路になろう。おかしいな、おいついたとおもったら謎のムーブで先回りされているぞ?

エンタメ

とりあえず、通じるだろうと挙げるなら三体とエヴァだろうか。これらについて語る必要はないと思う。そもそも「こういう感じ方をした!」と言語化するより、言語化できない、完全に勘違いをふくめた私だけのエモーショナルを私は大事にしたい。

あと、なろう小説をよんでいる。なろう小説は脳内の負荷が低い。役割としてはTwitterとにたようなもの。Twitterは人を傷つける(?)言葉が飛び交うが、なろう小説は所詮お話である。

さて、音楽だと「俺、ケンイシイしか聴いてねえ」ということを認識する1年だった。大体ケンイシイきいてるとコードが書ける。サブスクの欠点は同じ曲ばかりを推してくることである。砂漠や海のように世界には曲があるはずなのに、なんとなく使っていると渡される曲はせいぜいバケツいっぱいという感じ。レコメンドの限界を感じる。

Spotifyに飽きたのでYoutube Music目当てにYoutube Premiumに移動したのだが、広告がでないのはすばらしいですね。脱法行為で広告を見ないこともできるのは承知してますが、これが本当のYoutubeだよなとなった。

エコーチャンバーがどうとかいいますが、見たいものだけ見ることができるのは重要だとおもいます。 マイクロソフトはアド(MSN、Bing)フリーなWindows(Edge)を出してほしい、金なら払うので。

Google, iCloud サブスク

払わないで生きてきたが、Google はPhotosの都合で、iCloudはバックアップの都合で課金を始めた。 払わないための工夫はバカバカしいので、払うべきである。 なお、Dropboxはすでに払っている。次は(?)Officeになる予定だが、今は買い切りライセンスのおかげで?クラウド版Officeがつかえているので、それが使えなくなったらOfficeを買う予定である。

ただ、Adobe、テメーは駄目だ。Adobe CCのクライアントがちゃんとアンインストールできるようになり、1週間ライセンス出してくれ。

OSSなどへの寄付

最近は稼いでいるのでできるなとおもってやっている。 ただ、こういうの本当に喜ばれているのかよくわからない。

uzulla (uzulla / Junichi Ishida) / Sponsoring · GitHub

PHPの開発支援を目的とする「The PHP Foundation」へ1500USDの寄付を実施いたしました|株式会社トラーナのプレスリリース

(上のは、なんかPR TIMESでトイサブさんで縁があっただけで、書きたい主題としてはThe PHP FoundationというPHPへの投げ銭先ができたことである)

「喜んでるよ!」というのがもっと可視化されるとよいと思うのだが…。 いや、それは投げ銭という最悪のディストピアが現在進行系だな、淡々と寄付したほうが良い気がしてきた。前言撤回する。

イヤフォンとかそういうの

誰も信じてくれないが「非カナル型のノイキャン」というHuaweiのFreeBuds3が一番良い。よすぎて二個買った、ただ、二個目は落とした。

今、これを貼っていたら8000円になってるのでもう一個買うしかないなとなっている。(最近結構値を戻していた)(なお、カナル型のProは駄目、それなら素直にAP Pro買え、これはカナルでなく、安いから良い)

https://amzn.to/31enFX7

のだが、AfterShockzも買った。Opencommを外につけていくのは羞恥心もあるが、どうせ俺なんて誰もみてないので良い。起きてる間ずっとつけてるの話は理解がいった、付けてるわ。

高い金をはらった最高のノイキャンBose NC400は冬だけ使っている。高いわりに結局イヤーパッドの耐久性はなかった。

そいえば、AppleAirPodsも買ったのだが、10回も使わぬウチにどっかになくした。なくしたけど特段使い心地が良いわけではなかったので金ドブだったということで納得した。

食事

「将来が不安」という声と、「カートでチューニングできる所は体重」というところでサラダとウインナー、あるいは豆腐とキムチ、ギョニソと炭酸水&ブラックコーヒーしか食わない、という生活を半年ちょっとしている。

https://amzn.to/3eE1GMA

栄養バランス?別にこれで大丈夫であることは長年の経験上知っている。結果としては糖質制限ダイエットみたいなものである。

結果として20kg下がり、尿酸値以外のパラメタはほぼなおった。

ぶっちゃけると痩せることより「食事」という非常に重要かつ面倒なタスクが一個減って楽というところが強い。何も考えなくて良い。食事は人生の楽しみであるが、背負った十字架でもある。

車、あるいはモータースポーツ

近所にレンタルカートができたので、その時期は本当に完全裁量労働が可能だったのでめっちゃ通った。 私はモーター(エンジン)のついているものが好き。

U-KART CIRCUIT TOKYO AKIRUNO / ユーカートサーキット|東京都あきる野市|レンタルカートサーキット

ただ、真夏は死ぬので耐久レースが終わってからは通っていない。あと、今の現場は平日夕方に抜けられなくて、行くことができない、このあたりはだいぶQoLが下がっている。土日?土日は仕事をしなければならない。

後、友人がUSにいくので、ボクスターを譲ってもらった。無事帰ってきたら買い直して貰おう。まあバチバチのアメ車党になって帰ってきて「ドイツ車なんて軟弱」とか言われる可能性はあるが、そうなったら乗り潰すのみ。まあ今の所左ハンドルMTは楽しいので良いかな。

完全に下駄としてつかっているレガシー(BP)を処分するか悩むが、車検通したばかりだし、本気でボクスターは荷物がのらないのでもうちょっと維持すると思う。

睡眠

睡眠の質を高めるために伝熱のマットと、タイマーを買った。かなりの効果を感じる。朝寒くて起きないし、ちゃんと二度寝をする気になる(部屋が寒すぎて二度寝をする気が起きない)

https://amzn.to/3qHgoIh

キーボード

Libretouchがついにディスコンなので、断腸の思いでRealForceに移った。キーの重さが一番軽いやつにしたので、なんとか耐えられる。それでもLibreTouchのピンクラバーより重い。もっとキーが軽くなってほしい。25gくらいになってくれないものか?

そこらへん、NIZはさらに軽くてよかったのだが、JIS配列がない。私はJISキーボードをUS配列にし、無変換をメタキーとして活用するのだけはゆずれないのだ。あと、エンターが縦長でなければならない。

なお、常用しているのはR2だが、R3も買った、どちらが良いということを考えるほどつかっていない、今MacにつながっているのがR2だからR2をつかっているだけである。

https://amzn.to/3mMh6mi

Codespaces、あるいはクラウド開発環境

VSCodeに魂を売るか?」と真剣に悩むほど時代は進化した。CodeSpacesは本当に便利。

問題はPHP開発においてはPhpStormが最強すぎることである。

ただ、PhpStormも実はProjectorなどというものでそれが実現できていたりする、あまり知られていないし、バグも多いが。

色々と悩んでいるが、とにかくもうじきRemoteの時代が再来するのは間違いないだろう。メモリガン積み松モデルの時代は終わりを迎えるだろう、アーメン。

Povo + Linemo + 楽天

長年auUQという冗長性ゼロの構成だったが、Povoメイン、Linemoをサブ(3Gプラン)とした。

LinemoはSBだが、SBはクセがないのでau独特のVolteがどやこやで端末の縛りが少ないのが嬉しい。 AhamoでなくPovoにしたのは直前がauだったからだけである。ぶっちゃけへんてこ端末使うならDocomoにしたほうが良いと自覚はしている。

楽天VoIP、SMSoIPがすばらしいが、楽天エリア拡大でauの電波がドロップしてからはつかいものにならず寝かしている。まあ0円だし、海外旅行等では使えるからな…という精神である。いまはiPad miniに挿している、意味はない。

主BB Key2+副Huawei P30 Pro+から主Pixel6Pro+副iP13ProMaxへ

BlackBerry Key2は縦型でキーボードがついている中では最速(?)の端末であり、唯一無二であるので断腸の思いではあるが、もはやあの時代のSoCでは近代のアプリが重いのでPixelに切り替えた。

Huawei P30 Proは後三年戦えるはずだったのだが、あからさまにアプデが減った(あるけど)のでやめた。iPhoneにした。

Key2とP30はまだキャラかぶりがなかったが、PixelとiPhoneは完全にキャラかぶりしていて無駄金であるが、P30とPixelよりはiOSである、という理由が付けられるだけマシである。(動作検証機だったiP6は下取りへ)

iP13ProMaxは鈍器すぎる+指認証がない、それ以外は良い。 Pixel6Proは全部がまあまあ良くできているが、顔認証がない(指紋しかない)のが不便。

指か顔かどちらかが無事ならどうにかなるのでよいのではないか。

あ、Pixel(というかAndroid)は認証なしでiDが使えるのは便利だと思う。安全ではないと思うが、実用上最高。

iPad mini

オーガナイザー+カレンダー+タイムトラッカー+デジタルホワイトボードとしてつかっている。コツは電源自動OFFをオフにして、100均のタブスタンドに置いて、キーボードとメイン画面の間に置くことである。画面分割で左にToggle、右にGoogle Calがデフォ。

そしてたまに電子書籍を読んだり、Quick Time経由でテレカンのデジタルホワイトボードにしている(安いApple penもどきをつかっている)指認証世代で十分。

https://amzn.to/3EI4eDG

しかしUSBで接続してないとQuickTimeに繋げないのは不便、どうにかならんか?

テレカン

暇なら10分前に入るようにしている。10分前にはいると早く入ってきた人と雑談できて便利。 テレカンは「終わりの雑談」を皆嫌う、俺も嫌いである。しかしながら雑談が消えると人間のコミュニケーションが薄れていく、「現場によっては」それを回復しないといけないと思う。 そこで「どこに余った一〇分があるか?」とおもえば、テレカン前の一〇分なのである。一〇分前になにかできるか?俺は気になって何もできない、それなら先に入っておけば良いのだ。

フラット化、見える化の進む現代においては「そういうもの」は唾棄すべきという意見も重々承知しているし、その意見には一理も二理もあると私も思うが、私の個人的主観においてはそれもまた唾棄すべきものである。つまりはモノリシック効率化デジタル文化に対するウェットなゆるキャラアウトサイダーパンク行為である。

なお、俺がしばしばカメラから隠れて台所にいくのも同様に反体制的な行為である。みなさんも右に倣えせずに自由に反体制的に生きてほしい。自由だ。

クビになった

10年くらい居た某現場(いや、職場か)を突然クビになった。クビになったという表現をするのは実際雇用契約があったからである。

詳細はともかく「クビになった!」と書けるのは面白いなとおもった。

クビになったおかげで(?)おもりをしている(する責任のある)サーバーがほぼゼロになった。これは(その瞬間は)かなりライフチェンジングであった。

ノートPCを持って歩く責務がない、なんとすばらしいことか。(とはいえ、持ち歩いてるが)

ミニマリスト財布

そうだ、どこにもかけてなかったのでかいておくが、世界で最高の財布はこれです。

https://amzn.to/3Hu8hFJ

カンファレンスやISUCON

どれも「新しい楽しみ方」を模索している最中だと思う、しかしみなもはや「ポストコロナ」を見はじめており、もはや新しい楽しみ方を探る事にあきらめてきている気もする。ロスタイムにどこまで努力すべきなのか?という感じ。

「旧来的な楽しみ方の延長ばかりで新しい楽しみ方というものがなぜ発芽しない」のかといえば、主体的になっているのが旧来的な人間ばかりだからである。新しい形を主体的にやる人間がそういう場でもちこんで場を荒らす(?)のはよくないと遠慮するのが普通である。

なので、おそらく旧来的な人間がいないところでは新しい発芽があるのだと思う、実際噂には聞く。しかしそれらが交わる現場をみた事が無いゆえに私はそれを知り得ていないようだ。

人は気づくことができればどうにかなるが、気付きがないかぎりはなにか変わることは難しい。そしてその気付きは共有されないことが多い、なぜなら共有するとロクなことにならないからだ。うん、知ってる。

「働いてたんですね!」みたいなことを言われる

普段、時空がずれた所で仕事しているので、ちゃんと露出するところで仕事したら「露出した!」となった。おくさん方面が喜んでいる気がする。

PR TIMESにおけるリファクタリングデー | PR TIMES 開発者ブログ

奇特な人間扱いされ、「uzullaさんが職場にいたら笑っちゃうから来ないでください」などといわれることもあるが、現場においてはちゃんと色々仕事をしているのである、どうだきゃっかんてきだらう。

まあ、万事笑顔な現場だけではないがね(笑顔)

コロナ

二年どうにかこうにかやっている世の中をみていると「やればできるんだな!」という感じがする。戦中というのはこういう感じだったのだろうか。 上が押せば道理が引っ込む、世の中がこうだといえば皆がしかたないなあと変革していく、「上」に逆らえないというやつだろうか。

まあなんか皮肉にも聞こえるだろうが、「私にとっては」別に悪いことではないとおもっている。

無論、色々なところに歪みができていてハチャメチャに不幸になっている人も多いと思う。ただただ個人の主観である。

こうなってほしい

今の現場の都合上、現実的にかなりの時間をロックアップされている。 これは今それが必要なのでしかたないのだが、受託の「本当に自由な裁量」のある時間がすこし恋しくある。

前述したが、夕方に毎日カートに行くとか、コロナ直前に2wkくらいアジアを回ったとか、ああいうことが今できない(いや、調整すればできるかもだが)。

note.com

まあでも私の場合は突然色々なことが変わるし、またそういう日もくるだろうと思っている。

年末で、今日は休みにすると決めたのでいろいろ書いてみたけど、今日なにかが変わることはない。明日も。明後日も。

ある日突然何かが変わる、それが節目であって、年末なんぞに私の節目はきめてもらってはこまる。

ということで唐突ですが、よいお年を。

ISUCON11 予選敗退しました!

isucon.net

タイトル通り!今年は予選敗退です!!!去年のようなミラクル(?)は無し!夏が終わった!!!

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最終は63000点でした!最後のプルリクマージしたかったなー!それでバーン!と10万!(希望が現実的すぎる)やりたかったな〜!できなかったが!

ぶっちゃけ、あんまり書く事がないな!と思ってるんですが、やっぱりイベントって感想を書くことが一番の感謝だと思うので、やはりエントリかかないといけないし、エントリ書きます。

導入

まず、CFで一発で起動するので、起動中にマニュアル読めるのがよかった。

そこからも(予選問題が素直なのもありますが)ちゃんと素振りをしていたので、課題を探すこと自体はスムーズでした。

いつもと違って(?)13時くらいまで「どうするか」みたいなのをさぐりつつそこからバーンって実装していったのが「あれ!?これ順調じゃねえ!?」みたな感じでよかったです、すくなくともその瞬間は。

あと、最後まで「もうなにもやることがない…」にならず、「ここだ!!」みたいに見つかっていくのはヒリヒリした楽しさを感じましたね。(最後の5分までコードかいてた、マージできなかったけど!w)

(当時のISSUE、まあ最後は更新されていないが) github.com

力不足!!

「実装しきれなかった」というのは単純に実力不足でしたねー…いやでもそれが解るってのは個人的には成長かなって思うので(この歳でいうセリフか?)「後は頑張ればいいんだな」って感じでよかったです。

なんだかんだ普段からN+1をやっつけていますが、昨今は「無理にN+1やっつけなくていい、読みやすさ重視」という場面も多く、ヌルくなっていました。集計系のSQLをもっともっと素振りしておくべきだったなと反省しております。

チームメイトのonkさんと「これSQLあってるの?」「あってます!(あってない)」みたいな会話を3回くらいはしたので本当に反省です。

(しかし、ベンチマの整合性チェックをどうやってエスパーしていくか、永遠の課題じゃないか??)

使ったツール

若者から聞かれたので一応かいておきます

  • alp
  • pt-query-digest
  • pprof
  • dstat
  • htop

以上です!結局デバッガも使わんかったな(Print debugだけ)

なんだかんだで素振りしていくと、予選くらいの複雑度ならここらへんのツールに収束していく気がします。 (ただ、これらの情報はダイジェストなので、コードを見ての予想の答え合わせみたいな所があり、「答え」はでてきません>聞いてきた人へ)

事前ではSplunkのリアルタイムさ(秒で反映される)に感動し、使おうかなと色々調べていたんですが、Goに色々仕込んだり外したりする手間をかんがえてあきらめてしまいました。とはいえ、サーバーの負荷系を見るためだけに入れるのはよかったのかもしれないな、なんともいえないが。 (ISUCONは負荷が1分で、30分で仕込んで30分で外せないと困る、という異常な世界観なので、Splunkが現実において不便とかそういうことではないです)

くやしい凡ミス

一番やらかした所は、初盤〜中盤あたり、デプロイスクリプトをちょっと改変したとき、IPアドレスを直書きしている箇所でミスってしまい、2番のサーバーにデプロイしているつもりで、ずっと3番にデプロイしている!というひどいやらかしがありました。

どうやってもログがでてこないからおかしいおかしいと散々なやんでjournaldまわりやミドルウェアの調査をしてしまっていた…。

これなかったら最後のプルリクとおせたんちゃうか?もう二度と間違えんぞとなりました。

チームメイトには「ついにおかしくなったか」とおもわれていたらしい、まあ実際スクリプトがおかしくなっていました。

そういえばGoでした

ウチのチームがPHPじゃなくてGoで行くと決めたのは私なんですが、大した理由はなくて、直接聞いてくれればはなしますけど多分聞かれないので端折ります!

実際ISUCONとツール作成くらいにしかつかってないんですが(少なくとも「ウェブアプリ」はGoでつくってない)、積み上げてきた知識が普通に使える所はいいですね、『便利機能なんて無いぞ』というストロングスタイル。

一応書いておくと別にGo企業にはいったとかないです、これからもPHP書きます。 (今回のPHP実装後で見ましたが、すごかったですね)

来年に向けて

単純にコードを書く速度をもっと上げないといけないのと、そろそろSQLは全部勉強しなおさなきゃダメですね。手癖でやっていることを痛感しました。Redis今回つかわなかったんですが、多分Redisもそんな気がします。

つまりは単なる実力不足でしかないので、次回に向けては色々シンプルにやっていけそうだな!という感じです。

イベントとして感動した点

今回の予選運営は素晴らしくて困る所はゼロでした。たまにポータルとDiscordみてれば間違いがないので、不安がゼロです。過去最高のオンボーディングと思います。

当日もCFのおかげでワンタッチで起動でき、終了もボタン一発なのは寂しさが生まれるほどに便利で素晴らしい。素振り環境もこれでやりたすぎるなという気分です(AMIの維持代だれが払うんだ?という話はさておき)

同様に(?)インフラ担当をやってくれたmoznionが、あらゆることを自動化でシュッっとやっていて、本当に時代は自動化だなーーって思います。 いや、自分も自動化してないかといえばそうでもないんですが、N回くらいまでなら手でもいいかと日和ってしまうのを改めないとなという感じですね。

時間をつくればその分コードが書けるし、もっとやっていきたい。

まとめ

やっぱりISUCONはたのしいですね。普段泥臭いことばっかりやってるので(いやISUCONも泥臭いのだが)比較対象がないんですよね。別に絶対的なものさしではないことを前置きしつつも、それでも「わかりやすい」目標にむかって何かするのはたのしい。

運営、スポンサー、参加者、チームメイト、その他諸々の皆様に感謝しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。ありがとうございました!