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ISUCON11 予選敗退しました!

isucon.net

タイトル通り!今年は予選敗退です!!!去年のようなミラクル(?)は無し!夏が終わった!!!

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最終は63000点でした!最後のプルリクマージしたかったなー!それでバーン!と10万!(希望が現実的すぎる)やりたかったな〜!できなかったが!

ぶっちゃけ、あんまり書く事がないな!と思ってるんですが、やっぱりイベントって感想を書くことが一番の感謝だと思うので、やはりエントリかかないといけないし、エントリ書きます。

導入

まず、CFで一発で起動するので、起動中にマニュアル読めるのがよかった。

そこからも(予選問題が素直なのもありますが)ちゃんと素振りをしていたので、課題を探すこと自体はスムーズでした。

いつもと違って(?)13時くらいまで「どうするか」みたいなのをさぐりつつそこからバーンって実装していったのが「あれ!?これ順調じゃねえ!?」みたな感じでよかったです、すくなくともその瞬間は。

あと、最後まで「もうなにもやることがない…」にならず、「ここだ!!」みたいに見つかっていくのはヒリヒリした楽しさを感じましたね。(最後の5分までコードかいてた、マージできなかったけど!w)

(当時のISSUE、まあ最後は更新されていないが) github.com

力不足!!

「実装しきれなかった」というのは単純に実力不足でしたねー…いやでもそれが解るってのは個人的には成長かなって思うので(この歳でいうセリフか?)「後は頑張ればいいんだな」って感じでよかったです。

なんだかんだ普段からN+1をやっつけていますが、昨今は「無理にN+1やっつけなくていい、読みやすさ重視」という場面も多く、ヌルくなっていました。集計系のSQLをもっともっと素振りしておくべきだったなと反省しております。

チームメイトのonkさんと「これSQLあってるの?」「あってます!(あってない)」みたいな会話を3回くらいはしたので本当に反省です。

(しかし、ベンチマの整合性チェックをどうやってエスパーしていくか、永遠の課題じゃないか??)

使ったツール

若者から聞かれたので一応かいておきます

  • alp
  • pt-query-digest
  • pprof
  • dstat
  • htop

以上です!結局デバッガも使わんかったな(Print debugだけ)

なんだかんだで素振りしていくと、予選くらいの複雑度ならここらへんのツールに収束していく気がします。 (ただ、これらの情報はダイジェストなので、コードを見ての予想の答え合わせみたいな所があり、「答え」はでてきません>聞いてきた人へ)

事前ではSplunkのリアルタイムさ(秒で反映される)に感動し、使おうかなと色々調べていたんですが、Goに色々仕込んだり外したりする手間をかんがえてあきらめてしまいました。とはいえ、サーバーの負荷系を見るためだけに入れるのはよかったのかもしれないな、なんともいえないが。 (ISUCONは負荷が1分で、30分で仕込んで30分で外せないと困る、という異常な世界観なので、Splunkが現実において不便とかそういうことではないです)

くやしい凡ミス

一番やらかした所は、初盤〜中盤あたり、デプロイスクリプトをちょっと改変したとき、IPアドレスを直書きしている箇所でミスってしまい、2番のサーバーにデプロイしているつもりで、ずっと3番にデプロイしている!というひどいやらかしがありました。

どうやってもログがでてこないからおかしいおかしいと散々なやんでjournaldまわりやミドルウェアの調査をしてしまっていた…。

これなかったら最後のプルリクとおせたんちゃうか?もう二度と間違えんぞとなりました。

チームメイトには「ついにおかしくなったか」とおもわれていたらしい、まあ実際スクリプトがおかしくなっていました。

そういえばGoでした

ウチのチームがPHPじゃなくてGoで行くと決めたのは私なんですが、大した理由はなくて、直接聞いてくれればはなしますけど多分聞かれないので端折ります!

実際ISUCONとツール作成くらいにしかつかってないんですが(少なくとも「ウェブアプリ」はGoでつくってない)、積み上げてきた知識が普通に使える所はいいですね、『便利機能なんて無いぞ』というストロングスタイル。

一応書いておくと別にGo企業にはいったとかないです、これからもPHP書きます。 (今回のPHP実装後で見ましたが、すごかったですね)

来年に向けて

単純にコードを書く速度をもっと上げないといけないのと、そろそろSQLは全部勉強しなおさなきゃダメですね。手癖でやっていることを痛感しました。Redis今回つかわなかったんですが、多分Redisもそんな気がします。

つまりは単なる実力不足でしかないので、次回に向けては色々シンプルにやっていけそうだな!という感じです。

イベントとして感動した点

今回の予選運営は素晴らしくて困る所はゼロでした。たまにポータルとDiscordみてれば間違いがないので、不安がゼロです。過去最高のオンボーディングと思います。

当日もCFのおかげでワンタッチで起動でき、終了もボタン一発なのは寂しさが生まれるほどに便利で素晴らしい。素振り環境もこれでやりたすぎるなという気分です(AMIの維持代だれが払うんだ?という話はさておき)

同様に(?)インフラ担当をやってくれたmoznionが、あらゆることを自動化でシュッっとやっていて、本当に時代は自動化だなーーって思います。 いや、自分も自動化してないかといえばそうでもないんですが、N回くらいまでなら手でもいいかと日和ってしまうのを改めないとなという感じですね。

時間をつくればその分コードが書けるし、もっとやっていきたい。

まとめ

やっぱりISUCONはたのしいですね。普段泥臭いことばっかりやってるので(いやISUCONも泥臭いのだが)比較対象がないんですよね。別に絶対的なものさしではないことを前置きしつつも、それでも「わかりやすい」目標にむかって何かするのはたのしい。

運営、スポンサー、参加者、チームメイト、その他諸々の皆様に感謝しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。ありがとうございました!

PHPerKaigi 2021 に参加しました!

PHPerKaigiもおわり、確定せずにいたが、大体確定したuzullaです、こんにちはこんにちは。

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このレポートはいちスタッフの主観によってかかれており、スタッフの相違や「イベント」の見解を述べるものではありません。

別に剣呑なことかくわけじゃないんですが、まれに、感想で「このイベントはこうなんだ」という話になると明後日の方向に話がいくのでかいてみました。

今回はトークを応募せず、ただただスタッフとして参加の予定でした。参加者的な参加でもなかったので、これはイベントレポートというか、私の個人的な日記ということでさっぴいてご覧ください。

なお、所々の写真は特に文脈を勘案しておりません。

三行で

  • コロナ時代のカンファレンススタッフは一周回って楽だな!(体的に)
  • コロナ時代のカンファレンスってむずいな!(オフラインを思い返しながら)
  • たのしかったな!もっと人と話したかったけど!

前日譚

どこまで話を戻すべきなのかなとおもいますが、去年のPHPerKaigiはリアルイベントでした。様々な空気感のあるギリギリの時代でしたね。あのわずか数日後、完全に日本も緊急モードだと定義され、あらゆるイベントが停止されたのは非常に記憶に強く残っています。

その時は「来年までにはおさまってるかねえ」などと話していたのですが、現状は見ての通りで、勿論開催にむけて色々進め始めたころには「オンライン一択」という感じでした。

主催の長谷川さんがその後オンラインイベントを別で開催していたので、レガシーイベントスタッフ人間としては、「ほえーすごいなあ、次世代だなァ。今年俺はスタッフやらんでもいいんちゃうかな?」みたいに思っていたのを思い出します。

色々と時間を飛ばしますが、トーク応募がはじまった頃は大分疲弊していて(今も少々疲弊しているんですがそれはさておき)、毎回トークをだしていた私が応募もせずにCFPが閉じられた瞬間を眺めていたのを覚えています。

さて、それはさておき、それの前からイベントの実務的なものが粛々と進んでいきます。長谷川さんとコアの皆さんは(いや私もコアなんですが)すでに他のイベント経験を活かし、粛々と進行表にある作業をすすめていました。私はいまいちやる気がもりあがらない状態ですが、なんかやるならやろうとそろそろとスタッフSlackを見始めたのを覚えています。

なにかノベルティでもやろうかなとおもったのですが、そこは他の方がやれるということで、さてついに手詰まりになりました。(もっとヘビーなタスクもあったですが、それをやれるほどには気力がついてこなかった)

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スタッフとして起動

そうこうして、開催が近づくにつれ、宣伝が課題となりました。宣伝をギリギリにやってしまうのは悪癖だといえるのですが、締切のあるタスク(や日常)と締切のないタスクだとどうしても前者が優先されるのは道理です。斧を研ぐのは後回しになるものです。

主催はさまざまな事に積極的ですので、Twitter広告なども打ってみていました。Twitter広告は面白くて、どのような人にみせるかという設定で「この人のフォロワーに打つ」という設定があります。で、だれにうつといいかね、みたいな雑談があったと記憶しています。あの人が有名だ、あの人もいいんじゃないか、様々な尺度で想像したり、実際にビッグ…ではないな、スモールデータ解析をして「面白いな〜」などとおもって色々考えたり、コメントしたりしていました。

そんな中、具体的にはなにがどうなってだったかちょっとおぼえてないんですが、「新しい人にも来てもらいたいよね、せっかくいつもと違うオンラインだし」などという話があったようななかったような、その流れから、私は前からちょっと思っていたこととして「そもそも我々が知っている人に打ったとしても、効果は薄いのではないか?」という話をしました。

この辺りの話は前のエントリに書きましたのでこまごまかきませんが、まあ新しい人達にリーチする必要があろうとなり、結果「初心者って、いま、駆け出しエンジニアってよばれているよね?」などとなり、あのプレイベントが実施されたりしました。これは(主観として)結構大変でしたね。結果としては意義があったとおもいます。

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動画チェック

あとは、今回オンラインで事前収録によるトークでした。皆さんがドンドンとトークをおくってくる、それを全部「目で」みる必要があります。切れてるとか、音がおかしいとか、画像がおかしいとかは自動チェックできないですからね。

で、この作業メチャクチャ大変なんですよ。他のリアルイベントでもYoutube公開されると大抵全部チェックする作業があるんですが、まあ本当に時間をつかうので、敬遠されがちなスタッフ業務です。 ただ、私はフリーランスなので、運良くこのタイミングで時間がありました、もうイッキ見です。結果として私はほとんどのトークを事前に見ることになりました、1〜2日で。これはテスト放送のネタに役立ったのですが、単純に目耳が疲れた。

そのような感じで、まあ色々やったので、スタッフとしてそこそこ色々やったな!という自己認識に至れました、よかった。

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ノベルティ着弾

さて、タイミング前後しますが、そうこうしているうちにノベルティが家にとどきました。皆さんのお家にもとどいたかと思います。Tシャツをみると脳が戦いを求め始めますがそれはさておき、やはりカレーに全部もってカレーたな〜〜というくだらないことを書く位カレーが話題にのぼりましたね。いや他のスポンサー様もありがとうございます、たとえばマスクはつかいましたし、ペーパーナイフは活用してます。

しっかし、ノベルティが「事前に」家に届くという体験はじめてです。結果としていえば、これすっごい楽なので、あらゆるイベントこれにならねえかな?まで思います。Tシャツとパンフは当日もってかないといけないけど、他は家においておいてもいいわけですしね…?カレーとか現地で絶対食えないし…。

イベントだ!

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で、まあ、あっという間に当日です。私は現場からは遠かったので、まえのりです。超!ひさびさに都心にきましたねー…。

ちなみに、今回スタッフはリモートOKでした。緊急事態宣言こそ明けているものの、大分どうしようかなーとおもったのを覚えています。なんせホテルは前々日にとりました。

というか、テスト放送以外は自宅からやろうかなっておもってたくらいなんですよね、私。まあ結果としては全部の日付参加しましたが。なんだかんだで人が動くときに「あっこの人コアスタッフだ!指示にしたがおう!」というアイコンとして自分はわかりやすいのだろうなと認識しています。

あれ、何の話でしたっけ、まあとにかく当日です。

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朝9時、オンライン・オフラインの会場を提供いただいたニコニコ動画の運営ドワンゴ様のセミナー室に集合しました。

さて設営だ!!いやその前に原状復帰のための写真だ!!などといってるうちに、普段のイベント設営の1/3くらいの手間で作業が完了します。クッソ重い什器の移動とかもなく、椅子と机を同じ部屋でうごかして、グリーンバックが設置され、主催やrelaさんの整備した放送設備がセットアップされていきます。

正直私することがありません。ということでテスト放送のスライド見直しなどをしておりました。

いい加減あきたころには15時くらいになり、もう本当にやることがなくなって「もう放送していいんじゃねえの?」「いや、システム的にできない、枠があるから」などとワイワイやっているうちに16時です。

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テスト放送中

ここからはまあ、当日見ていただいた通り(あるいはテスト放送も公開されるんですかね?まあとにかく)トークを行いました。

話がいきなり開催前にとびますが、「uzullaさんが登壇しないのはどうなんだ?」という(それもどうなんだ?)と言う話が主催から出ました。別に私が登壇しなきゃいけないということはないとおもいますが、行間を読むとわかる通り「賑やかし」が少ないなと言われれば理解できます。なにせ全部録画なので「オンタイムの空気による盛り上がり」もなにもない。

こういう時「ひな壇芸人」として力になるのは嫌ではないし、役立てるのは僥倖です、やりましょう、ということで爆誕したのが「テスト放送」という枠です。

突然1hの枠がわりあてられ、現場(イベントのHQとしての現場はありました)でなんかやる。これだけきまったので私はなにかやることを考えました。

今回テスト放送ということで、真面目なトークをやらないことにしていました。本気のトークやったらテストでもなんでもないし、「テストってきいたら真面目な話だった」というのはあまりよろしくない(ようなきがする)。まちがってウケたら「ちゃんと告知しなよ!」ということにもなりかねませんからね。

というところで当日に話を戻しますが、あえて作り込まない資料、結果として普段より作り込めない「ネタ」でとびこみました。

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ま、かといって面白くしないわけではない、話題としては面白いはずだと思って本人やっております。「明日役立たない情報」をバーンといきましたね。そこらへんは見ていただいた人の感想がそれぞれあるとおもうので、掘り下げはしませんが。

前半は「謎のニュースソースの話」後半は「全部(ではないが)のトークを見た俺の俺によるネタバレなしのオススメ!」ということをやりました。後半のほうが人がくるのではないかということで、前半が本当に投げネタです。そして最後、ちょっと余った時間で「Packagistガチャ」をしましたね。

まあ、「テスト放送@uzulla」というのを見て、「わかってる人しか時間どおりにはこないやろ」とふんでおり、前代未聞のゆるさでやってみました。ブルーバック(ブルーではない)で画面に飛び込めるのは楽しかったですね、キャッキャッ!!

たとえば初手、特殊なグリーンバックに透過するマスクをぶん投げるというネタをやりましたね、あれもうちょっと後でやる予定だったのだが、「グリーンバックで抜ける養生テープ」というやつの根性がたりず、マスクがいつ事故崩壊するかわからんかったので初手で強化装甲パージしました。やはり小道具はもっと時間をかけてつくりこまなければならない。

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実は緑の服も持っていっていたんですけど、「上手く抜けない」という理由でボツった。これまた「これくらいの色の服ならぬける」というのが事前にしらべきらなかった甘さですね、段取り9割、私は今回段取りがすくなかったことを素直に認める次第です。

f:id:uzulla:20210404015158p:plain あと、ノートPCをかかえてやるわけにもいかないので、愛用しているエレコムのワイヤレスキーボードをクリッカー(ページ送りリモコン)としてもっていった、これはなんとなく小道具にもなったのでよかった。全身うつしながらトークとか普通やらないので、でかいキーボードを持ってるのはダイナミックさにつながったのではないか。

(まあ、そんな完全なる自己満足の段取りは皆さんにわかる必要はないのだが…)

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しっかし、ニコ生でコメントを拾いつつスピード感あるトークをするのはマジむずかしいですね。当たり前だが、ニコニコはコメントが流れます、それはたのしい、しかしそれを拾うのは大変。入力する人もタイピングしなければならない。

ということで、私の「変なローディング画面みたいなムーブ」につながっていきます。どう見えるのかさっぱりわからなかったので、ポーズはあの場できめた苦心の作戦です。画面で人間がへんな動きをしているのはたのしいはずなので。俺をクリックして「お前の消し方」を検索するのはやめろ。

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あと、遅延はありますねー、いやすごくあるわけではないんですが。 持論なんですが「ネタ」をふると、敏感な人から0.3〜0.5秒くらいで笑いというものはおきます。そこから1〜3秒継続します。これは声にかぎらないというか、みなさんの顔をみればウケたかわかります。

逆にいえば、リアルの登壇では「0.3秒で『笑い』がなければ、滑ったと判断」して、笑いへ追い込むか、流すかできます。しかし、笑いがくるかどうかわからずに1〜2秒待つのはメチャクチャに難しい、マジで。 まあー決めポーズでとまっていてもいいのだが、今後の課題である。(課題とは???)

本編のトークは事前収録であったので、「サブコメンタリーというスタイル」が今回あったが、放送であればそれでうまいこと救っていけるのかなとおもいました、いつかは俺もやるんだろうか事前収録。

でも、0.3秒で拾えないとか真顔で文句言うのは俺だけでしょうし、一瞬後には画面のむこうからなんらか反応がくるので、概ねちゃんと皆さんの「顔」を見てできたかなと思っています、実際それは面白かったですねー。

最速で出番完了、そして…

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で、テスト放送が終わりました、つまり俺の初日がおわりまして、俺の仕事は終わりだ!!!!

…とおもってたんだけど、ここで「アンカンファレンス」のブッコミが来ました。スタッフにも隠しダマ、One more thingをやってくる長谷川主催おそるべし。

ちらっと説明しておくと、イベントサイトのタイムテーブルから登録すると、イベント参加者がはいれるzoom部屋ができる、そこで登壇(?)ができる、勿論双方向で会話もできる。自由にトークして!というものです。勿論タイムテーブルにも掲載される公式な「トラック」ということになります。説明終わり。

「お題がないと会話開始できなくない?」というのが長谷川さんの論で、「DiscordみんなMuteやんけ」って単純に思っていただけの私からすれば、それメチャクチャ面白いな!!流石長谷川さんやんけ!!とおもったので、全力でサポートしていくことにしました。

ただ、突然追加された機能なので当然俺も使い方わからないし、ぶっつけ本番なのでうごくのかどうかもちょっと不安。つまり「(この機能を使った)アンカンファレンスとは?みんなで考えよう!」というところからやらないといけなかった。

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なので、どうせだから懇親会仕立ての「アンカンファレンスについてのアンカンファレンス」をつくり、トラックを作るというのはハードルがたかそうだなとおもって勢いで「オジサンテックトーク」などという最悪の枠をボムってハードルをさげまくってみた。

(私はパブリックエネミー…ということはないが、「野良の自由人」、つまりは見えているマトであることは期待されている…とおもっているので、こういうムーブしても丸焼けは俺一人で済むだろう…まあ、もうそろそろそういうズルはゆるされない時代になりつつあるが…)

なんやかや、たきつけたりお願いしたり、感化されたりでその後アンカンファレンスが(いくらかは私のおかげであってほしいが)ちゃんとうまっていき、2トラックのイベントが実質3トラックのイベントになったのはとてもよかったと思う。

一つ言えるのは、夜の懇親会兼用のアンカンファレンスで、コードをリアルタイムに編集する画面共有をみながら、結果皆で犬の写真を見まくるイベント等が発生したのは本当に大層笑った。ああ、これは「俺の求めていた」カンファレンスだなあ〜と思った。

最終日

で、いきなり最終日に飛ぶ。

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…というか運営としてやることがなかったのだ。そして俺は(前述の通り)トークを全部みちゃっていたので、アンカンファレンスにいりびたっていたのだ。

(あ、そういう意味では、77webさんの、アンカンファレンスでSymfony/Pantherの話はめっちゃよかった。っていうかおもしっろーってなった。)

普段、「地回り」と称してウロウロしたりするのが私の仕事だったりするのだ。なんなんだそれはといわれれば、落ちてるゴミをひろったり、困ってる「スタッフ」を助けたり、迷い込んできた親子を案内したり(本当にあります)、落とし物をとどけたり。

ドンドンと発生するインシデントを解決するというタスクがあるのだ。かっこよく言えば遊撃とかいうのだが、つまりは「自律的な判断のできる雑用」である。

たとえば会場の人との折衝は大変な仕事である。私はいつも会場に対してものすごく、ものすごく、周りにはパラノイアと言われるほどに神経を使っているのだが、(次回、いや、他人のイベントが「この会場」を将来借りるときに変な先入観をもたれないか、そういう意味で後を濁すことができないと考えている)

ぶっちゃけ今回は実質スタッフに会場のドワンゴの方がいたのでコミュニケーションコストゼロ。異常に楽、もう毎回これでいいんじゃねえかな?いやだめだみんなオフラインやりたいっていってるし。いや本当にドワンゴ様には大変にお世話になりました、ありがとうございました。

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あとはスタッフしかいないから、迷い込む人幼稚園児もいないし、落とし物の調査もない。落とし物は軽く考えられがちだが、あれもちゃんとするなら扱いが非常に大変なのである…。警備員の人と仲良くなっておくなどが必要などある…まあこれはどうでもいいな、終わり。

とにかく、オンラインカンファレンスになった結果、重い物や汚れものを移動したりしなくていいし。「特技は大量のゴミを大勢のスタッフと軽トラの業者と協力し、速やかに処分することです!」とかいう人間はやることがなくなったのだ。

勿論、その代わりにイベント運営的には動画配信という大変な作業が発生しており、それのコアをやっていたrelaさんが大変そうだった…いや正しく言えば、例年大変そうなのだが…今年は相対的に大変そうだった。

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個人的には(主催を除けば)relaさんがMVPだとおもう。動画担当は、参加者全員に本当の意味で価値をとどけていたわけでハンパねえです。俺にはまだできないことだ、尊敬する。 その次はAsk the speakerをまわしていたスタッフのみなさん、あれもなんだかんだ話回すの大変だよね、おつです!!!

…というような現場であったので、あっさり撤収完了し、PHPerKaigiはスムーズに閉幕。なんかしらんけど知らない内に22:45からアンカンファレンス会場で蛍の光をうたわないといけないらしかったし、無限打ち上げみたいなものもなかったので、身体が楽!といいつつ帰宅したのであった。(なお、無事歌いました)

ありがとうみんな!!

さて、余談。

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唐突だが、プレイベント経由の駆け出し〜の人や初心者の人には「難しすぎる!」というコメントがあった。 アンカンファレンスで初心者向けのイベントもいくつかでてきたのだが、なかなかそれも難しいか。

とはいえ、「わからないことが多い」のは別にだれもがそこからなので、嘆く必要はないし、「それだけが」カンファレンスの楽しみではないのである。

っていうか、俺もだいたいわからんし、「へーすげー!」という感じです。なので、皆、安心してわからんをやってほしかったのだが、「わからんでいいんだよ」ということのシェアがたりてなかったかもしれない、これは反省すべき点かもしれない。

勿論、純然たる初心者コンテンツがすくないのも問題だといえるかもしれない…?どうかな?ただ、これは「初心者がいないのではないか」というトーク応募者の「想定」の問題でもあるのだ。

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ご存知かわからないが、トークは公募制であり、カンファレンス側がどうこうできない(例外はある)。よって、公募されたトークから採択されることになる。つまり無いトークは選べない。

何が言いたいかと言えば、「初心者がいます!」となれば、いきおい初心者向けの応募もふえるだろう(勿論主催が採択する時にも意識はいくだろう)、そういうことなのである。

多分、来年以降「初心者だけど参加します!!」みたいなツイートを、CFP(トーク公募)あたりの時期にすると、「なるほど、初心者向けトークをやるか」みたいになるし、「XXXがわからん!トークききたい!」とかツイートすると皆がそれをみて「よっしゃやるか!」となるのである。

まあ本当になかったら俺がやるよ!

(今「絶対だな!?」って声がどっかからきこえてきた気がする、怖い)

でもまあ、コミュニティ、コミュニケーションとはそういうものなのである。我々もがんばるので、初心者の皆様もぜひ「そういった形の参加」をしてみてほしい。今年はギリギリだったからね、アンカンファレンスくらいにしかなかった事実は受け止めていきたい。え?そもそもそういうのめんどい?いや、やってみると結構楽しいよ!ほんとほんと!

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次。「私の考える所の」コミュニケーションもっとできればよかったなとも思う。いや、できている雰囲気はあるし、コミュニケーションできた!という意見もみたので、それはそれで大変に幸いなのだが、「『私が』知り合いに挨拶できなかったな〜」っておもってた。これはまあ、私が下手なんだとおもってるが、オフラインより大変。

いやね、雑談部屋にいったら、きっと皆話してるかなっておもったんだけど、Muteが多い。いくら空気を読まないキャラの私も、あそこで延々独演はしたくない。おい、みんなマイクonでいいんだぞと!!などと勝手におもいつつ(なんなら言いつつ)。

ここらへんは勝手な願望だし、いつか解決されていく(していくんだ!)事だと思っている。そもそも、チャットでいいじゃんという意見もあるしね、それはそう。

ここらへんはDXだとおもっている。みんなが「オフラインからトランスフォーメーションできるか?」そういうことである。

DXは同じ様式(フォーマット)を「デジタルで疑似する」のはおそらく悪手なのだとおもう、DXってそういうもんだってきいた。「対面で音声会話」を模擬してもしかたないということである。

いやどうかな?まあとにかくDXしていくんだ。最近流行ってるし。スタッフ業的にはオンラインカンファレンスはすごく楽だし、DXされる可能性は結構あるんじゃないかとおもっている。

たとえばさ、リアルイベントだと絶対できないけど、オンラインイベントで、アンカンファレンス機能があるなら、ぶっちゃけ前後一週間くらいやってもいいってことじゃん?そういうのが様式の変化かなって。

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ただ、それは(トランスフォームといいつつも)オフラインカンファレンスを潰したり取って代わるのではなく、追加できる形になるんじゃないかなと…。色々なことをかんがえてはいる。まあ、単なる一人のスタッフの妄想だが。

ま、今回オンラインだった結果、初参加の人が「来場」については気後れはしなかったのかなとおもう。 あとは「交流」できおくれしないようになればいいな。あたらしいソーシャルグラフ形成(ネットワーキング)ってどうやってやればいいのかなあ?既存ソーシャルグラフの強化になってしまうのか?それは嫌だなー。まあアイディアマンがまた考えてくれるだろう。俺もかんがえたい、みんなも考えてほしい。

コロナが終わるまでにその答えがでるかはなんともいえないが、この特別な状況下で強制されたのを良い方向で受け止めてみたいと個人的には思った。

以上です

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まあなんか色々かいたけど、いつもならここから推敲するんだけど、推敲するのが大変なので、このままで失礼いたします。

主催の最後の言葉を借りるなら「また来年お会いしましょう」なんだけど、

できれば、それ以前にどっかでお会いしましょうね。ツイッターとかphpusers-ja Slackとか、はてブとか、まあ色々あるって。

やっていきましょう。

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(業務連絡:めっちゃチェックしましたが、きづいたら教えてください)

PHPerKaigiは来週末!!&先日の駆け出しエンジニアの方向けイベント、アンケート結果大共有!!

先日、PHPerKaigiのプレイベントとして駆け出しエンジニアなどの方向けのイベントを実施しました。

phperkaigi.connpass.com

当日の録画がこちらです、当日ご参加いただけなかった方もご覧いただけます。

www.youtube.com

開催中のチャットやTwitterにおいても手応えを感じるほど好評でしたが、あらためてアンケート結果などを共有します、これによりさらなる発展に繋げられればと思います。

その前に、大事なこと。

PHPerKaigi 2021。来週末にせまりましたがまだチケットは販売中です!

phperkaigi.jp

(主観で)三行でまとめ

  • 参加者100〜130名程度の内、30〜40人程度が非現役エンジニア(リアルタイムアンケより)
  • (イベント後のアンケート(1/4程度が回答)結果だけを見て)、全員が「とてもよかった」・「よかった」、95%以上が「期待に応えた」、「他の人にも紹介したい」7割「内容次第」3割
  • 「駆け出しエンジニアを忌避している感じが無くよかった」「オンラインだと心理的障壁が低くてよかった」「現役の一例を知れてよかった」などの感想

私の感想

私はこのイベントの前に色々と書いたのですが、

uzulla.hateblo.jp

当初の目論見であった

  • 知り合い以外にもリーチできるかな…? => ちゃんと一定数リーチできた
  • 安心して参加してみてほしいな… => 敷居が低く感じて頂き、ウェルカム感は伝わった
  • こういった内容は喜ばれるか? => 需要はあった、喜ばれた

という所は、アンケートや反応をみるかぎり達成できたかなと思います。よかった…。

ということで

これからの人へ、コミュニティからなんらか渡せる価値はあるのだなとおもいました。

勿論、「これが全体の大多数だ」「正しい(?)成功例だ」などと拡大解釈するつもりはないのですが、想像上でなく、対象が確実にいて具体的に感想をいただけた事は重要と考えています。

今回、PHPerKaigiというベースの上で告知し、こういったイベントをしましたが、別にPHPerKaigiだからという事はなかったと思います。 一部からは「別に初の試みではない」ということは重ねて指摘いただいています、ありがとうございます。 こういった取り組みがやはり必要なのだなと実感できましたし、全体が改善していくことを願ってやみません。

さて、イベント後アンケートをいただきました。あまり見かけない情報ですので(これも知らないだけだと言われればそうかもしれませんが)、公開する事も重要かなと思い、一部をシェアさせていただきます

アンケートより抜粋

※ 簡略化しております

このイベントの前にPHPerKaigiをしっていましたか?

  • 知っていた : 70%
  • しらなかった : 30%

年齢属性

  • 20〜30歳 : 約50%
  • 30〜40歳 : 約30%
  • 40歳〜 : 約20%

プログラミング歴

  • 〜1年 : 20%
  • 1〜2年 : 15%
  • 2年〜5年 : 23%
  • 5年〜 : 42%

実務経験

  • 未経験 : 20%
  • 〜2年 : 27%
  • 2年〜 : 53%

流入経路

※ 主なもののみ

  • 主催などのTwitter :40%
  • 友人のTwitter :21%
  • connpass(チケットサイト)のサイトやメルマガ :30%
  • 友人の紹介:15%

こういったイベントが今後あるとしたらどんな話が聞けると良いか?

内容が重複する所もありますので、分解・再編しております。こういったトピックが求められているのだ、と、参考になれば幸いです。

  • 未経験ゆえの不安・疑問

  • IT系のエンジニアとは、どういうものなのか?
  • 未経験はどう始めるべきか?
  • 未経験はいつまでならはじめられるのか?
  • 何を作るべきかわからない、どうやって見つけるべきか?
  • どこまでできれば「やっていける」のか?
  • どうすれば就職できるのか?
  • 現役からみて、駆け出しはどう見えるのか?
  • 経験談

  • 現役の方が駆け出しだった頃どうだったか
  • 受託開発等について、実体験
  • エンジニアのやりがいやモチベーションについて
  • リレーションシップ・コミュニティ系

  • コミュニティへどうやって参加すべきか
  • エンジニアのつながりの作り方
  • 新規参入者に対するコミュニティのあり方はどうあるべきか
  • キャリアパスや、人生設計等

  • 現役エンジニアのキャリア・将来設計はどうなっているのか
  • あくまで職業としてのエンジニアはやっていけるか
  • 健康や、学習方法などの自己管理方法

お礼

一般的に「アンケート」というものは面倒で避けられがちですが、その回答をもって相手はみなさんを「認識・把握」しようと努力しています。

アンケートをしないとあなたの像はつたわりませんし、ノイズ的なアンケートをすると、相手方は誤った「皆さんの像」をとらえてしまいます。

つまり、アンケートはみなさんにとって「相手に正しい認識をさせる」ために重要です。ぜひアンケートには回答することをおすすめします。

最後になりましたが、そんな面倒なアンケートに色々とご回答いただきました皆様、本当にありがとうございました。活かしていきたいと思います。

ぜひまたお会いしましょう!

再度の告知

PHPerKaigi 2021。来週末にせまりましたがまだチケットは販売中です!!!!

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