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旅ログ、香港 電気街・食事編

まいど、uzullaです。

先日香港に行ったときに電気街をぷらぷらしましたので、その日記です。

特にオチはないです。写真はだいたいがP30 proで雑にとったやつです。

移動

見ての通り、HKExpressです。LCCの早朝便(朝6:30くらいの便)ってことでかなり羽田でねばりました。

だれもいない…という写真にみえますけど、まあ多くの人が椅子で寝たりしてました。私はといえば平日だったのでなんだかんだまだまだ仕事をしておりました。やることないのでかなりはかどった。

次回は絶対に普通の便にします。

HKExpressの乗り心地?まあ、乗った瞬間に寝たのでよくわからんですね!よく寝ました!!LCCだから糞面倒かなとおもいましたけど、アプリでオンラインチェックインできたんでむずかしいことはまったくなかったです(帰りには、ちょっと問題がありましたけど)

昼に到着する飛行機できたのは初めてだったので、着陸前に見える景色は良かったです。

香港到着

シュッと入国

同行者と合流し、9年前に手に入れたオクトパスがつかえるか確認…残高はいってる!やった!

とおもったんですけど、チャージしようとしたらできませんでしたw

invalid!!!ヒッ捕まる!!!

(素直に近くに行った服務中心(カスタマサービスセンター)にいって、invalidやねんって写真をみせたらアンロックしてくれました)

あとはエアポートエキスプレスにのって町中へ移動です。

今回は同行者がトランクケースだったので、結構あるかないといけない北側の駅での乗り換えをせず、一回香港までいって乗り換えて中心地のモンコックにむかいましたね。

旺角

香港は9年ぶりですが相変わらず暑い。しかしかわらずいい感じの街だと思います、トランクケースの人にはきびしいと思うけど(階段が多い)。

昔よりエスニックな匂いが減った気がしますね。

昼飯 ロンドンレストラン

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ここ、看板が出ているのはいいんだけど、はいってすぐにエレベーターがあり、何階が店なのかさっぱりわからない。

微妙にこまっていると、ロビーにいたおばちゃんが適当におしえてくれたので入れた。よかった。

いろいろたべよう!ということで結構頼んだ結果、量が多すぎた。

我々が点心だけではらがふくれるわけがない、チャーハンもたのもう、焼きそばもたのもう、などといったのが敗因です。

まあ、有名なだけあって美味しいですね!

名物のワゴン販売はなかったけど(時間が悪いのか、それとも窓側の席だったからなのか)

ホテルへ

旺角の近くの結構いいホテルにとまりました。

テキトーにチェックインし、適当に景色を楽しむ。

このホテルも進化していて、糞暑い香港でカードキーぬくと空調が止まるのが最悪というところが改善されていました。最高。

部屋には謎の携帯があり、旅行者が自由につかっていいやつっぽいです。

つけてみたらいきなりタイ語の設定になってて厳しさを感じましたが、私も素人ではないのでさっと英語にきりかえてテザリングができることを確認。

このサービス、ガジェット好き的には結構いいっすね、まあ普通にChina TelecomのSIMもってたんでつかわないですけど、旅館の部屋においてあるパズルみたいな意味です。

先達市場

早速ですが、先達市場に行きます。

Mongkokにある携帯電話屋ががっつり入っているビルです。

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ここは新品、中古(二手)の携帯と周辺アクセサリ、修理屋が大量にあります。9年くらい前に来たときに大変楽しかったので、また来てみました。

昔Galaxy S1を買いましたねえ…。当たり前なんですけど、普通にかえて感動した記憶があります。

昔は本当によくわからん山寨携帯(適当な基盤をつかった、適当な携帯)が山程あったのですが、まあ売れないんでしょうね…いまは全部スマホタブレットになってしまった。

そういうよくわからないものも見に来た人間としては大変に寂しい。本気で携帯を買うなら(まあそれが当たり前なんですけど!)いいんでしょうけど、観光ついでにいくスポットとしてはかなり面白みが減ってしまいました…。

ケース、液晶保護フィルムは大量にあるのですが、まああんまり面白いものはないかな〜という感じ。

前は一番上にゲーム機屋があったとおもうんですけど、それも消滅してました。寂しい。

余談として、ここの買い方なんですけど、ここの悪い(?)所としては値札が基本的にないところです。

「これええな、いくらくらいかな」って思うと必ず会話が発生します。大体の人は簡単な英語が通じるんでいいんですけど…まあ値札がついた店になれてると面倒ですねw

あと、「探してる機種がないな〜」っておもったら「○○ない?」ってきいちゃうと良いとおもいます、案外出てきますし、別の店を紹介してくれることもあります。

で、そこから電卓叩いて値段交渉です。まあ僕は値切るぞ!という人間じゃないんで電卓の値段みてなるほど〜でジャッジします。

あとは、買うときにたいてい動作確認させてくれると思います、しないと初期不良で大変です。SIMを用意しましょう(あるいは、SIMを抜いてさしてみましょう)。

あと、普通にカードが使えることが多いです。こう言うと人によっては怖い!とか言われるんですけど、あぶなっかしいことはないと思います(主観)。

もう一つ、カードで買うにせよ、現金で買うにせよ、日本円からの両替レートを考えたほうが良いです。日本円で5〜10%くらいの差だと、結構逆ザヤになっちゃうこともあるんで…。

どこで買うか?というのあるとおもいますが、個人的にはお姉ちゃんが一人でやってる店がサバサバしてていいと思います。お兄ちゃんがやってる店はかなり変に食い下がられることがある(主観です)。

ということで、個人的にはそんなに頑張っていく所ではなくなっちゃいましたね。

本気で買う気があって、実際に手にとってみたい!というときには良いのでしょうけど、まあ今は通販で普通にかえちゃいますからねー。たくさん買う人は旅費を考えると安くなるでしょうけど、目当ての1台を買うなら通販でいいんじゃないか的な意味では普通になってしまった、グローバル化〜。

面白いものをみたいなら、シャムスイポーの黄金電脳商場とその近所の電気街にいったほうがよさそうです。

その他Mongkok周辺の店

有名な所だと旺角電脳中心がありますが、今回は行かず。

駅周辺には家電量販店?や、リテールショップがたくさんあります。

特にシャオミとかOppoとかそういうのリテールショップがいいですね、値札もあるし、店員は親切だし、展示機に触り放題だし、値札が書いてある。個人的にはNokiaの多眼も展示があったので初めて見れてよかった、カメラがでっぱらない携帯を久々に見た気がする。

携帯にかぎらず、ゲーミングPCとか、有名メーカーのノートPCとか、オーディオとかカメラとかもあるのがいいですね、ちょっとしたガジェットショップ(ケーブル、バッテリー、変換コネクタとか)を気軽に売っている店もあります。

あと、クソデカ空気清浄機とかよかった、絶対に日本だとうれなさそう。

このあたりには日本人もよく知っている飯屋も多いので(まあ、マックとか、KFCとか、ピザとか)現地ローカルフード店が微妙な人にもよい。

女人街

あと、一応特筆しておくのはいわゆるなんでもアリの屋台市場の通りです。超有名です。

女人街は前来たときはスマホ向けガジェットはすくなくて、服とか謎の手帳とか、財布とか、おもちゃとかばかりだったんですが、

最近は携帯向けのケース&アクセサリやドローンとかモバイルバッテリーとかが売られています。完全に著作権ブラックなゲーム機とか、有名ゲームのアクセサリみたいなのもあります。

とにかく値札がなくて、何を買おうとしてもねぎらないといけないんですけど、買うたびに「これもっと値切れたんじゃないのか?」ってどこか負けた気分になりますので、値引きにこだわらないほうが平和です。

しょせん観光地の土産物屋なので、素直に払いましょう。

また、どこの店も割と明るい店員が多いので、実際に手にとって見ていらんな!と思ってもいらんわ!といって帰るのに罪悪感がないのは良い屋台だと思います。

(ガジェット系は、深水埗でも売られてることが多いです、楽しいですけどここで無理に買わなくてもよいかとおもいます)

ところで、私は「テスラのモバイルバッテリー」と、「ロータスグッズ」がないかさがしまわったのですが、どちらもなかった、なんでだ。

ということでホテルに戻り休む

香港の夜景をみながら一泊。

黄金電脳商場

モンコックから数駅の深水埗(シャムスイポー)は

  • PC系の製品がたくさん売られている黄金電脳商場
  • 工具、パーツ、部品、携帯が店でも屋台でも大量に売られている鴨寮街

があり、まずは黄金電脳商場です。

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まあ、なんだろうな、でかめのビル、地下一階、地上二階?の中にアキバっぽい店が詰まっている感じです。

まあ見ての通りです。

最低Windowsとは…?

当然謎の日本語はあります、日本では見ない。

aweiだ!

こっちだとかなりみるので、有名なブランドなんでしょう。

正直、私もすごくよくみたことがあるような気がしないでもありません。

昼食は、近所の適当なローカル飯屋です

チャーハンと、焼き餃子。

日本とほぼかわらんですが、これ系はどこいっても安定の味なのでよいですね。

さて、しかしながら黄金電脳商場もあやしいよくわからんものは少なかったです。

ここにいたるまで、ほぼものを買っていない。

なんか、日本のドンキ…電気系に限定した…みたいな店がめちゃめちゃ、本当にめちゃめちゃ繁盛していて入った。私も長いUSB-Cto USB-Cケーブルなどを買った。

深水埗電子特売城、名前からしてすごい。めちゃめちゃ混んでた。

写真はないのだが、店内では電子虫取り(ラケット形状で、電撃でハエとか殺すやつ)をバチバチ言わせているおばちゃんが一段高いところにすわっており「これは威嚇されているのか?泥棒したらつかまえられておばちゃんに電撃ショックなのか?」などと怯えたりした。

まあでも…、なんというか面白みがない。

しかし私はこの知覚に女人街の電気街版みたいな鴨寮街があるのを知っているのです!

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ということでうろつく…

うろつく…

あれ?…

みつからんぞ?

ワ~竹細工すごいなー(あれ…マジでみつからない…(汗

散々あるいたあとで、大きな道路の反対側であることがわかった。

すいません…(同行者の方)

気を取り直して、到着したぞ!!!

説明するのも何なので省略しますが、とにかくいろいろある。最高。秋月みたいな店も数件あります。

無線機とか、照明とか、ケーブルとか、工具とか、監視カメラとか、ああいうのが大量にある。20年くらい前の秋葉原の駅周辺をおもいだしてくれれば、まああんな感じです。

(ただ、抵抗とかチップとかはどこかのビルの中にあるらしく、私は見たことがない)

深の都

これ順番前後するんですが、深水埗にある謎の建物にもいった。名前がかっこいいのではいってみると、中野ブロードウェイみたいなめちゃめちゃ小さい店が大量にはいった不思議なビルでした。

なんか、いわゆる日本の成人向けゲームが大量に扱われている店まであったんですが、ちゃんと営業していてビジュアル系みたいなお兄さんが店番していたので冷やかしでみることかなわず。

まあとにかくガジェットとか、置物屋、謎のネイル屋とかにまぎれて、日本製のオタクっぽいものがいろいろあった、知らんかった。

という感じでいろいろ回った

唐突ですが、終わりです。

3日滞在し、その後深センに移動したのであった。

香港でセキュリティ系カンファレンスvxconに参加してきた

こんばんは、uzullaです。香港でセキュリティ系カンファレンスのvxconに参加してきました。

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www.vxcon.hk

(といってもそれが目的ではなく、ちょうどその時に香港にいて、同行者がそのカンファレンスでIoT(?)機器のハックを行うのでそのワークショップのお手伝いという感じですが)

会場は The waveというコワーキングスペース?でした。コワーキングスペースといいながら、100人ははいりそうな会場があってステキ

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掃除機ハック

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秘密結社オープンフォースの河野さんが掃除機をハックして掃除機をハックするワークショップをされるということで、それのサポート業です。

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結構な人に囲まれましたが、割と皆さんシャイ(?)なので挑戦されるかたは多くはなかったですね。

掃除機ハックは、掃除機に搭載されたSTM32のマイコンをハックし、そこから出力される信号を制御してモーターを動かしたりとかそんなかんじです。

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CTF

vxconはセキュリティ系のカンファレンスなので、CTFが開催されていました。

特に参加する予定はなかったんですが、言語がPHPということで挑戦です。

いやーむずかしい、会場で知り合った出題者やセキュリティスペシャリストの人と話してて「簡単だよ〜ヒントもあげるよ〜」とかいわれたんですけど、いやいやこれ難しいわ…。くやしい…。

普段CTFをやらないので勘所がわからない。

PHPのコードは理解できるので、なんらかをインジェクションするポイントはわかるのですが、これはCTFであってPHPパズルではないので、そこから実際の攻撃データを生成する方法がわからない。 ここからどうやってシェルを実行するのか…?PHPはわかるが、PHPより下のレイヤーの知識がたりないし、普段から脆弱性のリアル攻撃情報を勉強していないので、使えるテクがすくなすぎました。

まあいろいろ悩んで、一番簡単な問題を三番目(?)に通過、という体たらく。これでPHPerといえるのだろうか。

一番目に通過すると賞金だったらしいので、悔しさがあります!

トーク

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ワークショップのアシスタントや、CTFをやっていたのであんまりきけなかったのですが、IoTやサイバーウォー、CPUの話などはとても面白そうでした。

CTFあきらめて素直にトーク聞いていればよかっただろうかw

交流

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まあ当然(?)中国語と英語しかない現地だったんですが、縁あって香港外からの遠征参加者や、スピーカーの幾人かと懇親会や前夜祭で話して知り合いになれました。今後どこかであったり、彼の国に行ったりしてみたいですね。

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ただ、残念ながら普通の参加者とは交流するタイミングなく、お話できませんでしたね。

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しかし若い男性が多いですね、なんとなく参加者の雰囲気も日本のカンファレンスっぽい。

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また参加して、今度はトークをちゃんと聞いてみたりしたいですね、

こちらからは以上です。

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Huawei P30 Pro のカメラ感想 (香港、深セン)

こんにちは、uzullaです。

先日香港と中国深センにいってきまして、その時の旅スマホHuawei P30 Proでした。

カメラで話題のこのスマホですが、良いところも悪いところもあり、そのあたりを感想を書きたいと思います。

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スマホとして(簡単に)

スマホとしては非常に普通のスマホだなという感想なのですが、正しくは、iPhoneっぽいスマホだな、という感想です。

もちろんAndroidなんですが、Huaweiのカスタマイズによりホーム画面がかなりiPhoneによせてあり、違和感なく使い始めることができました。いいのか悪いのかはわからんですが。 Huaweiの便利(?)機能は全然つかってないのでよくわからない、というか邪魔感はある。(謎のAIカメラショッピング機能とか…)

バックボタンは相変わらず便利なのですが、アプリスイッチはiPhoneのスワイプのほうがよいですね、まあこれもAnrdoidの次のバージョンではiPhone同様になると噂では聞いていますが。

顔認証は(センサーが単純なので)安全性に少々不安があるそうですが、認識自体は案外高速です。 指紋も画面の下にセンサーのあるやつで、こちらも私がつかっているかぎり反応も速い印象で、不満はありません。

特筆すべきはバッテリーの持ちでしょうか、私の過去のチョイス(Galaxy S7 edgeとか)が悪いのか、Androidはまったく電池がもたないものだとおもってましたが、普通にiPhone Xか、それ以上に持ちます。(私の感覚としては)やっとつかえるくらいのバッテリーの持ちになったんだなあ…となりました。充電も十分に早くて嬉しい。

画面のラウンドは本当に気に食わないんですが、まあGalaxyS7 edgeよりましかな…、これ誰得なんですかね。 あと、筐体はでかいので、私にはリングが必須です。

まあ普通に使える大きめのスマホという感じ。iPhoneになれていると特別な高級感を感じるわけでもないですが、無難に、へんな引っ掛かりもなく使えるのできっとこれがハイエンドなのでしょう。

さて、ここからはカメラだけの話です

良い点

  • たしかに暗所はすごく強い、夜景モードつかうと時代が変わる。
  • 27mmモードのマクロは結構便利、iPhoneより寄れる
  • ズームズームと言われるが、実際には3つの単焦点で、これらの「間」はデジタルである。光学ズームは存在しない
    • 16mm f2.2
    • 27mm f1.6
    • 135mm f3.4

とにかくこのカメラ…ではない、スマホはは単焦点カメラが3つのったスマホだとおもうとよいのではないかと思います。

135mmは唯一無二

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135mmは普段の生活や屋内ではちょっと長くて使いづらいですね、iPhoneで多用するx2くらい。普通に50〜70mmくらいもあるとよかったのではないか…?と思ったりします。 1〜2mくらいまでしか寄れないので、モノやご飯を歪みなく撮る用途には使いづらいです、おしい。

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しかし、出てくる絵としては135mmは強いですね、スマホで撮れない絵が取れる。 135くらいだと相手の視線をきにしないでぐっと引き寄せられるわけですが、スマホではかなわなかったところです。旅先だと建物や路地、エアポートおじさん業が捗ります。

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単焦点だし、豊富な計算資源でいい感じにされるので、条件が良ければ高級コンデジを凌ぐ絵がでてきて気持ちいい

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ペリスコープ型で f3.4はなんぼのもんじゃと思っていましたが、すごくがんばってるとおもいます。

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ペリスコープって昔からコンデジに多くあって、どれも画質はいまいちだったんですが、これはかなり良いという感想です。多分ズームじゃなくて単焦点だからでしょうね。様々な補正がきいて、暗い所でも結構つかえるのもの気に入りました。

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ただ、間にガラスが入る(たとえは車窓から外)シーンなどでフォーカスがやたら迷うことなどがありました、もちろん暗いとフォーカスがあたらない。うーん、まあ望遠ですからね、そんなもんでしょうが。

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あ、ツイッターとかで話題の135mm以上のデジタルズームですか?まあ使わないですね。(いやまあ、すごいんですけどね!)

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キワモノの16mm

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16mmはなかなかの広角です。しかたないが歪みがやばい、本当に盛大に歪む。人に向ければ怪物になるし電柱はまっすぐたたない(結構直線にはなるが)。まあ人の顔をあまり四隅に持っていかないようにすれば良いですよね、皆さんならできる。

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それよりも、人には引けない時(物理的に)があるわけで、そんな特に本当に便利。

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もちろん本当に面白い写真もとれます。

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実際かなりがんばってできているように思う、16mmに切り替えると周辺減光があきらかに見られ、それをソフトで補正している様子がみえたりします。

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まあ結構よい、これとHDRを組み合わせるとそれっぽい絵になる。 iPhoneならむりやりパノラマでごまかすようなことをしなくてすむのも最高。当然乾杯撮影にも最適。

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暗所に強い27mm f1.6

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これが標準のx1に相当するカメラです。画角はiPhoneとほぼ同じです。

先に紹介した2つとくらべれば、出てくる画像にすごいところはないのですが、暗所での性能はなかなかのものです、とにかくブレない。

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夜に歩きながら撮影とかめちゃくちゃなことも結構できます。

スマホのカメラって外で撮影するより暗所で撮影する機会が多いとおもうんですが(俺だけ?)これは十分に期待に答えています。

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ただ、色がちょっとおかしいですね、ファームアップでちょっと改善されたのですが、赤い。RYYBという低照度に効果的であるという謎のカラーフィルターの都合かもしれませんが。逆に135は青いので難しい…。

一応インカメ

インカメもよくできてます。もう一声広いと便利だなと思いますが、暗い室内でも全然問題ないですね。

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単焦点が3つはいっているということ

描写がよい!みたいなことはみればわかるのでよいとして、弊害も書いておきます。

やはりそれぞれの焦点距離の間がデジタルズームになるところでしょうか。135mmのちょい下が特にしんどい、85mmとかいれられなかったのか。(まあ入れられないよね)

詳しくない人だと、27mmか80mmか、最大ズームの1350mmみたいなめちゃくちゃな使い方をしそうですが、それだと真価発揮しづらそうだなとか思いました。

そんで、3つのカメラは素子こそおなじ(らしい)ものの、フィルターとかはどうやら別っぽくて、それぞれのカメラで相当に色味が変わります。 特に低照度がひどくて、黄色い画面がいきなり青くなったりしてなんぞとなります。これが本当に曲者で、「スマホカメラとしての完成度」の低さを感じます。なにも考えないで使うのにはマイナスです。

まあ、カメラオタク的には能動的に切り替えるでしょうから問題はありませんが。 後処理して色くらいかえればよいし、「こういうフィルターだ」とおもえば…(?)

話かわって、「カメラ特有の絵」ってやっぱり重要で、パッととって「あんまりみない(iPhoneとかではとれない)絵になった!」ってのは嬉しさがありますよね、

P30 proはそれが撮りやすいです、すこし工夫するだけで、何をとってもハッとする写真になります。

ただ、行き過ぎるとなにを撮ってもP30で撮った絵になっちゃうし、つかっていて実際そういう感じがあります。P20発売後に夜景が大量製造されてたけど、ああなります。(P30でも夜景はもちろん最高です)

それでも工夫すれば全然違うものがとれるし、カメラ好きはそういうのをやっていく必要があるので、楽しみだとおもうようにしています。

ところでiPhoneはあんまりそういう感じがなくてすごいなって思いますね、もう完全に我々が「飼いならされている」のでしょうが、偉大なるスタンダードという感じがします。

特筆すべき夜景モード

P20のころからこれは夜景番長で、とにかく様々な夜景が撮影されるのをみてきましたが、P30ももちろんそうです。

f:id:uzulla:20190428220058j:plain 夜景とかいてはありますが、別に夜景で使う必要はあんまりなくて、手持ちができるHDRといってよいですね。

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これ、画像合成でつくってると思うんですが、被写体がうごいててもわりとお化けができないんですよね…?どうなってるんだ…。

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そして様々な欠点

残念ながら、欠点は大量にあります。重箱だといわれそうなものも多いですが、私が実際困っていることだけ書いてみます。

まず最初の問題は、カメラを即時起動する方法がいまいち統一されていないことでしょう、スナップ撮影し辛いです。 ロック中ならVol Dn連打でどうこうとかあるんですが、ロックしてないこともあるので…。 どこかのハードウェアキーで、どのような状態でもカメラ起動とかできなかったものか。カメラスマホなんだよねこれ??もうちょっとこう…。 (そのためにジェスチャアプリを昔つかっていたのだけれど(All-in-one-gesture)ストアから消えていて悲しみ)

次に、ズームがめちゃくちゃ使いづらいUIなのが残念です。説明がむずかしいんですが、ズームの操作は3つあるのですが、どれもこれも微妙。

ピンチイン・アウトだと27〜70mm位しかゆったりえらべない。ズームをするにはかなりがんばってピンチインする必要がある。

ピンチイン・ピンチアウトでなく、画面の左右端あたりを上下にスライドする方法もあるのだけれど、今度は100mm以下が敏感すぎる。(ここでもう一点ひどいのが、画面端をタップしてフォーカスしたあとEVを変えようとして上下スライドするとズームに誤爆する。絵作りしたあと、最後にEV変更しようとしてズーム変更されるとかなりしんどい)

あとはiPhone同様に拡大率をタップして選ぶ方法、これはまあ無難だし一番つかう、しかし片手ではかなり操作し辛い(筐体がでかいので)。

あとは「オレは135mmがつかいたいんだ!!」って時にも、暗いとか近すぎるとかでアプリが27を選択する場合があります、これが本当に邪魔ですね、レンズ選択をさせてくれ。 iPhoneだとそういうアプリがあるけど、さすがに各機種でバラバラなAndroidではそういうのなさそう。

視差が結構激しいのも良いとはいえない。1〜2mくらいのワーキングディスタンスで135に切り替わると見失いがち、まあこれはなれてきましたが、ズーム時にジャンプ感が出るのはやはりよくない…。

シーン選択がAIまかせなのもしんどい。内部的にはいろいろあるらしいモード選択が自由にできず、AIにまかせっきりしかないので、突然ポートレイトになったり、突然フードになったり、マクロにならなかったりする。なんなんだ、手動でえらばせてくれ!!

そして残念ながら結構絵づくりがきびしい、いやすごい良い写真なんだけど…。うーん…となることがある。 褒めておいてなにいってんのって思われるかもしれないが、まずは色がおかしい、赤い、転びまくる。話題のRYYBセンサの都合?かもしれないが(RYYBは27mmだけらしいが…?)。WBを設定できるProモードをつかえばいいかとおもったけど、これまたUIが微妙。

そしてJpegはエッジがたちまくる、塗り絵になる、コントラストが強すぎて逆光の顔がみえなくなる。うーん、これはスマホでみるかぎりはキレイなんだが…。 写真は製図ではないのだから、もうちょっとパラメタで選べなかったものか。いやまあこれもこのカメラの味だとおもえば許せるが。 (建物など、人工物はとてもいい感じで出てくる。人を撮ると微妙…。) こういうのはいまは亡き(あるわい)SigmaのDPをおもいだしますね。

はっきりいってカメラとしてピーキーすぎて、これを「最高!」というのはスペック番長と言わざるをえない。 色鮮やかにインスタ映える飯や、人をとるカメラとしては微妙。

最後に、個人的に最悪なのはシャッターのレリーズタイムラグがバラバラなことだ。iPhoneは比較的狙った時にシャッターがおちるので、あれになれているとこいつは余裕で撮ったはずのものがとれてなかったりする。

昔つかっていたAndroidスマホでもこういうのはあったので、Androidの持病かなとおもっている。

まあなんだろね、iPhoneCanonなら、こっちはSIGMAみたいな…(異論しかなさそう)。

いろいろ書いてしまったが、カメラオタクはこういうよくわからない縛りプレイが好きなはずであるのでつかっていくとよい。

余談

個人的なポイントはVol down連打でスナップがとれること。これはなんの予備動作もなく撮影できるので、全く狙えない。色がめちゃめちゃ転んだり、へんなところにフォーカスがあたったり、正直ひどいが面白い写真がとれることがある。

やはりこれが「ロック中」しかうごかないのが不便、どうせならいつでもうごいてくれればいいのにね?あとシャッターラグがほんとひどいのもやはりどうにかなってくれ

総評

いろいろ悪いところを書いたが、ついに旅にコンデジを持っていくか悩まなくて済むようになった。

135mmあればエアポートおじさん業もはかどるし、趣有るストリートを圧縮して撮影することも可能だし、ちょっと近づいて撮るのに遠慮ある道端も取りやすい。

そして16mmならほぼあらゆるものが普通に全部入りきる。これまた旅行先の建造物や、狭いところでの集合写真取るのに最高

大体の問題はソフトウェアで解決できるので、解決してほしい(…まあそうやって解決したカメラを私は知らないがw)。

ただ、繰り返しになるのだがiPhoneのほうがカメラとしては優れている。シャッターラグや使いやすい焦点距離、色のまともさなどはまだまだまだiPhoneだと思う。

P30 Proはカメラをねらって買うより、135mmや16mmの薄型コンデジを買える!とおもって買ったほうが良いのではないか。

ああ、このカメラが搭載されたiPhoneが発売されることを祈ってやまない。

あと、Oppo のRenoにも期待しています。

こちらからは以上です。

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