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uzullaがブログ

uzullaがブログです。

Builderscon Prep meetup #1にいってきました

eventdots.jp

いってきました。というか、食品サプライ係でした。

ビアを見ている #builderscon

発表されたこと

当日の@lestrrat氏のスライドがコチラです。

docs.google.com

といってもこのスライドをみても解りづらいとおもうので、

builderscon.io medium.com

こちらなども見た方がよいでしょう。

読みましたか?

DISCLAIMER

以下は「私」の視点からの感想なので、lestrrat氏が目指している方向とずれている可能性がありますし、正しさとか、利害とかそういうのは各々判断ください。っていうかまちがってたら教えてください。すぐなおします。

ちなみに、私はYAPC::Asia Tokyoという祭りが好きで、ここ数年は運営側の人間として参加しており、その流れでlestrrat氏と親しくなり、Buildersconの話も比較的早めに聞きました。

現状は、lestrrat氏が何かおもしろそうなことをやりそうだから、特等席で見るために手伝ってみている、というステータスです。

Builderscon前夜

まあ、今も前夜なのだけれど、一応背景の話。

yapcasia.org

YAPC::Asia Tokyo、単純にYAPC(ヤプシー)とも呼ばれる(主に)ウェブエンジニア向けのカンファレンスは毎年開催され、どんどんと規模が大きくなり、多くのエンジニアが期待し、楽しんできました。その10回続いたYAPC::Asiaで、半分くらいの回数で主催をやったのが、Builderscon発起人のlestrrat氏です。

ここ数年のlestrrat氏は「YAPC::Asia の主催から退きたい」と明確にしており、そして去年のYAPC::Asia Tokyo 2015は「告知時点」で、「来年はやらない、今年で(自分が開催するのは)最後」と明言していました。なので、みんなが知っているYAPC::Asia Tokyoは2016年には開催されないわけですね、悲しい話しです。(lestrrat氏に「アンコール」を言ったけど、まあムリだった)

ここでちょっと説明すると、YAPC::Asiaはだれかの所有物ではなく、だれでも開催できる。なのでlestrrat氏が「終わらせた」というわけではない。今にいたるまで「次のYAPC::Asia」の開催が具体的な話になっていないだけです。

やるやらない、やろうやりたくないみたいな噂は聞きましたが(私自身、自分で八王子でやるか〜という野望はいまだにある)、公表された予定は無いので、やはり今年はないと思います。残念。

待ち望まれるなにか

YAPCは楽しかった、なので再来を期待する人は多い。lestrrat氏とかどうでもいいからYAPCやってくれ頼む、という人は多い(実際、2014はlestrrat氏が主催ではなかったが、ちゃんとたのしいYAPCだった)。

しかし期待だけでは開催されないのがカンファレンスである。なぜなら儲かるものでもないからだ。

繰り返しになるが、YAPCが2016開催されないのは誰かが開催しないからであり、だれかにやるなといわれたりなにかしら明確に理由があるわけではない。なので、ノリで誰かがYAPCをやればいいのだ。

…が、まあYAPCという看板に、手間の割に魅力がないのか、あるいは面倒だからか、色や手垢がついているからか、もはやPerlとか…なのか、あるいは全部なのかもしれないが、主催が現れるほどにはなっていない。

YAPCはいかんせん大きくなりすぎたので、あの看板を立てる(期待を背負う)のには相当な覚悟が必要な気がするので、安易にブチあげられるとはおもえず、もしかして水面下でなにかがうごいていて、皆がしらないだけかもしれない。

大きなカンファレンスははっきりいって大変である。主な理由は大きいからである。小さいカンファレンスなら簡単である。近年では200人くらいの勉強会やカンファレンスなら珍しくない。

さておき、やるな!と言っている人はおらず、やってくれ!という人は多く、しかし主催は出てこない。なので待ち望まれるだけで開催されていないのが現在である。

ここまで前提知識

ということで前提知識は以上である、Buildersconの話に戻る。

ここまでのながれで、Builderscon 単に「次のYAPC::Asia」に見えるかもしれないが、そういうわけではない。

まず、Buildersconとは何なのかが結構ややこしい。

・カンファレンス開催を支援する「何か」 ・あるカンファレンス

この二つの取り組みを総称してBuildersconと言うらしい。

YAPCというものが世界で開催されているのはご存じだろうか。EU、Asia、NA、Russiaなど様々な地域で「YAPC」という冠がのったカンファレンスが開催されている。つまりYAPCはあるカンファレンスの固有名称ではない。「YAPC::Asia Tokyo」*1とまで書くと、固有のカンファレンス名になる。

つまり、カンファレンスとしてのBuildersconが開催されれば、「Builderscon Tokyo 2016」とか「Builderscon Asia version 0.1.0」みたいな名前になるだろう、たとえばだが。

カンファレンスとしてのBuilderscon

皆さんが知りたい情報はここだろう、単刀直入にいうと、lestrrat氏曰く、2016の冬に最初のBuildersconを開催する予定だそうだ。Woooo!!

まったく事は細かくきまっていないけれど、皆さんが期待する「(lestrrat氏が主催する)YAPCっぽい(?)カンファレンス」は予想よりも早く戻ってきそうだぞ。Yay!

そして皆さんに残念なお知らせがある、BuildersconはYAPC::Asia Tokyoほどの規模(2000人)にはならない予定だ、Booo。

はい、現在の所のカンファレンス主催のlestrrat氏の意向は以上です。これでほとんどの方が知りたい情報はお伝えしました。是非拡散してください。

カンファレンスではないBuilderscon

カンファレンスでないBuildersconはカンファレンス開催をサポートする「何か」である。たとえば以下のようなものが私には想像できる。

  • ノウハウ
  • システム
  • ビジュアル的なアセット
  • 知恵
  • 勇気

よくわからないって?俺も細かい事はわかりません。知りたい人は次回のmeetup(あるそうです)かなにかに来て、lestrratさんと話そう

なにが揃うのかはよく解らないけれど、まあ兎に角カンファレンス開催をサポートする何かである。仮に、あなたがカンファレンスを開催するとしよう。そんなとき、Buildersconがあなたの役にたつかもしれない、そういうことである。

lestrrat氏自身、なにが必要なのかは手探りのようだし、走り出しては居るが、最終的に何を提供するかはfixしていない感じだ。今は「ご意見募集」と言っている。

一つだけ言えるのは今度開催される「カンファレンスとしてのBuilderscon」は、この「カンファレンスをサポートするBuilderscon」のテストケースを兼ねるのだ。

ここまでがBuildersconの事実(?)である。

#builderscon

lestrrat氏の野望

これは外からみていての勝手な想像なのだが、

「自分でやらなくても、YAPCみたいなカンファレンスが開催されてほしい」

というのが氏の目標なのだと思う。

これをどういう風に受け止めるかは人それぞれな気がするが、氏においては「高品質のカンファレンスがポンポン開催されないのは、なにか構造的な不足があり、それは直せるのでは」という事のようだ。 (これは何か特定のカンファレンスを批判しているわけではなく、エールを送っている的な意味で)

また、国内は「特定のプログラミング言語が主体になっているカンファレンス」が多く、それは氏は「制限」だとかんがえている。また、それ以外の「言語が主体とならないカンファレンス」も、テイスト的に氏が求めているものとは違う、ということ、だと、私は、感じている。

ではどういうものが氏が求めているカンファレンスかといえば…、まあYAPCのようなものであり…、とにかくPerlに限定しないYAPCみたいなのがもっとひらかれるべきだ、ということらしい。

このあたり、どういう所をもってYAPCっぽいのか(あるいは、他の言語をかかげていないカンファレンスと違うのか)は、不用意に説明したくはない。 (ミスると、lestrrat氏にあらぬなにかがかかるかもしれない)

私が一つだけ言えるのは、私もYAPC::Asia Tokyoが一番好きなカンファレンスであり、他のカンファレンスとは違う所を感じている。 (だからこそ、BuildersconがYAPCイズム(?)を大事にしたいという話しを聞いて、現状協力している)

そういった「YAPCの特色の言語化」はBuildersconが策定されていくにつれ、明らかになるかもしれない。(これは別にもったいぶるわけではなく、私にはまだ見えていないということである)

うさんくささw

さて、ここまで書いてきたが、ひらたくいってですね、「カンファレンスとしてのBuilderscon」に賛同する人は多いと思うが、「カンファレンスではない、カンファレンスをサポートする何かとしてのBuilderscon」について「すごい!いますぐ使いたい!賛同するぞ!」と思う人は多分少なくて、「なんかうさんくさい」と思う人が多いと思う。

今回のmeetupでも、カンファレンスが開催されるのは最高!と思っていても、そのほかの部分については多くの人はよくわからんというか、半信半疑というか、乗っかるべきものなのかよくわからん、という顔をしているようでした。

そもそも、buildersconのサポートなどなくとも現実としてカンファレンスはひらけるのである、Buildersconナンボのもんじゃ、俺は俺で好きにやらせてもらうぞ!というのはもっともなのである。

私自身、「これを理解して、なおかつ乗っかる人がどんだけでるの?」というのが今の所の正直な感想だ。

しかし、繰り返しになるがカンファレンスは大変

ただ、それらとはまったく関係なく、カンファレンス開催するのってすっごい大変問題は現実としてある。

(私は)楽しいけど、マジで大変ですよ。1年以上なんやかんや用意して、金勘定して、会場おさえて、システムつくって、宣伝して、海外ゲスト呼ぶならそれらとやりとりして、やっと開催できるんですよ。 (って、私は横で見てるだけの項目多いですけど)

それらの労力や不安が、何らかの方法で軽減できるのであれば、そして浮いた「人の人生」が、もっと他の価値にも使えるのであれば、人類の勝利という風に思うのである。

そのメリットをデカいとみるか、いやいや手弁当でやったほうがぬくもりがあるぞ!と思うかはそれぞれですね。 私も手作りのあたたかさというやつが嫌いではないので、こういうのにのっかってセミオーダー的なカンファレンスでなく、泥臭く自分で開催するスタイルも応援します。

ただ、皆さんご存じの通り、フレームワークとかライブラリをつかうと完全に自分の思い通りにいかないことはあるでしょう、それらの将来性を疑う事もある。それらを嫌って全部自分で作るのも良いとおもいます。それはそれで良いし、どちらが正解とかはないと思う。

兎に角、「ライブラリを用意し、良いカンファレンスを開催するにあたり、だれかの(自分の)人生の犠牲を最小限にする」というのが目標なのかな、とおもいました。 使えるものなら使う、というのは普通に選択肢になりうるのではないでしょうか。

オープンになる予定

最後に、これが私は重要だと思うんですけど、(最初からこんな事を書くのもなにですが)Buildersconをライブラリとして見たとき、それは勿論オープンになり、自由なライセンスで提供され、Buildersconに完全に賛同しなくとも、OSSのように流用したり、参考にできるようにするそうです。(ただし、一部のシステムや、ビジュアルアセットなどはのぞかれるのではないかと思う)

私はこれを聞いて、「なるほど、それなら現状どういう風にころがるかはわからんとしても、成果は人類の役に立ちそうだな」とおもいました。

ということで、カンファレンスを将来開く皆さん(?)、今後に注目しましょう。そしてもし興味があれば、是非Lestrrat氏とお話してみると良いのではないでしょうか。

また、カンファレンスとしてのBuilderscon、繰り返しになりますが、今年の冬ですよ、さっそくトークの内容を考えても良いのではないでしょうか。

こちらからは以上です。

追記 20160222 22:41

medium.com

lestrratさんがエントリをかいていました。

*1:と、書くとTokyoでは一つだけしか開催できないみたいだが、そういうわけでもない